見出し画像

「OPTION B」読書感想文。僕のオプションBはどう変わったのか?

BGM。


オプションBとは?

旦那さんを亡くした著者。2人幸せに過ごす「オプションA」は物理的不可能になったのでオプションBを考えましょうねという本。

↑の中で、本を読む前の「現時点の僕のオプションB」を書いた。

・苦があるのは幸せなこと。しっかり味わう
・胸が痛いならその痛みこそ、あの人の生。あの人がそこにいてくれた。今ここにいる。
・人は二度死ぬ。死んだとき、忘れ去られたとき。だったらせめて僕が生きてるあいだはあの人のことを語ろう。あの人を想おう。
・人は、出会う前から別れが確定している。

上記noteより

これが本を読んでどう変わったのか?
1章から振り返ってみる。

1 諸行無常。禅やぞ。

BGM情熱の薔薇。泣きなさい笑いなさい、そして感謝を。まあ「はじめに」書いてる。

2 問え。耳を傾けろ。

BGM裸の王様。この章は「僕の」ってよりは「友だちとかの」オプションBに関して。無理矢理「僕の」にするならば「語ろう」ってことになり、これも「はじめに」書いてる。

3 ただそこにあるだけ。

BGM十四才。この章も「友だちとかの」なので割愛。ボタンを差し出すという考え方はとても良かった!

4 生きててえらい。

BGM TOO MUCH PAIN。自分をいたわる。思いを書き出す。小さな成功体験を書き出す。まず一歩。怖がらずにやる。もう大丈夫。これは「はじめに」は書いてないがまあそうだねえと思うし、そもそもそこまで落ち込むことももう無いような気がしてる。「別れは確定している」と書いたように、仕方ないと諦めがついたので。

5 たしかにそこにいた。

BGM終わらない詩。あの人がいたから、みたいな話。「はじめに」以外のnoteでも何度も書いてる。

6 幸せをやってもいい。

BGM東京(銀杏BOYZ)。情熱の薔薇の歌詞もたくさん引用した。そりゃそうという話。

7 未来は僕らの手の中。

BGM未来は僕らの手の中。困難こそ学ぶチャンス。自分の強みを見つけよう。などの話。そうねえ、そうしましょう。

8 つながり。

BGM満月の夕(ガガガSPver.)。集団のほうがつよいぞという話。そりゃそう。7での強みを見つける話も、友だちが必要と思う。

9 本当の声を聞かせておくれよ。

BGM闘う男。急に仕事の話してるので割愛。

10 感謝と慈しみ。

BGM歩く花。急に恋愛の話してる前半は割愛。後半は愛とか、受け継がれるという話。うんうんそうだね。


読後のオプションB。

というわけで、あんまり変わらん。深まることはあっても。

なんでだろ?なんでだろと言うのは、僕は著者のような深い悲嘆に暮れたこともないのに、すでにオプションを身に着けていた?なんでだろ?

まず浮かんだのが、

日本の禅の心。ちゃんと何かを学んだわけではないが、無意識的にも生活に流れている精神。でもそれだけじゃないだろなあ。

次に浮かんだのが、

親父のこと。

このときも悲嘆に暮れたわけではなく、浮かんだのはこの部分。

メメントモリを僕は「死を愛せよ」と訳す。「はじめに」もこう書いた。

「死」と手をとりあって踊りたいくらいだ。


そしてさいごに浮かんだのが、

ずっと貼り続けてきたBGM。人生のだいじなことって、だいたいヒロトが、もしくはその子ども達が、すでに歌っている。


だからかなあ?って。

もしも僕がいつか君と 出会い話し合うなら
そんな時はどうか愛の意味を知ってください

リンダ リンダ/THE BLUE HEARTS


おしまい。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集