2021年4月2日。社会人7年。「どん底の7年前」と「次の7年が楽しみでしかたない」の間
art. #30 / 3000 words (4 min.)
こんばんは。
ハンバーグの真ん中にちょっとした赤みが残っていると少し不安になり電子レンジで追加あたためをしてしまいます新田です。
第30回、まさかここまで続くとは思ってもみませんでした(笑)。
そしてきょうは4月2日。
この日は、僕にとって原点となる日です。
「第30回」と「原点の日・4月2日」という区切れのよい日なので、この日にしか書けないことを自由に書いてみます。
テーマは「過去7年・現在・未来7年」です。
ちなみにお気づきかと思いますが、タイトルは「冷静」と「情熱」の間から引用しています。↓
「どん底の7年前(冷静)」と「次の7年が楽しみでしかたない(情熱)」の間
メモ程度の記事です。ご興味のあるかたはお読みください。
はじめに
本題に入る前に、みなさん「さえりさん」をご存知ですか?
Twitterやnoteをやっているかただったら、ご存知かもしれません。
そのさえりさんが妊娠している「今」を綴っているこのnoteをたまたま読む機会がありました。
「こんなふうに日常を小説のようにきりとれる感覚がほんとすてきだなあ」と思い、きょうは小説風に書きたいなとおもいました。
(が、おそらく新田風にしかならない気がしています。 #新田風とは)
ではでは、本題に入ります。
2014年4月2日(7年前)のこと
2014年4月2日、新卒でデザイン会社に入社しました。営業でした。
内定をもってはいたものの、最後の最後まで納得のいく就活がしたくて、卒業式前日まで動いていました。
そんなわたしは、「心底いきたい!」と思えるデザイン会社からついに内定をいただき、就活を終了しました。
翌日の卒業式を晴れやかに終え、4月2日の初出社を迎えました。
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出社後のミーティングで「この条件となります」と言われた紙を見て、言葉がでてきませんでした。
「アルバイト・時給900円・週4・月給11万円」
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ん?11万円?ん?アルバイト?ん?週4?ん?ん?ん?
帰りの電車のなかで、何度も何度も計算しました。
しかし、、、月11万円でした。
(900円×8時間×16日(週4日) →11.5万円 ※手取りはもっと減ります)
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実はですね、これは私が原因なのです。
なぜなら、最終面接で「アルバイトでもがんばります!」とあまりにも気合いが入ったことを言いすぎて、それが本当になってしまったからです。
この面接が学生最後の面接だと知っていたので、気合いを入れすぎてしまいました。
また、就業条件もちゃんと確認していませんでした。「内定をとった」ということだけが残り、条件を見ずに内定を承諾してしまいました。
(以来、契約書の小さい文字もちゃんと読む人になりました。笑)
二度と戻りたくない、納豆三食生活
月11万円でしたので、案の定、6月には家賃が払えなくなりました。
そこで、大家さんへ直談判にいきました。
「必ず退去時までにはお支払いしますので、家賃を少しだけ待っていただけないでしょうか。」
大家さんは一言。
「あなたのことは信頼しているから待つよ。社会人1年目はキツイかもしれないけど、無理しすぎないでね」と優しく、、、励ましてくださりました。。涙
あの家に住んでいなかったら、今の僕はないです。
もし他の家に住んでいたら、家賃滞納で追い出されて、沖縄の実家に帰っていたかもしれません。
大家さん、あのときは本当にありがとうございました。
(退去時にはきちんと完済し、あらためて御礼を申し上げました)
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その家の近くで用事があるときは、可能なかぎり家を見にいくようにしています。
あのときの苦しさ、悔しさ、歯を食いしばって歩んだ日々を、いつまでも忘れないようにするためです。
当時は本当にキツかったですが、そんな経験を社会人"1年目"でやれたことは僕の財産になっています。
どん底の極貧生活がなければ、
納豆三食を食べる日々がなければ、
歯を食いしばって、具のないカレーをすする日々がなければ、
本当の意味での「ハングリー精神」を学べなかったと思うからです。
極貧生活は、心の財産となりました。
誰に向かって言えばいいのかわかりませんが、、、なんだかんだありがとう!
あの日々に、感謝しています。
(社会人5年目とか10年目とかだと、また意味あいが変わっていた気がします。1年目でほんとよかったと何度もおもいます)
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この7年前のことは自身が招いたできごとなので、当時の会社を否定するつもりはないですし、自分を擁護することで美化するつもりもありません。
ただ、あの生活をして、社会人として働いて、働きに働いて、あのとき笑ったやつらを絶対に見返してやる。
ただただ、それだけを考えて歯を食いしばっていた日々は、なくてはならない貴重な日々になりました。
あのときのハングリー精神をそのままに、これからもっと飛躍してみせます。
その後どうなったかというと、大学時代にがんばって勉強していたHRM領域がご縁となって、アマゾンで働く機会をいただきました。さらにそのご縁から、マイクロソフト・Sansanへと繋がっていきました。
7年前には想像もできなかったじぶんになっている
7年前のきょう、4月2日。
電車のなかで何度も電卓を叩いた、あの4月2日。
社会の現実を思い知らされた、あの4月2日。
あの2014年4月2日から、きょう2021年4月2日。
みなさんにとってもそうでしょうが、ぼくにとっても、7年前からは想像もできなかったじぶんになっています。
嫌なこともありましたが、楽しいこともありました。
泣いたこともありましたが、笑ったこともありました。
負けたこともありましたが、勝ったこともありました。
嫌なやつにも会いましたが、素敵なかたにも出会いました。
2014年4月2日の新田へ。
あの時はなんだかんだで踏ん張ってくれて、ありがとう!
7年後、想像もしていなかったじぶんになっている
そんなこんなでやってきた7年間を振り返って思うのは、同時にこれからの7年間もめちゃめちゃ楽しみだなということです。
ましてや、じぶんがいま使命感をもって仕事ができていること、なんとかこれを成し遂げて社会をよくしたいと熱中できることを見つけられたこと、それ自体が最高に幸せだと感じます。
「このジョブマッチングプラットフォーム『Workpods』は、じぶんがやりたいことであり(Want)、じぶんにしかできないことであり(Can)、そしてじぶんがやらねばいけないもの(Should)である」と自信を持って言えます。
補足
キャリア(人生)の選択をする上で、このWant・Can・Shouldが交わることを洗濯したほうがよいといわれます。
※Will・Can・Mustとも言われます
※Shouldは「社会的な意味」みたいなことを指しています
よくある交わらない例
・やりたい(Want)けど、できない(Can×)
・できる(Can)けど、やりたくない(Want×)
・やりたいしできるけど、やるべきではない(Should×)
そんな使命感でむかえた、2021年4月2日。
これまでの7年を糧にして、これからの7年も、歯を食いしばって精進していく次第でございます。
さいごに
なんかとても真面目な話になってしまいました。
もっとハッシュタグ「#」でツッコミをいれられたらよかったですね。
精進いたします。
あさって(日)までにWebサイトの下書きを完成させなければなりません。
…精進いたします。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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