見出し画像

プロ褒めリスト

褒める

あなたはありますか。あたまを「がーん!」って殴られたこと。

令和の時代はもう体罰はダメ?

いやいや、物理的な攻撃ではなくて、比喩です。自分が思っていることでは全然ないことで、衝撃を受けたみたいなことです。

実は先日、川村ちほさんという方のワークショップに行ってきました。この方はプロ褒めリストという肩書きで、講師業や個別のセッションを行っています。

名古屋で活動されていること、そしてプロ褒めリストという内容にも惹かれ、今回初参加させていただきました。

そしてその感想が「殴られた」です。一応、私も10年以上、教育現場に立ち続け、いわゆる「褒める」ということについて、勉強し実践してきたつもりです。

「小さな事を褒めよう」「今できていることを褒めよう」そういう言葉は世間で溢れています。だから、子どもたちをつぶさに観察し、「すごいね」「よくできているね」と声を掛けてきました。

しかし、これらは褒めるということの一部でしかないことに気付きます。つまり、褒めるという概念から覆されたのです。そう、そもそも定義すら間違っていたのです。というか、褒める定義なんて考えたこともありませんでした笑。

そういった深いことまで教えていただきました。2時間でしたが、時間が全然足りなくてまだ3時間くらいお話ししたかったです。

今回、ワークショップの内容に関しては私のものではないので、詳しく言及しません。ただ、私は圧倒的に大きな気付きを得ることが出来ました。「褒めるとは〇〇することである」。これに気付いて教育という見方が変わりました。

なので、内容に関して知りたい方はぜひ、川村ちほさんのワークショップを受けてみてください!私も個別のコーチングを受けることにしました。ぜひ私と褒め友になりましょう!笑

自分を見つめ直す

今回のワークショップの題名は「自分褒めワークショップ」というものです。必然的に自分のことについて見つめ直しました。自分についてちゃんと考える。意外となくないですか?

私は日記のようなものをほぼ毎日つけて自分の心の様子を言語化しています。なので、自分のことについてよく分かっていると思っていましたが・・・問いによって考えさせられると、全然違う自分が見えてくるのです。

私はずっと収入を増やすことに悩んでいました。なぜなら、理想の自分はもっと稼いでいるから。理想の稼ぎと現実の稼ぎとのギャップに苦しんでいたのです。

しかし、今回のワークショップで、今の自分をもっと深掘りして考えてみたとき、現実の稼ぎより今の仕事内容の方が悩みの種でした。問題行動を起こす児童に対して、周りの子の学習権を守る関係で指導をせざるを得ない。でも人を指導するのは苦手というか好きじゃない。

理想ばかりを考えていて、そういった現実の私の悩みに蓋をしていたのです。

教育の世界ではよく目標やめあてをもたせます。学校目標、学級目標、個人のめあて、授業のめあてなどなど。つまり、理想の姿や未来の姿を想像し、現在とのギャップを埋めていくという考え方です。

大谷選手のマンダラチャートが有名ですね。ビックマウスといわれる方達もこのタイプの考え方が多いです。大きな目標を口にすることで、意識を高めます。引き寄せの法則も同じ感じでしょうか。いずれにしても最短で理想に近づくには最適な方法だと思います。

ただこの考え方には良くも悪くも現在が考慮されていません。分かりやすく言うと、体調とかモチベーションとか悩みとかは考慮されません。だから未来に意識を保てるときは有効です。

もうこの文章からもおわかりかと思いますが、未来を意識するので、現在に意識がいきません。つまり現在に蓋をすることとなります。当然、蓋をするものが大きくなればなるほど、壊れる可能性も高いです。

となれば、現在のことを受け入れて初めて、その後未来に意識を向けられるのではないか。そう考えたのです。

そして驚く事なかれ、この考え方が始めの「褒める」ということに大きくつながっていたのです。この思考を学べたからこそ、大きな納得感につながりました。

自分の感情を認識する。それは決してないがしろにしてはいけないもの。この言葉は、お子さんを育てていらっしゃる親御さん全員に伝えたいです。お子さんも大切ですが、親御さんも大切です。ぜひご自愛を。

あなたの感情は

すごく終わりそうな流れの文でしたが、一番のクライマックスはここからです笑

そう。これをお読みのあなたのことに関すること。親御さんのためにできることをしていくのがこのnoteの目的です。

私が親として抱く感情を並べていきます。ぜひ「私はどうかな」と考えてください。そしてそう考える自分を認めてください。その感情でいいのです。

「えー」とか言わないで!笑。早速行きますよ!考えて認める!

・子どもの自立を願う。でも、愛情からいろいろやってあげたくなっちゃう。

・成長して欲しいけど、無邪気な笑顔は変わらないで欲しい。

・家族が好きなのはいいけど、友達とも遊んで欲しい。

・苦しいのは避けて欲しいけど、ちょっとはチャレンジして欲しい。

・子どものためにお金は必要。でも、仕事だけでなく、子どもとの時間も必要。両方足りない。

・疲れたのは分かるけど、早めにご飯を食べてほしい

・遊びたいのは分かるけど、早く寝て欲しい

・たまには親ではなく、一人の大人として時間を過ごしたい

・褒めて欲しい

・「がんばったね」って認めてほしい

・「すごい」っていってほしい

・ハーゲンダッツ食べたい

・もっとお金がほしい

・気張らなくてもいい仕事がしたい

子どもへの感情だけではなく、パートナーへの感情、自分自身の感情もあるはずです。あなたはどうですか?

これらの感情は、ワークショップの内容を思い出して書けたものです。ちなみにワークショップやる前は、将来につながる仕事がほしいの一つだけでした。それがこんなにも。プロ褒めリストはすごい。(ここまで受け取る私もすごい笑)。

ぜひあなたもあなた自身のための時間をとってみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。素敵な一日をお過ごしください。

いいなと思ったら応援しよう!