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平均=「結果論」またの名を「後出しじゃんけん」

よく言われる妄言が再生産されています。

これに反駁するのは簡単で、じゃあウォーレン・バフェットは何なんですか?という事実を持ち出すだけで完全論破完了です。

ウォーレン・バフェットのような堅実な投資家だけでなく、投資よりハイリスク・ハイリターンな株やFXの投機取引で稼いでいる、それも一発屋ではなく稼ぎ「続けて」いるトレーダーなんてごまんといます。

その一例がこちら。

少し古いデータですが、現在でも比率的には変わってないでしょう。

年収億越えに絞ってもその6割は株・FXのトレーダーです。

億未満でも株やFXで勝ち続けているトレーダーはさらに多くいます。

効率的市場仮説とやらが正しいのであれば、全てのプレイヤーの利益は平均に漸近していくはずですが(それこそが平均の概念)、実際は爆益を出して勝ちまくっているトレーダーや投資家と、早々に負けて退場していく人間とに二極化しています。

つまり、ここから結論できることは、効率的市場仮説とやらの言う「平均」なるものは、勝ちトレーダー・投資家と、負けトレーダー・素人投資家との結果の平均値でしかない=単なる結果論でしかない、ということです。

つまり効率的市場仮説の言う平均を単純化して言えば、2人が50点を出したから平均点が50点というものではなく、1人が100点、もう1人が0点で、結果として平均点が50点になっているだけということに過ぎません。

なのでそこで導き出された「平均」なるものは単なる結果論であり、そこには何の価値もありません。

実際に居るのは1割の勝ち続けられるトレーダー・投資家と、9割の負けて退場する素人トレーダー・なんちゃって投資家がいるだけです。

数字のマジックに踊らされて「インデックス投資にぶち込んでおけば安心」などと早合点しないように。

インデックスファンドは基本的に資産保全用の金融商品であり、資産形成を図るには最低でも億以上の元金か、毎月20万円以上の入金力が必要です。

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