
人生で初めて流鏑馬を見てきました!
3月のある日、駅で流鏑馬の広告を見かけました。
あの、馬の上から矢を放つやつですね。
こんな近場で見られるところがあるなんて知らなかった!
見たことない!
見てみたい!
ということで早速行ってきました。
場所は福岡、西鉄柳川駅から徒歩8分の「三柱神社」です。
天気は快晴
桜は満開
これ以上ないくらい流鏑馬日和です。

一般観覧は有料席と立ち見がありました。
当然有料席のほうが近いので有料席で。
観覧席にはビール箱が並べてあって料金を払うと座布団がもらえます。
座布団の持っていないビール箱ならどこに座ってもOK。
前列の席は既に全て埋まっていました。
この時まだ12時。
流鏑馬のスタートは1時半。
気合の入った人たちがいるようです(;'∀')
行事が始まる前に神事があると言うことで境内の方へ。

祝詞をあげたり。
お神酒を配ったり。
お清めした弓矢を配ったり。

祝詞は、しゃべってる内容が分かるのがいいですよね。
戦争の収束、コロナの収束などを祈っていました。
神事が終わると会場(参道)へ移動。
流鏑馬について何一つ知らないままここへ来た私。
13:30からだから、3回くらい走って
14:00くらいには終わるのかな?と
なんとなく思っていたのですが
神事で座ってる人が
やけに多かったよな・・・
あれみんな走るんよね・・・?
ここで会場にてアナウンス。
1人が3回走り、×3組と言うことで
計9名が走るんだそうです!
これはたっぷり楽しめそう。

鳥居から鳥居の間を駆け抜け、3ヶ所の的を射抜きます。
スタートは社入り口の鳥居から。

矢を構え
「いんよーぅ!(陰陽)」の掛け声の後に放ちます。


的は客席側にあり、的に当たる瞬間は見えず。
ちょっと残念だなと思ったんですが
始まってみると的に命中するたびに
パーン!
と的が弾ける大きな音が鳴り、それだけでも結構迫力がありました。
また、こちらを向って弓を構えるので迫力がありました。

思わず声がもれました。
後ろの席でもこの近さ!
私たちの前を通って、奥側の鳥居をくぐったらゴールです。

3人走ったら前の鳥居に戻り
次の組です。
後ろ姿もかっこいい!

衣装は各々手造りだそうです。
矢羽は鷹の羽が使われています。
騎手が腰から下げている鹿の皮も本物で、
ある時期に捕れるメスの皮なんだとか。
(季節は失念しました)
こんなに本格的とは思わず、かっこよさに終始見とれていました。



馬は日本固有の馬だそうです。
足が太くしっかりしていて、背は低めです。
競馬などのサラブレッドが走ることに特化した馬なら
この馬はスタミナ特化の馬なんでしょう。
3頭の馬でずっと走っている様に見えました。

触ってみたい。
途中、落馬もあったんですが
騎手も馬もスッと立ち上がったのに
強さを感じました。
馬がコケる=骨折のイメージがあったので
やっぱり強いんだろうなあと。
そして、もう一つびっくりしたのが
女性の騎手がいたこと!


もしかしたら部活で流鏑馬があるのかも?
流鏑馬って、「この道ん十年」の手練れの男性がやってる
イメージしかなかったので
女性が乗っているのに驚きました!
男性同様、迫力のある流鏑馬を見せてくれました。

男性も女性も、幅広い年代の方がいるように見えました。
伝統が引き継がれているようでいいなあ。
そうこうしてるうちに15:45
流石に終わりが近づくと帰る人も出てきて
前が開きました。
やったー!
前に移るしかないよね!
人の頭が写らずに何枚か撮ることができて
嬉しかったです。
ばっちりかっこいい(゚∀゚)

最後は行列も見れて、大満足の一日でした。

流鏑馬は13:30に始まり
たっぷり16:00までありました。
いやー、よかったよかった。
シャッター切る手と
拍手する手と
4本手が欲しい!
なんて思いながら見ていました。

柳川といえば川下り!
川下りもいつか体験してみたい。
体力があったら「さげもん」巡りも
したかったんですが
流石にヘトヘトでした。


女の子の健やかな成長を願って
ひな人形と共に飾られる、つるし雛です。
来年もまた見に行きたいなあ。
* * *
これを読んで興味を持った方
天気によっては飲み物とタオル
つばの小さい帽子などあった方がいいです。
かなり暑かったので。
あ、この日のための特別な御朱印も賜れますので
御朱印帖も忘れずに。