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ロン・ハワード監督「バックマン家の人々」を観て。
ロン・ハワード監督作品。ちょっとキアヌも出てるよ。
家族、家庭、、
この映画のテーマはそれだろう。特に印象的だったのが、主人公のお父さん(主人公の子供たちからしたらおじいちゃん)が言う、「親は子供が20だろうが40だろうが、いつまでも心配なんだ」というセリフ。自分はまだ親になったことがないからわからないけれど、心中察するものがあり、この映画で少し、親には本当に迷惑かけてきたなあ~、とこみ上げてくるものがありました。
そして子を持つ親には責任が生じる。自分みたいに男なら、仕事の事、子供との親子関係の事、学校に関するあれこれ、女性もまた大変だ。
この映画は延々と、家族を持つのはタイヘン、胃がキリキリするものごとがどっと押し寄せてくるよ?それでも大丈夫?
って問いかけてくる映画の様にも感じるし、
でも、でも、ラスト。物語が終息するころには、主人公のおばあちゃんのセリフに集約される、「私はジェットコースターがいいね。メリーゴーランドは退屈だよ」という結論?かどうかは監督のアタマの中を覗いてみなきゃわからないが、「家族を持つのは大変なことだけど、やりがいはあるよ」ということだと思われるセリフが印象にのこった。
「滅茶苦茶なくらいが人生さ、それを楽しめるぐらいのこころの余裕を持とう」、という前向きなメッセージが、この映画なのかな。
―了―