採用未経験の経営者がどうやって採用管理ツール(ATS)を開発できるだろうか(否定というよりは強い疑問)
art. #67 / 2100 words (2 min.)
こんばんは。
「湯船には入浴剤を入れて塩素を除去したほうがいいよ」と友人から聞いて「入浴剤なんてこれまで一回も使ったことないぞ」と思った新田です。
(このあとAmazonでポチります)
(地元沖縄には「湯船につかる」という文化がそもそもないのです)
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さて。
今回のnoteは、採用管理ツールにまつわるお話です。
否定というよりは、強い疑問という感じの話です。
興味のあるかたはご覧ください。
はじめに
現在、Workpods β版の営業について考えています。
どこに提案できるかな、悩みと提案を整理しないとな、どうやってアプローチしようかな、、、などなど営業初心者なのであたふたしています(笑)。
やみくもにリストをつくらず、まずは競合(類似)企業のサービスを導入している企業をリストアップしてみることにしました。
こんな背景で、リストアップをはじめました
・競合(類似)企業のサービスを導入しているくらいなので、採用に予算をかけてもよいと考えていると想定
・代替品(補強品)としてWorkpodsを提案できる可能性があると想定
・その競合(類似)企業自体のこともリサーチできると想定(導入企業数や創業者のバックグラウンドなど…)
そんななか、創業者のバックグラウンドを簡単に調べていたときに、前々から思っていたことが的中しました。
それは、「採用経験もない創業者が採用サービスをつくっている」というところです。
(全ての企業を調べたわけではないので一概には言えませんが、僕が簡単に調べた感じでは想像以上の割合でした)
採用って簡単に見えるし、やれば何となくできるところあるけど、本当は結構複雑な専門職なんです
採用の仕事をするなかで、「これだ!」といった決定的な採用管理ツール(ATS)に出会ったことがありません。
(採用の同業仲間も、同じことを言っていました)
「採用」って昔からあるものなのに、なんで2020年台に入っても決定版がでていないのだろうかとずっと疑問でした。
その一つの仮定として、「採用を知らん人がつくっている」が僕のなかでありました。
なぜそう思うかといえば、どのATSも使いにくいからです。
ここでこれがしたいのにどこ押したらいいの?なんでこんな分かりにくいの?なんでこんなにクリックさせるの?とかみんなブツブツ言っています(笑)。
さらに言ってしまうと、お金のある大企業の自社ATSほど使いにくかったりします。
自社のために自社でつくっているのに、なぜ使いにくいものができてしまうのか。
それは、採用を"知らない人"がつくるからです。
もしくは、採用を"知る人"がきちんと要件定義できていなからです。
その"両方"が絡んでいる可能性もあります。
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僕に置き換えてみると、営業未経験の僕が営業管理ツールをつくることに等しいです。
なんとなく「この機能はあったほうがいい」とか「こうすれば管理しやすい」とかを想像することはできますが、やはり営業マンの本質的な悩みとか業務フローとかをリアルにはわかりません。
よって、なんとなくそれっぽいツールができてしまうはずです。
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もしかすると、事業の背景として、採用に困ったことがあったから作ろうとしたかもしれません。
または、社内に採用経験者がいて、事業アイデアとしてATSをつくろうとなったのかもしれません。
その背景に新田がとやかく言う筋合いはありませんし、否定するつもりもさらさらありません。
ただ、単純に、、、それでどうやって突き抜けたプロダクトをつくれるんだろうかと疑問が湧くのです。
このことに関する結論や提案は特にありません。
創業2ヶ月・実績なしの者のことばなど1mmも意味ないですし、相手にとっても痛くもかゆくもないことです。
だからこそ、採用を経験してきた自分が、データ・デザイン・エンジニアリングに強みを持つ自分が、このATS競争をそろそろ終わらせるつもりでまた明日もがんばります。
おわりに
「採用管理ツール おすすめ」とかで検索すると、それはそれはたくさん出てきます(笑)。
このサイトだと55個も出てきます。。。(半分以上は初耳のATSでした)
「営業管理ツール おすすめ」でもたくさん出てはきますが、Salesforce・Kintone・HubSpotとかが主流な印象です。(外野からの意見ですが)
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個人的には、メインストリーム(主流)は2個 or 3個になるのが正常だと考えています。
例えば
3つ
・コンビニ:ファミマ、セブン、ローソン
・銀行 :UFJ、三井住友、みずほ
・家探し :Suumo、Homes、at home
2つ
・総合EC :Amazon、楽天
・OS :Windows、Mac、(Chrome)
・スマホOS:Android、iOS、(Windows)
など…
この2個か3個になるまでいろいろなサービスが統廃合され、ATSが正当競争してスケールすることが、採用の未来を明るくすると信じています。
その1つとなれるように、明日も努めてまいります。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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