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淡々、病気、ときどき子育て
久しぶり
半年か一年かぶりに(すでにあいまい笑)体調をくずしました。20代のころはほとんど病気知らずで、いっぱいご飯も食べれて、それでも体重は増えなくて、睡眠が少なくても頑張れました。
それがどうでしょう。30代も折り返しをすぎ、以前よりも睡眠を大切にしたり、運動を意識的にしたり、お酒を控えたりと・・・いろいろやってみてはいますが、体重は増えるし、体調も崩しやすくなりました。
年をとることの脅威におびえています笑
おじさんたちが体の痛みについて語る意味をしみじみと痛感します。
体調を崩すと、今まで何となく過ぎていた景色が一変します。我が子達が騒ぐ声が愛おしく感じ(多少いらっとしますが笑)、妻の笑顔が燦然と輝くように見えます。心が死の近づきを感じ取るのか、寛容になる気がします。
病気になるのもたまにはいいのかもしれません。心で現実が変わって見える。ほんと、自分の心との付き合い方は義務教育の過程にした方がいいと思う今日この頃です。
淡々
体調を崩したものですから安静にするためにも、年末年始の録画を見て過ごしていました。そんななか、見たタモリさんと鶴瓶さんのトーク番組。別にテンションを上げるわけでもなく、普通のそこらへんのおじいさん(敬意をこめてます)が世間話をしている感じ。良くも悪くも普通です。
若い頃は正直「タモリさんってなんでこんなローテンションなのに、番組に起用されるのだろう」と不思議でした。さんまさんや紳助さんの方が分かりやすく楽しい番組な印象。
淡々とした司会でも、笑っていいともやミュージックステーションなど人気番組の司会としてタモリさんは君臨し続けました。正直、タモリさんの魅力に全然気づけてなかったのですね。
体調を崩したときにタモリさんを見ると、不思議といつもと違って見えます。元気がなくても見れるのです。逆にさんまさんはちょっと調子悪いときに見ると、おなかいっぱいって感じに私はなります。
最近、はまっているオードリーさんもタモリさんと同じ感じなのです。人見知りコンビであるオードリーのお二人だからか、トーク番組でもそうテンション高くいきません。ごりごりに笑いを取りに行くわけでもなく、流れに沿ったちょっとした笑いの展開が多い印象です。でもそれがすごく心地いい。調子悪くても見れました。
明るい方が確かに面白いと思う人は多いでしょう。場の雰囲気もいいし。そういう人は必ず必要です。重宝されます。
しかし、私はどちらかというと、そうではない淡々とした方が好きなようです。自然に盛り上がるところは盛り上がるし、深掘りするところは深掘りする。いつも見る番組にはそういった方が長続きするのかも知れません。
親の在り方
さて、長々と何の話をしているのか分からない方もいるでしょう。大丈夫、ちゃんと子育てや教育につながります。
いつも見るなら、実は淡々の方がいい。
そういった私の意見です。人には体調がいいときも悪いときもあります。前向きなときもあれば、後ろ向きなときも。テレビは必要なときに見ればいいかもしれませんが、実際に関わる人となればそうはいきません。
そう、子どもにとっては親や担任がそうです。
調子がよい時はいつも明るく元気な親や先生がいいのかもしれません。ただ、子どもも波があります。調子がよくない時だってあるでしょう。そんなとき、明るく元気なキャラクターは関わるのが苦しいかも知れません。
担任も親も代わりはいません。長い付き合いをする間柄。だったら、淡々とした方がいいのかもしれません。
親が笑っていることは大事。教師は明るく元気であることが大事。そう言われることが多いでしょう。だからそうならなくちゃと無理して頑張ったことがある人もいるでしょう。何を隠そう私もその一人です。
できる時はすればいい。でも大丈夫。淡々も悪くない。自信をもって子どもと関わればいいと思います。
そんなことを体を休めながら考え、記事に書いている新年です。病気すら記事のネタになる。これもまたnoteのよさですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。素敵な一日をお過ごしください。