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Daybed Futon=お昼寝ふとん

ロンドンのノッティングヒルに店を構えるnative&coで昨年の秋からDaybed Futonを販売することになった。

前から当店のお昼寝ふとんをロンドンで販売したいと言って頂いていたのだが、今通常のふとんは4年ほど納期に掛かる中、お昼寝ふとんなどプロダクトとして販売している商品は少しずつだが時間がある時に作ってきた。

通常の敷ふとんや掛ふとんは父と分担して仕立てを行うが、他のプロダクトについては僕が時間のある時に少しずつ制作している。

コロナ渦ということからお昼寝ふとんはロンドンでも順調に販売され、リピートがきている。

native&coのクリス氏から連絡をインスタにDMを頂いた。

「Video is very professional」

と。

実は今回ただ商品を送るのではなく、動画で制作風景も見てもらうことで、日本の布団はこうして作られていることを知ってもらえたらと思った。

基本的に自撮りが故に構図は決まってくるが、異国の方に知ってもらうには十分なんだと思った。

どうしても布団って「ただ詰めてるだけでしょ」って思われがちだが、日本の伝統的な布団は組み立てられている事を、職人が1枚1枚仕立て上げている事を知って欲しかった。

僕が職人になった18年前は、異国の地で自分が作ったものが評価されるなんて思っても見なかった。

こうした一つ一つの積み重ねが色々と広がりを作ることが出来るのだと、常々思うのです。

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