こんにちは。こんばんは。
今日は雨。朝から一日中ふり続けている。
そんな雨も嫌いじゃないと思える。もちろん土砂降りや災害級の雨はごめんだ。それは、本当に雨が好きなのか、それとも好きではないが、心に余裕があるからなのか。きっとどちらでもあるだろう。どちらかといえば、晴れている方が好きだけど、かといってたまに降る雨の音はそれはそれで好きだ。道路にたまった水たまりを車が走り抜ける音、屋根に降りかかる雨の音、窓につく水滴たち。いつもと同じ場所なのに、雨の日になるとまた違った見え方になるから面白い。家の中にいても十分雨を感じられるが、外へ出ても傘にあたる雨の音、ぬれた舗装されていない道を歩く音、たくさんの雨を感じることができる。
雨を良さそうなものとして書いてみたが、もちろん悪いところもある。世の中にはいいところと悪いところがある。
雨の日は、アウトドア系の予定はほとんど中止になるだろう。靴や靴下も濡れる、普段自転車を使う人は使えない。細い道路で傘をさして歩いてる時の歩きにくさ(向こう側から人が歩いてきたときには軽い絶望である)は雨特有だろう。じめっとした空気。考えてみると結構出てくるものである。やはり私は、雨が好きではないのかもしれない。
しかし雨は、私たちが行動を起こすことを強制しない。(私はあまのじゃくだから雨の日も構わず外に出てしまうが)読みかけていた本を読んでみたり、普段見ない映画を見てみたり、ちょっと部屋の掃除をしてみたり、
ぐうたらしてみたり。雨の日は晴れの日と違ってせっかく晴れなのにという感情が芽生えてこない。だから少し気を楽にして小さな行動を起こすことができる。こうして私が文章を書いているのも、雨のおかげなのかもしれない。
雨があるから晴れたときの喜びがあるし、何かの切り替えのタイミングにもなるし、こうしてよくわかんないことを文章にもできるし、雨の日は意外といい日なのかもしれない。