ep.3 日記 勢いで初めてポジティブに考えるのが秘訣らしい
5月20日(月)
明日行われる会議の資料が送られてきたのだけれど、カタカナビジネス用語が多過ぎて何を言ってるのか全く分からん〜!メンバー的に役職高い人が多くてレベルの高い会議に入れられたかもなあ。はぁ〜。と思っていたけれど、この資料を見てやっぱりそうだったんだ、と確信した。
とりあえず単語の意味を調べながら一文ずつ読んでるけれど、さながら古文の読解のようで文章として正しく理解出来ているか非常に怪しい。中学生の時、何を思ったのか突然翻訳なしの『古事記』を買った時のことを思い出した。
『古事記』については一行で諦めたけれど、カタカナ多用の資料については諦めてしまうと明日の会議に間違いなくついていけなくなる。それは悔しいから頑張って翻訳しながら全てに目を通した。
5月21日(火)
考えがまとまる前に取り敢えず喋り始めてしまうのを今すぐ辞めたいから、ここに辞めることを宣言しますっ!ただ考え過ぎると、色んな心配とか不安で何も話せなくなってしまうのが自分。「こんなことを発言して意味があるのかな?」「こんなこと聞いて呆れられるんじゃないかな?」ってすぐマイナス方面に考えてしまって、喋ることを止めてしまう。
でもそのたびに昔の上司から言われた「何も発言しないなら会議に参加していないことと一緒だよね?」という言葉を思い出す。だからある程度勢いも大事だよなあと思う。発言の勢いと考えをまとめる時間のバランスを取るのが難しい。
5月23日(木)
人生で初めて人事考課の考課者の文章を書いた。ここ最近で精神的に重たかった仕事No.1。辛い点としてまず人数が多すぎる。エピソードがたくさんある人はスラスラと書けるけれど、凪のような人には何の印象もなくて手が止まってしまう。それなのに、みんな同じ熱量で書かないといけないのがすごく辛かった。結局最後はChat GPTに推敲してもらった。
こういうことを任されるたび、同じように働いていたはずの同僚たちと距離感がどんどん生まれているように感じるのもなんだか寂しい。こちらは意図せずとも距離を空けられているような気がする。
あと単純に自分は考課者として良い人間ではないんだよなあ。そのような目でみられるほど人間が出来ていないし、仕事への理解もまだまだだと思う。
5月25日(土)
友達とまたリアル脱出ゲーム。人生で二度目の脱出成功!
と言っても自分は今回全然謎解きについていけなくて、終始ストーリーの盛り上げ隊になってしまっていた。
終わってからドトールで恒例の反省会。会議と一緒で付いていけないとやっぱり悔しい。でも参加しているだけでも楽しいのがリアル脱出ゲームだなあと改めて実感した。次こそは!自分も率先して謎解きしながら脱出を目指したい。
帰り道に見た月がすごく綺麗だったから、お家に着いた瞬間ベランダに出て写真撮影。
月の模様まで見れたのが嬉しい。こんなにくっきりした月を見たのは半年間、島で生活をしていた時以来かもしれない。
島では月の明るさによって夜の景色が変わる。新月の日は懐中電灯がないと外を歩くのは難しい。四方八方どこを見ても真っ暗で、自分は何に向かって歩いているのか分からなくなるほどだ。ただ満月の日は違う。薄ぼんやりだけど明るくて、懐中電灯がなくても歩けるような気持ちになれた。実際は怖いからちゃんと懐中電灯をつけるけれどね。
月の明るさでこんなに景色が変わるなんて、この島暮らしをしていなければ気がつかなかった。大切な思い出。
5月26日(日)
TravisJapanの川島如恵留さんがやられているYouTubeチャンネル『のえるの隙間時間』を最近よく見ているんだけれど、この動画を見ていたら資格勉強をやってみたいなと言う気持ちになった。
取り敢えず今参加させられている研修にも役立ちそうなものをということで『ITパスポート』の本を購入。早速見てみたけれど、カタカナや英語三文字の略称が多くて早くも挫折しそうになった。カタカナを覚えるのって本当に苦手だ。
🟠✏️
余談。今週通勤時に聴いてた曲。
マクロスはアニメは見たことないけれど曲が好き。
おわり