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もうすぐ17歳_通信制高校保護者の日常

長男がもうすぐ17歳ということで夫の両親が黄檗山萬福寺の普茶料理に連れて行ってくれた。

義理の母はすごく教育熱心でいろいろなこだわりのある人だけれども、長男が学校に行けないということは、早い段階で受け入れてもらえた(ような気がする)。

元気だったらいい、という一言に落ち着き、私も「そう思われている」というつもりで7年間を過ごした。

教育熱心すぎて、学校の先生のことを絶対視していないというところもよかったのかもしれない。

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長男は通信制高校に入ってから自分で家庭菜園することをやめて、その代わり、祖父母の畑の世話や収穫を楽しみに行くようになった。

小中学校時代は、畑が好きだけど、乗り物に乗れず、7年間行くことができなかった。(学校とうまくいかないことはそれぐらい元気がなくなることがある)

元気になってよかったと何度も言われているが、あまり何も言わずにいてもらえたことも、寄与しているところはあると思う。

8年ぶりの、誕生日の外食だった。

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もし周りでそういうことがあれば、学校のことは、本音をちょっとだけ言うのはもちろんありですが、できればあまり言わず、それ以外の、普段の会話で楽しいひとときを過ごしてもらえたらと願います

萬福寺は福建省から渡来した隠元禅師が、1661年に開創した黄檗宗のお寺。インゲンマメを伝えたことで有名ですが、スイカやタケノコ、レンコン、ナス、落花生などの食材も、この時に伝わったようです。煎茶やダイニングテーブル、明朝体、四百字詰め原稿用紙、木版印刷なども「新習慣」として受け入れられ、江戸の社会に広まっていったと、パンフレットにありました。

異国情緒がおもしろいお寺でした☺️


普茶料理

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