
SEOが弱いstudioで書いた記事をnoteにもコピペしたら検索順位はどうなるか?
studioCMSがSEO弱すぎて検索結果でnoteにめちゃくちゃ負けた件についてご説明します。
まず、私は「StudioCMSのSEO設定とPing送信〜令和の時代に手動で頑張る」というニッチな記事を1か月前にstudioCMSで公開し、公開と同時にX(Twitter)で共有しました。そしてその後、noteに内容をコピペして公開。
それからたった数日で、検索結果は…
コピペのはずのnoteのほうが一番上に来てしまった。
studioとnoteを含む表示順位
1位 コピペのはずのnote
2位 X(Twitter)の投稿
3位 コピペのnoteが入っているマガジン
4位 studioCMSの元投稿
5位 studioCMSの元投稿が入っているカテゴリ
studioCMSウウウウウ!
SEO弱いいいいいいいいいいいいっ!
わかってたことだがああああああああっ!
私のX(Twitter)はそれなりに使ってる時間も長いので上に出るのはわかるんですけど…
あれっ?
コピペで数日前に貼ったばかりのnoteに爆負けって…
それってもし万が一他人に悪質にコピーされたら完璧に負けじゃん?!
えっ、やばくない?ほんとに?!
今は仕方ないのでコピーコンテンツ扱いにならないように低い方を非表示にしておきました。
↓

Googleとnoteが資本提携という記事もでていたし、今後のことも考えるとnoteを正規とするのがいいんだろうな。
自分のコンテンツを守りたければ、評価の強い媒体を使ったほうがいい
noteに負けたことについては「やっぱりそうか〜」と予想通りであるとは思いつつも、studioCMSがSEO弱すぎて、悪意のある誰かにSEO強い媒体へコピペされた場合にはコンテンツパクリが成り立ってしまうという懸念点が思ったよりもやばかったです。
つまり、studioCMSで誰かがまったりといい記事を書いていたとします。それをだれかが見つけて自分の記事としてコピペでSEOに強いブログ(例えばnoteやはてななど)に貼ったとします。そうすると、コピペした後の記事のほうが検索で上に出るので、そっちがオリジナルだと思われてしまう可能性があるということです。
従来、コピーコンテンツというのは、元のコンテンツのパワーのほうが強いけれどもその下にコピペが出てきてパワーを削ってくるというイメージでした。しかし、このような、元の「媒体」のパワーが弱い場合には、コピペの「媒体」のパワーのほうが強くて表示で上に行ってしまう可能性が十二分にあるということです。
自分のコンテンツを守りたければ、評価の強い媒体を使ったほうがいい。。
じゃあ〜他人はともかく自分のstudioと自分のnoteなら、studioが正規だよってcanonicalとか入れればいいじゃんって思ったりしますよね。
studioCMSの個別記事には、<head>内のタグを個別に追加する機能がありません!
終了〜〜〜〜〜〜〜〜!
えー…
・・・どうしよう?
学んだこと、そして今後
最近studio流行ってるから触ってみるか〜って課金してみたのが2024年12月。たった1ヶ月半でこんなにSEO弱い!SEO弱い!SEO弱い!って叫んでるとは思いませんでした。自分が思っていたよりもSEOの血が濃かったのでしょう。
思い返してみれば、わたしはYahooカテゴリ審査登録時代からのサイト制作ユーザーで、あちこちのサーチに登録申請したり、200X年から一生懸命検索アルゴリズムと戦ってきた野生のアフィリエイターでした。最近はそんなに気にしてないしなと思っていたけど呼吸するように意識していたみたいです。だって、
がんばってお役立ち記事を書いたからには見える場所に出てほしい、そう思うのは人間として自然なことだもの。
1ヶ月半のstudioCMSを通して学んだことは、自分が自分で思っていたよりもSEOにうるさかったということ、studio自体は良いがCMSは現時点では機能面があまりに良くないということ、そして
studioCMSの書き心地はだいたいnote
ってこと。
studioCMSやる前はnoteのエディタに不満があった
実は、noteが好きになれない理由の一つに、エディタへの不満がありました。あまりnoteのエディタが好きではありません。
ですが、なんとstudioCMSに行って戻ってきたら不満が減りました!理由はstudioCMSと大体一緒だったからです。
あっちも文字のサイズを変更することができませんし、マーカーも引けませんし、とにかくWordPressのビジュアルエディタと比べるとできないことだらけです。
まじで段落の入れ替えとか画像のアップロードとかスクショの貼り込みとかの使い心地がもうちょっと便利だったらと本当に思うんですけど仕方がない。そういう不便なものだと思うしかない。
studioで不満に慣れた結果、noteでの不満が減ったのは大きかったなと思います。
studioは課金しても作成アイテム数上限があるのがネック
いま悩んでいるのはこれです。どうすんだこれっていう。
実は、studioで遊んでみようと思ってから1ヶ月半、「studioでコンテンツを継続して作るというのはクリエイターの資産となりうるのか?」という問題でずっと悩んでいました。
何よりもstudioで一番問題なのは作成アイテム数の上限があることです。
このアイテムには「タグ」も含むのが致命的です。
タグ1個と記事1つが同じ1アイテム枠を消費します。
多く記事を書くためにはできる限りタグやカテゴリの数を増やさず少なくするようにしなければいけない。
月1000円並の課金でありながら、トップページなどのWordPressでいうところの固定ページや「タグ」や「カテゴリ」も含めて約1000ページしか作れないということから、いっぱい努力するほど、いつかは「過去の人気のない記事を消して新しい記事を作る」をする日が来てしまう。もしそうしたくないならさらに上にプランに課金するしかない。それってコンテンツが人質じゃないか。
長い目で見ると、SEOが効くWordPressやnoteやアメブロやはてブロは資産たりうるのでニッチな話題でのロングテールも狙える。しかし、studioではたくさん書いたらいつかは上限がくるという気持ちと常に向き合わないといけない。
せめて900記事書いてから言えよと思うかもしれないけれども、900記事も書いた後にお引越しして再設定するのはしんどい。
やっぱりそう考えると、studioCMSは「あくまでもstudioにお知らせ投稿機能がついている」と考えることに留めるのが良いのだと思います。
studioは途中でテンプレート変更できない
あと、WordPressやHTMLやってる人にとっては「えっ」と思うことですが、studioではテンプレートの着せ替えは後からはできない。最初に設定するときにそう書いてありました。つまり途中でリニューアルして見た目をガラッと変えたいとかできないんです。
テンプレートは既存プロジェクトへ適用できません。
購入後、テンプレート適用済みの新規プロジェクトが自動的に作成されます。
選択したテンプレートを後から別テンプレートに変更することはできません。
はぁ〜、つまりガラッと変えるような人の場合はテンプレートじゃなくて自作しろってことかもしれないけど…
さいごに
いろいろつらつら書いてきて思うことは…
studioCMS、エディタもサイトも「見た目は」いい感じなのになあ…
あと8ヶ月課金期間残ってるのどうしようかなあ。困ったなあ…
何かいい使い道が見つかればいいなあ…