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「これでいい」から「これがいい」への脱皮〜USP〜



あなたは、自分自身の魅力、今自分がやっているビジネス、働いている会社の独自の魅力を簡潔に説明出来ますか?


もし、これに答える事が出来ない場合、あなた自身やビジネスは指針が無くて特徴のないビジネスになっている可能性があります。


そこで今回は、競合やライバルにない独自の売りを提案する力を身に付けるため、マーケティングで使われている「USP」について書いていきたい思います。



USP(ユニーク・セリング・プロポジション)とは
「他にはない、独自の売りの提案」の事です。

他・・・あなたの直接のライバル、競合相手。
独自・・・ライバルが持っていないもの・優位性があるもの・優位性を持てるチャンスがあるもの。
提案・・・それをメッセージ化し、あらゆる機会・媒体で発信できるようにすること。


強力なUSPがなければ、商品は売れないといっても過言ではない、ビジネスをやる上で、絶対に作らならければならないものとも言われています。


なぜUSPが必要なのか?


USPがないと、ビジネスなどで有効な戦術や施策を実行できないからです。


①誰に:ターゲット
②何を:メッセージ
③どのように:戦術、施策


ターゲットが変われば、メッセージも変わります。メッセージが決まれば、その戦術も決まってきます。


このメッセージの核となる部分が「USP」なのです。


つまり、伝えるメッセージUSPが明確でないと、有効な戦術は打てません。



強みもハッキリしないまま、アピールばかりをする(広告ばかりを打つ)、これでは、お金がかかるし、誰にも選ばれませんよね。



たくさんの競合の中で、いかに選ばれるか。その基準となっているのがUSPであり、USPの強いもの(人)、USPが明確なもの(人)、が選ばれるという事になります。


有名なドミノピザのUSPがあります。


熱々、ジューシー、美味しいピザ、30分以内にあなたの元へお届けします。
30分以内に届かない場合代金は決していただきません。


これがドミノピザのUSPです。



このドミノピザが創業した時は、30分以内でピザを配達している所は、どこもありませんでした。


なので冷めたピザが届いても我慢して食べなければならなかったのです。


誰に・・・冷めたピザを食べている人に
何を・・・熱々ジューシーで美味しいピザを
どのように・・・30分以内に


30分以内に届かなければ無料!
このUSPは、実に際立っていたため、ドミノピザは、その後何年にもわたって市場で優位に立つ事が出来ていたのです。



いかにUSPを考える事が成果につながるかが示されています。


ではUSPをどう作るか?


有名な企業や、元から魅力的でないと独自の強みなんか見つからず作れないという事はありません。


USPの作り方


①競合をリサーチする

まずは、競合についてリサーチします。
ここでいう競合は、あなたと同じ商品やサービスを異なるブランドで提供している人や会社の事です。


商品やサービスのメリット、デメリットを書き出します。


②競合にはない独自の売りを発見する


①で競合をしっかりリサーチ結果と照らし合わせて、競合にはないメリット、競合のデメリットを解消できる事など独自の売りを見つけ出します。


③独自の売りがどのように役立つか提案する

例えば
・他社にはない機動的な宅配システム
・購入者からのピザが美味しいという評判
といったメリットが挙げられたなら

このメリットがお客さんや相手にとってどのような役に立つかを提案します。


例えば

あなたは、弊社自慢のピザを熱々、ジューシーなうちにご自宅で召し上がれます!というように提案します。


いかがだったでしょうか?


みなさんが持っている独自の魅力をメッセージ化して、人生や仕事のお役に立つための1つの考え方として参考にしていただけると幸いです。



最後まで読んでいただきありがとうございます😊

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