「巨乳の誕生」第四章読書感想文。

3ヶ月あいてもうた。

第四章 ボインの時代 ナインの時代

東京オリンピックが開催された1964年『平凡パンチ』創刊号のセンターページには、日本で初めて「若者向け」を意識したアート色の強いヌードグラビア「パリの女」が折込掲載。1966年『週間プレイボーイ』創刊。

p104-105要約

えっと、3章までどんな話だっけ笑。

1965年、深夜番組『11PM』開始。1967年の放送中に大橋巨泉がアシスタントの朝丘雪路の大きな胸に対して「どうして、ボイン、ボインと出ているの?」と発言したことから「ボイン」が流行語に。1969年には「ボインは赤ちゃんが吸う為にあるんやで」で有名な月亭可朝の『嘆きのボイン』発売。

p106-108要約

この話は1976年生まれで小学5年の頃、熱心に11PM観ていた僕らも聞いたことあるね。

語源のboingは弾力のあるものが飛び跳ねる様を表す擬声語で、アメリカではグラマー女性を見た時などに飛び出る目玉や、勃起するペニスの表現にも使う。

p109要約

ウケる。

日本には大きな乳房そのものを表す言葉は存在しなかった。それまでは「豊かな胸」「豊満なバスト」「偉大なるオッパイ」などが見られたが、一言で表せる「ボイン」の登場は画期的なことだったのだ。

p110要約

熱い!……のか?

以下、4章箇条書き…

・1967年、アメリカの元祖グラマー女優ジェーン・ラッセル来日

何章かで見た名前…

・同年、日活ロマンポルノを代表する女優となる谷ナオミが銀幕デビュー。
・前年に覚醒剤で逮捕された青山ミチがカムバックに際して102㌢のバストをアピールしたビキニ姿で『男ブルース』を歌いヒット。
・成人向け漫画誌『漫画ボイン』創刊

ふむふむ、ボインが流行ったと。

1968年の第10回レコード大賞は「ボイン(黛ジュン)対スレンダー(伊東ゆかり)の戦い」と評された。

このノリ、今では考えられないよね笑。

・ボイン誕生の1967年をピークとして「大きい胸が魅力的」という概念が古臭いものへ。

・胸の大きい女性は頭が悪いという俗説。

・イギリスのスレンダーでユニセックスなファッション、代表的なモデルのツイッギー来日、超ミニスカート

・1972年洗いざらしのジーパンにノーブラでTシャツが流行の最先端

・70年代「アイドル」という概念が誕生、胸が小さくさほど細くない幼児体型、処女性が求められ、アグネス・チャンはサラシを巻いていた。

・逆サバを読んだ「84センチ」

・1969年、小さい「コイン」もっと小さい「ナイン」や「ペチャパイ」

・70年代、キャンディーズたちが自虐ネタとして「エグレ」

・1975年、グラビアアイドルの元祖、アグネス・ラム登場。

・1972年、70年代を代表するヌード写真、真っ赤なリンゴで股間を隠した麻田奈美の通称「リンゴヌード」、90年代ヌードルの原型

・アグネス・ラムも麻田奈美も『オナペット』。性の対象がセクシーからアイドルへ。

・「大きいオッパイが好き」と表明するのは「いやらしくて頭の悪い女性が好き」と認めることになり、大っぴらに言えない時代に。


う〜ん……羅列してみて言いたいことがあるんだけど、それは次の章で。

我々はなぜ巨乳に惹かれるのか?

については論じないと「はじめに」に書いてあるのだが、その為に読んでいる。

3章まで。

・暴力だから
・太陽だから
・子供のものだから(マザコン?)
・ちっぱいも好きです!(混乱)
・正義だから

4章、まとめると

・やらせてくれそうだから

だね笑。


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