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ありのまま 「あいさつ」
おうち教育サポーターのにとうです。子どもの成長に寄り添ったり、妻との時間を作ったり、新しい事業に挑戦したりするために、11年間勤めた教員を退職した2人の息子を育てるパパです。
この記事は、そんな私が普通の生活の中で、自分なりの幸せを感じ取ろうというものです。新シリーズ「ありのまま」です。そして第一回のテーマは「あいさつ」です。もしよろしければ最後までお読みください。
朝
長男が4月から小学校1年生になりました。息子が通う小学校は分団登校といって、近くに住む小学生たちで集まって学校に向かいます。近所づきあいがないと言われている現代で、ありがたい仕組みです。
息子がきちんといけるかどうかを確認するために、私も毎日集合場所に行くんです。3月までの職場では、私は先生ですから、子どもたちも気を遣ってあいさつをしてくれます。あいさつは返ってくるのが半ば当然という環境でした。
それが今は単なる保護者です。「おはようございます」と言っても「おはようございます」とは返ってきません。見ず知らずのお父さんから言われても返しにくいですよね。
でもね、、、数人返ってくるんですよ。「おはようございます」って。一人は起きてるのか寝てるのか分からない、ぼやぼやした顔しながら笑。
「おはようございます」たったそれだけです。元気でもなんでもありません。普通のテンション。なんならむしろ低め。でもそれだけでも親近感わくし、なんかかわいく思えるんですよね。なんかあったら助けてあげたいなって思っちゃうんです。
ありがとう。ぼやぼや顔の子。
その日の午後・・・
仕事の後は子どもたちを迎えに行きます。まだ妻が帰ってくるまでは時間があって、子どもが遊びたいというので近くの公園に行きました。普段から頻繁に行く公園です。
すると突然「こんにちは」という声が。
声を掛けられるという想定がなかった私はびっくりして前を見ると、一人の子どもが。
??
あ!!!!
同じ分団の子だ!!ぼやぼや顔の子!!笑
衝撃でした。
だって、そのとき長男はまだ迎えに行く前でいなかったし・・・場所は公園だし・・・。よく分かったなーと思いました。そして気付くだけでなく、あいさつを。しかも向こうから。その子にとっては普通のことなんでしょうけど。
正直名前も知らなかったし、あいさつしかしていないけど、もうその子の虜です笑。
ぼやぼや顔の子・・・幸せをありがとう。
長男を迎えに行き・・・
ぼやぼや顔の子のおかげで、るんるん気分になって長男を迎えに行きました。私もあいさつをいつも以上に行ったのは言うまでもありません。
学童付近ですれ違う人に「こんにちは」
警備をしてくださる人には「ありがとうございます」
扉をあけてくださった人には「ありがとうございます。閉めておきます」
そこで気付いたのは、大人って会釈で済ませる人の多さ。そして目を合わせずに声を発する人の多さ。
確かに、大人がこんな返しをしていたら積極的にあいさつしようって人は減るよなー・・・って思いながら、息子二人と家へ帰っていました。
「今日はどんな勉強したの?」とか「給食は食べられた?」と話していると・・・
後ろから「こんにちは!」の声が
!?
振り返ってみると、分団であいさつを返してくれるぼやぼや顔の子・・・ではありません。
ん???と思い返しても・・・正直分かりません・・・笑
でも、同じ家の方に歩いているし・・・と思いながら、集合場所の付近に来ると曲がっていきます。
私が「さようなら」というと、その子も「さようなら」と・・・。
ん???
あぁ
朝もあいさつを返してくれる子の一人でした。(顔を覚えてなくてごめんなさい)
え!?
ってことは、後ろ姿から認識してくれて、この子も自分からあいさつしてくれた??
いや、今思い返すと本当は息子にあいさつをしてたかもしれないし、息子に返すように言わせなきゃと思うんですが、衝撃過ぎて忘れてました。
そこからるんるん気分になったのは言うまでもありません。
あいさつって・・・
「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」
「ありがとう」「ごめんなさい」
下の2つは担任の時には、結構口すっぱく言ってました。人としてきちんと言えるようにしなきゃダメだよ!って
でも上の3つもあいさつでした。そこに優劣はないはずなのに・・・軽視していました。
実際に私は上の3つでるんるんな気持ちになったんです。難しいことを考えずにまずあいさつをして、るんるんになろうって思いました。では、最後のあいさつをして、記事をしめくくります。
最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回も読んでくださるとうれしいです!また(^^)