ワークポッツが向かう先 〜採用デザインカンパニーを目指して〜 2
art. #20 / 3600 words (4 min.)
きょうのnoteも、ワークポッツが向かう先について書いてみます。
昨日のつづきです。
昨日の結論としては、「ワークポッツは、採用デザインカンパニーを目指す」というざっくりとした方向性が決まりました。
今日のnoteでは、「採用デザインカンパニーとは」「その経営理念とは」という部分について深掘りしていきます。
思考回路を簡易にまとめてみたメモ程度の記事です。
ご興味のあるかたは、お読みください。
はじめに
そもそも、なぜ会社の経営理念(ビジョン)について考えていたのかについては、昨日のnoteをご参照ください。↓
一言でいえば、これからさらに事業を加速させていくために、会社の核はなになのかを言語化しておきたかったためです。
そのために、経営理念(ビジョン)について考えていました。
昨日の結論として「ワークポッツは、採用デザインカンパニーを目指す」という方向性が決まったので、今日は「採用デザインカンパニーとは」「その経営理念とは」について深掘りしていきます。
なぜ「採用デザインカンパニー」なのか
結論、「採用は、デザインだ。」と感じたからです。
(ポカリスエットのCMみたいですね)
少し説明を加えさせてください。
・ ・ ・
ワークポッツは、2つの事業を展開しています。
①ジョブマッチングプラットフォーム事業(資金調達中)
②採用コンサルティング事業
①のプラットフォーム事業は、資金調達中でまだ正式には動き出せていません。
そのため、②のコンサルティング事業の拡大が目下の目標です。
・ ・ ・
元々は、②採用"コンサルティング"事業でした。
ただ、先日友人から借りた本『発想ノート』を読んでいて、思ったのです。
「この本ってアイデア・クリエイティブ・広告系の本だけど、まったくもって採用にも通づるところがあるな」と。
そこで、「採用は、デザインだ。」と感じました。
実は、そう感じたのは、2014年(22歳)のころに原点があったためです。
(少し脱線します)もともと、広告マンを目指していました
アイデアやクリエイティブといった広告系の本を読んだのは、久方ぶりでした。
というのも、実は新卒(2014年)のころは「広告業界」が第一志望だったので、広告系の本はかなり読んでいたのです。
当時は、電通・博報堂・ADKを筆頭に広告業界ランキングに載っているほとんどの企業を受け、すべて落選しました(涙)。
結果的に、広告業界にやや近しいデザイン業界をうけ、縁あってデザイン会社に入社したのが新卒のころです。
・ ・ ・
デザイン会社に入社はしたものの、広告会社への思いは高まる一方でした。
そこで、「コピーライター養成講座(基礎コース)」に半年間通い、コピーライターを目指していた時期もあります。
(新卒なりたてで経済的に厳しかった当時、兄貴が支援してくれて受講できました。兄貴、あのときはありがとう!)
平日は仕事、土曜日は講座、日曜日は講座の課題。
毎週のコピーライティング課題に必死に食らいついたものの、残念ながら、金のえんぴつをいただくことは1回もできませんでした。
金のえんぴつ
優秀なコピーライティングベスト10に贈られる栄誉あるえんぴつ。コピーライター養成講座の全員がこれを狙っている
優秀なコピーライティングを見ては失望し、コピーをつくる作業の地味さに失望し、センスもなく、実力も伸びず、えんぴつもとれず、半年間の講座が終了しました。
この体験を通して、広告マンへの道はきっぱりと諦めがつきました。
(当時のことを今さら書いても仕方ないのですが、)振り返ると、当時はただの憧れだけで広告会社に入りたいと思っていた気がします。
なんだかんだありながらも、現在の採用の仕事が一番じぶんにあっているなと感じます。
(負け惜しみでもなんでもなく、ほんと素直にそう思う場面が多いです)
その挫折後、大学時代に専攻していたHRMが生きて、たまたまご縁があったAmazonで人事(教育)の経験を積むことになります。(2016〜17年)
「HRM」の補足
正式名称は「Human Resource Management」。日本語では「人的資源管理」。人を育てること・組織を強くすることなど、人と企業・人と組織がテーマとなる学問
人事(教育)よりも人事(採用)のほうに興味をもち、そこからは人事(採用)のキャリアを積んで今に至ります。(2017年〜現在)
(もう少しだけ、脱線がつづきます)
・ ・ ・
上記のとおり、元々「クリエイティブ領域・コミュニケーション領域」が好きだったので、採用の仕事のなかでも何かクリエイティブなことができないかと模索していました。
そんな想いから、
・スプレッドシート(Excel) 1枚にデータを綺麗にまとめること
・美しい採用データがあること
・候補者を惹きつける素敵なコミュニケーションがあること
・素敵なインタビュー記事や採用ページがあること
・採用の全体設計がわかりやすく機能的で美しいこと
・経営と採用がおなじ方向を向いて進んでいる一体感があること
↑こういった綺麗で美しい状態を創ること・実行することが快感になり、わたし自身の強みになっていきました。
(もちろん、ただの理想像だけで終わらさないために、泥臭い作業もいっぱいやってきました)
そこから、個人事業主として採用支援/コンサルティングをするようになり、法人としても同じ採用コンサルティングをする流れになります。
・ ・ ・
つい先日、事業展開のために他社のコンサルティングサービスや料金をリサーチしてみると、意外なことに気がつきました。
それは「採用"コンサルティング"」には程遠い、単なるマンパワー不足を補うための一時的な採用支援のことが、「採用コンサルティング」と呼ばれていることでした。(=中流〜下流工程)
僕なりの解釈として、採用コンサルティングとは、採用の全体設計/課題解決を指しているものだと想定していました。(=上流工程)
実際、私がやりたいのも、採用の全体設計です。(=上流工程)
調べていくうちに、2021年時点での採用ってこういう状態になっているのではないかと感じてきました。
<2021年、いまの採用>
★自社の採用担当者がとりあえず上流工程をやる
→うまく設計できず、中流〜下流にしわよせがくる
→マンパワー不足になる
→採用支援の導入を考える
→採用支援ビジネスがでてくる
→過剰供給によって、採用支援の価格が下がる
→採用経験なしの支援者が、とりあえず支援する
→とりあえず火消しをする
→一旦正常になる
★また、自社の採用担当者がとりあえず上流工程をする
→また、火が起こる…(続く)
ワークポッツがやりたいことは、気づいていない課題や候補者インサイトを一緒に見つけて、上流工程で正しい採用設計をすることです。
正しい上流設計によって、中流〜下流を楽にして、良い人材を効率的に獲得できて、最終的に企業成長が達成できることを目指しています。
例えるならば、
・家が燃えて消化活動をするのではなく、そもそも燃えない素材で家をたてるのと同じことです
・一時的に花粉症の薬でおさえるのではなく、そもそも花粉がでないようにスギの品種改良をすることと同じです
さらにいえば、
・正しい下書きがあれば、色塗りは簡単になり、簡単な色塗りで、素敵な絵ができます。
正しい採用の上流設計があれば、中流〜下流の作業は簡単になり、簡単な作業で、素敵な採用活動ができます。
・ ・ ・
長くなりましたので流れをまとめると、以下の通りになります。
・元々は広告マンを目指しており、クリエイティブが好きだった
・美しい上流設計を大切にしていた
・世の中には採用の上流設計を正しく美しくしている企業が少ない
・多くの採用コンサルティングサービスでも、上流設計ができない、やっていない
・ ・ ・
・上流設計を整えると、中流〜下流も楽になる
・採用の根幹となる上流設計をワークポッツがおこなう
・火が出て消すのではなく、そもそも燃えない素材でたてる
・正しい下書きを書き、色塗りをかんたんにする
・その正しく美しい採用設計が、採用をデザインすることと同意
・日本初の「採用デザインカンパニー」として、企業の採用上流工程をととのえる
・採用の効率化により、これまで以上の角度で企業成長を達成する
(まとめなのに、まとまってないですね…)
「経営理念」「ミッション・ビジョン・バリュー」の違いとは
…話を戻します(笑)。
と、思ったら、3500文字なので………………本日は一旦終了します。
(目標は毎日2000文字です。)
あすのnoteは、
・「ミッション・ビジョン・バリュー」と「経営理念」の違いとは?
・「経営理念」と「企業理念」の違いとは?
・それぞれ定義を整理
・ワークポッツとして何か言語化できるのであれば言語化する
↑上記の内容を考えております。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
・ ・ ・