夜観たテレビのことを翌朝学校で友達に話すテンションで「AlphaDrive・麻生さんの本」が面白すぎたことを伝えたい
art. #71 / 2100 words (2 min.)
こんばんは。
「Let me make Miso-soup for you(みそ汁を作らせてください)」ってアメリカ人が言ったらそれはプロポーズになりうるのか考え中の新田です。
思考回路
「今日みそ汁つくりました、美味かったな」
→「NizuのMake you happyじゃなくて、Make you "Miso-soup" だったらおもろいな」
→「いや正確には、Let me make Miso-soup for youか、まいいか」
→「あ、なんかそれって日本でプロポーズに使われてなかったか」
→検索したら下の記事がヒット
→「アメリカ人が言ったらそれはプロポーズになるのか」
→考え中
さて。
きょうのnoteは、麻生さんの本がおもしろすぎたよというお話です。
(みそ汁は関係ありません)
詳細に書きたかったんですが、ちょっとnoteに割ける時間が減ってきたので(言い訳)、この溢れる想いだけでも伝えさせてください。
興味のあるかたはご覧ください。
はじめに
きょう紹介する本はこちらです!(通販感)
2019年12月発売、AlphaDrive・代表の麻生さんが書かれた『新規事業の実践論』です。
「社内起業」がテーマではあるものの、「起業家」全員におすすめの本です。
HR系のサービスの起業家はむしろ読まないでほしいくらいです(笑)。
なんで読んだのか
先月、ある企業のCTOとお話をしたときに、この本を紹介されました。
実は、わたし自身もAlphaDrive社の採用支援をしたことがありました。
なので、月次MTGで麻生さんが話されている場に同席したことがあります(笑)。
話を聞いているだけで、「なんかよくわからないけどこのかたはめっちゃすごいんだろうな」と思い検索したら個人サイトをお持ちで、案の定めっちゃすごい人でした(笑)。
そういった背景もあり、紹介されてすぐに購入。
きのう夜・きょう朝で一気読みしてしまいました。
自分なりの要約①「赤ちゃんに因数分解はできない」
本の内容を引用しつつ感想を述べたいところなのですが、ちょっとそこまで時間を割けないので、抽象化した2つの学びをご紹介します。
1つは、「赤ちゃんに因数分解はできない」です。
少し具体的に言えば、そのフェーズでできること・規模感・目指すゴールがそれぞれ違うので、赤ちゃんを大人のものさしで見ないということです。
・ ・ ・
新規事業なんて、赤ちゃんと同じです。
歩けない・食べられない・泣くしかない、そんなレベルです。
その状況で「市場規模は?顧客は?3年計画は?」とか言われても、「いやいやいやいや、は?」という感じです。
(「は?」は、ハリウッド・ザコシショウさんがギャクでする「は?」と同じ感じです)
・ ・ ・
というのも実は、先月ある年上のかたと話す機会があり、そこで不協和音みたいなものを感じたことがあったんです。
その不協和音が書かれていて、それは質問するほうが悪いとも書かれていて、ちょっとだけホッとしたところがあります(笑)。
別に自分を擁護するつもりはないです。そのかたも真剣にお話してくださったと思うのですが、、、なんか論点が全然違うなと感じたのは事実です。
それこそ「市場規模は?顧客は?3年計画は?」みたいな質問をされたので、「あ、なんかこの人に話しても意味ないな」って正直なところ思ってしまったことがあったんです。
(ぼく自身ももっと解像度を高くしてお話できたらよかったのですが…)
初期段階で大切なのは「顧客との対話」と明記されていました。
なので、まずは顧客との対話を300回してまいります。(300回がマジックナンバーのようです…!涙)
自分なりの要約①「それぞれの正義がある」
上記ともつながる話で、
「人はそれぞれの立場で、それぞれの正義があるよな」ということです。
この本は「社内起業」がメインテーマなので、社内での議論のやりとり例が多く書かれていました。
その中で、フェーズを考慮せずに「市場規模は?顧客は?3年計画は?」と聞いてくる役員が多くいるそうです。
ただ、麻生さんからすると、それはそれで間違ってはいないようなのです。
質問自体は間違っておらず、質問のタイミングが間違っているということでした。
創業期は赤ちゃんと一緒なので、まずは寝ること・泣くこと・食べることからしかできないフェーズです。
そんな赤ちゃんに「ほれ、(中学校で習う)因数分解をしてみろ」と言ってもできないですし、むしろ残酷じゃないですか(笑)?
ただ、それら言葉も別にいじめたいからではなく、そこで決裁して責任を取るのは役員自身なので、「市場はあるの?顧客はいるの?3年後どうなるの?」とどうしても聞いてしまうようなのです。
ほとんどの企業が、赤ちゃん(新規事業)を大人のものさし(既存事業)と比較しがちのようで、こうやって日本の新規事業はほとんどダメになるそうです。。
(新規事業やるぞ!って号令かけたのは役員陣にもかかわらず…。なかなかやるせない現実ですね…。)
おわりに
本の中には事業立ち上げの手順・イロハがあったので、今後の事業成長の教科書として学んでまいります。
麻生さん、ありがとうございます!
(麻生さんは新田のことを1mmもご存知ないと思いますが笑)
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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