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東京(大都市)の限界、地方(過疎地)の可能性

いろいろなことが読み取れますが、大きく分けて二つの事が言えます。

1.東京に住むのはハイリスク・ローリターン

2.日本は近い将来に限れば二極化ではなく三極化する

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1については、どんなに設備の整ったタワマンでもそうです。

というよりもタワマンほど危険な家はありません。

なぜなら上の階になればなるほど「人工的なエネルギー」なくして生活インフラを維持できないからです。

つまり、昇り降りをするためのエレベーター、水道で水を組み上げるためのポンプ、冷暖房を始めとする空調が止まれば生きていけないからですし、代替手段も存在しないからです。

また、家庭菜園とかもできませんので、インフラが止まったら陸の孤島ならぬビルの孤島と化すでしょう。

「23区内ではタワマン一室8000万円超え」というのが記事に書かれていますが、「8000万円の棺桶」を買うようなお金があるなら、それ以上に優先して買っておいた方がいいものがあるんじゃなかろうか?と思います。

また、タワマンでなくても、南海トラフ地震や河川や地盤の状況、そして大規模な人口を抱えていることから災害や戦争などで「補給線」が寸断された場合に飢餓に陥る危険性が相対的に全国で最も高いという点からも、東京近辺には拠点は絶対に持たない方が無難です。

また、東京に滞在する場合は、常に脱出路を現実的に確保するためにはどうすればいいのか?ということを念頭に置いておく必要があるでしょう。

私が東京で宿を取る時に、羽田空港からあまり離れたくないのもそういう理由があります。
(利便性も考慮に入れれば浜松町周辺、安全性最優先なら羽田空港敷地内のホテル)

空路の場合は鉄道や車両と異なり、「交通路自体が破壊されて使えなくなる」ということが物理的にありえないため、空港という「点」さえ機能していれば交通は機能するというのが最大の特徴です。

そういう面を考えますと、東京脱出に最も優れている手段は空路と言えるでしょう。

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2についてですが、従来は「東京一極集中と地方の過疎化」という「東京と地方」の二極化が言われてきましたが、周回遅れのグローバリズムを続けて格差が拡大し経済的にも精神的にも分断が進んだことで、三極化していると言えます。

つまり「大都市の超富裕層(0.1%以下)」「大都市の貧困層(25%強)」「過疎化した地方(75%弱)」の三極化です(パーセンテージは総人口比率)。

ただ、地方の不動産の値段は下がり続けて、場所によってはタダ同然で手に入るというのは、自給自足の農林業の技能を持つ人にとってはスーパービッグチャンスでもあります。

なぜなら、自給自足の農林業を出来る人にとっては、タダ同然の地方の過疎地は株式で言うところのバリュー投資(適正価格よりも割安で買える)に他ならないからです。

つまり、これからの日本で最終的に生き残れる可能性が最も高いのは「地方に最後まで残って自給自足の基盤を創った人間」です。

平たく言えば「地方に根を張った人間」です。

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なので、私が目指して、かつ進めるのは「第四極」を創り上げることです。

というのも、三極化は中短期的に見れば止められませんので、それを逆手にとって、この三極に当てはまらない第四の分類を創り上げるということです。

それは何かと言えば「地方で自給自足の基盤を持ちながら、不労所得などで経済力のある層になること」です。

正直、田舎で自給自足(食料とエネルギーに関して)ができれば、年収200万円もあれば超リッチに暮らせます。

すなわち、地方の特に過疎地の生活費はそれだけ安いということです。

そこで、東京のアッパーミドル以上の所得水準を持ったらどうなるでしょうか?

ロバート・キヨサキの言う「ラットレース」ではありませんが、東京は所得が増えるにしたがって支出も同じかそれ以上に増えていきますが、地方では「支出の逆進性」が働いて、生活費支出はほぼ一定です。
というのも、元がタダ同然ですし、生活資料の価格自体も低いためです。
(一例を挙げますと、成人男性の手のひらより一回り大きいコロッケ3~4個入りパックが、1パック80円~100円で売っています)

そんな田舎で不労所得を構築すればとてつもない利益率が実現するため、東京の半端な富裕層をぶっちぎる超爆速で資産(と資産収入)を積み上げていくことができるでしょう。

しかも東京圏の「カントリーリスク」とも無縁に、です。

人間様の頭数よりも、リアルくまモンの数の方が多いような田舎であれば、食糧とエネルギーの消費量自体が極小であるため、仮に補給線が寸断されたところで大したインパクトはありません。

ましてや自給自足をしていれば経済的打撃などほぼ0です。

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ということで、タワマンのような見栄とマウント取りのためのシロモノなどしょせん砂上の楼閣でしかないということ。

そしてこれからの日本で経済的に最強となれるのは「地方で自給自足しながら不労所得(できれば複数)を持っている人間」ということでした。

こういう記事を目にするたびに、どこをとっても東京の危険性・限界と、地方の無限の可能性を読み取ることができます。

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