【10年来の友達と散歩したら好きなタイプを考えさせられた】上野散歩日記。2/4
1月。レン障くん(レンタル障害者)と散歩して少し世界が開けたというか開き直れたというか見習うべきとこあるな〜と思っててんけろ、そんなレン障くん関連のTweetしてたら友達からイイねが来たので躁みを発揮。
このライン、「今日」となってる前の書き込みが1年前。
10年程前にネットを通じて知り合い、リアルに会ったのは3回くらいで最後会ったのが6年程前という旧友。
ものすご軽率な「どっかいこ?」で来てくれる彼女のフッ軽さに感謝、そのきっかけをくれたレン障くんにも感謝。
障害者手帳なくてゴメンけどw
ざっくりいうと彼女はデザインの仕事してる人(?)なので当初は美術館でもという感じだったのだが観たい展示がないとのことで二人共どうぶつ好きだし動物園へ。
パンダなどは素通りし、2人が観たのは猛禽類と両生・爬虫類と夜のどうぶつだけ。在園45分で退園するときみたパンダの列は45分待ちだった。
僕が「寝てるね〜」とか言うと彼女は「お休みになられてるね」などと常に動物に敬語なのが印象的だった。「だって観させて頂いてるんだから」そうね。猫カフェ思い出す。
さて飲むべ、と。
昼から上野の街へ繰り出す。こっちがメインで、動物園は口実みたいな扱い笑。
上野あたりは高架下や周辺に面白そうな居酒屋多いよね歩きながら探そなんつってたら一軒目に「全席灰皿あり」の張り紙、即入店。
ヴィヴィアン・ウエストウッドの話。
「私をデザインの世界に連れて来てくれた人」と彼女は言った。
セックス・ピストルズなどを産み出した、パンクのゴットマザーと言える人らしい。
彼女は続けた。「日本のデザイン・ファッションは『かわいい』に固執している。言ってしまえば男に『迎合』『媚売り』している。もっと『生き方』に焦点を当てられたい。」
ふむ。ググるとカッケー婆さんが出て来る。
そうそう、彼女は僕と歳が近いと思ってたけろ、
よくよく聞いたら10個上でワロタ。
もう死んでもいい。
「やりきった。仕事を教えるのも今の後輩が最後になると思う」という。
「引退すんの?」
「いや、あとは自分の製作に没頭するだけ」
いいね、そんな風に人生をやりきったと言えるのは。
「どういう自分になりたいかだよ。そのためにどんな手段を取るかは見えてくるよ。」
と教えてくれた。真善美だ。大先輩だったんだなあ。
「遺すもの、伝えるものっていうのは、相手が必要としてるかどうかだよね。」「すべてマスターベーション。」
そうだね。オナニーマシーンら。
「承認欲求はもうない。」
1人いるから。結婚した人が。
ヘドウィグ&アングリーインチの話。
「誰もがカタワレを探している」
大好きな映画だそう。
ちょいネタバレだが、映画の最後に歌われる曲は「パズルの最後のワンピースがハマるような相手と一緒になる」みたいな歌らしく「そんな人と結婚できた」と彼女は言った。
結婚した人の惚気はいろいろと聞いたが、過去いちジ~ンときたかも知れない。
最後に問われた。
「にわちゃんは彼女いるの?」「いない。」
「好みのタイプは?」
僕はこれを聞かれるといつも「好きになってくれた人が好き」と答えていた。でも前回のかとうさんとの猫カフェで
「僕は僕を許してくれる人を探しているのかも」とか何とか考えていたりで、こんがらがって酔った頭で
「僕を必要としてくれる人」
って言ってた。
「ハードル高ぇな!」
と被せられて、たしかにな、ってなった。
たくさん色んなこと話せて「やっぱりにわちゃん面白い」「話が通じる人ってあんまりいないから」と言ってもらえた。散歩してくれる人、募集してます。あなたが必要です笑。
ハードルか…
家に帰ってから考える。
(でも、ちょっと必要とされたら、ちょっと好きになっちゃうしなw)と自嘲したり。
しばらく経って忘れた頃に、まてよ?と。
逆に人に好かれたかったら、人を必要としたらいんじゃね?人を頼るとか、奢ってもらうとか、そ〜ゆ〜のだいじなのかもな?とか。
そもそも好かれたいのか?っちゅ〜問いを残して、その日は寝た。
愛について
明くる日に考えていたら「必要としてくれる人」じゃ駄目な気がしてきた。
僕はその子を愛することが出来るかも知れないが、その子は僕を愛せるだろうか?相手が子どもならそれで良い気もするが、それは「依存」ではないか?ってなっちゃって。
愛とはなにか?
って色んな人が色んなことを言うけど、僕は前の彼女が教えてくれた答えをこえるものを知らなくて、それは
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「愛って相手を笑顔にすることだよ」って。
以上のことから、僕の好みのタイプは決まりました。
笑わせてくれる人、おもろい人が好きですw
だからみんな、好きだよ〜!!
色んな話があって長くなったので分けようかとも思ったけど、一本にしてみました。読んでくれてありがとう。
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