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「OPTION B」第6章 読書感想文。
BGMにどうぞ。
第6章 喜びをとり戻す
旦那を亡くした著者。友人の祝いの席などで「晴れやかな気分になれそうにない」ため「行きたくない気持ちもあった」が、何度も支えてくれて「自分はひとりじゃない」とわからせてくれた「みんなのうれしい瞬間にも立ち会いたかった」ので出席。
ある夜のパーティーでのこと。
ダンスフロアに誘われ、ノリのいい懐メロ(セプテンバー/アース・ウインド&ファイアー)に合わせて、思いきり歌い踊った次の瞬間、わっと泣き出してしまった。
涙のわけ。
さびしさとはどこかちがう。踊ってる私は、しあわせだった。すぐに罪悪感が押し寄せる。どうしてしあわせな気持ちになれるの?
あぁ〜こんな気持ちわかるかもなぁ。生き残ったことへの罪悪感というのはあるあるらしい。
これが、第1章でやっていた「3つのP」の「自責化」の罠。
救ってくれたのは、旦那の弟の言葉。
デーブは君をしあわせにすることだけを考えていた
そして子どもたちの言葉。
ママがあまり泣かなくなったから元気になった
誰かのためを思うと、力が湧く。
人の幸せを願い、自分の幸せを願う。
「やり直そう」を合言葉に。
旦那ごひいきのアメフトやバスケチームの応援を、子どもたちが幼い頃から家族で遊んだポーカーやカタンを、旦那を思い出させるものを積極的に「やり直した」というくだり、うるっとした。
しあわせにおいては、大きさよりも頻度のほうが大切
なるべく小さな幸せと
なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう
喜びは、自分のなかから生まれるものでなくては得られない
答えはきっと奥の方
喜びに満ちた1日は15分のように感じられ、苦痛に満ちた1日は15年のように感じられる
出会えた喜びはいつも一瞬なのに
どうして別れの悲しみは永遠なの
永続化を克服して幸せをやろう。
フローのススメ。
「フロー」の定義にもいろいろあるだろうけども、ここでは「ギリギリこなせるタスク」をこなすことで「他のことを考える余裕なく没頭する」ことを指している。
サイクリングなどの運動だったり、料理でフローになれる人もいる。
僕にとっては散歩やギターの弾き語りかな。
ちょうど昨日、有名なフロー者が似たようなnoteを書いていたので、有料ですが終わりに貼っておきます。
君はいつも僕の記憶の中で笑っているよ
章ごとの感想、まとめ。
1 諸行無常。禅やぞ。
2 問え。耳を傾けろ。
3 ただそこにあるだけ。
4 生きててえらい。
5 たしかにそこにいた。
6 幸せをやってもいい。
ではまた、7章で。