市場調査を甘くみてはいけない!
すっかり8月に突入し、花火大会も多く開催されていますね。
私も花火大会に行こう、行こうと思っていたら時間だけが過ぎ去り
今になっています。来週こそは、、、と考えているのですがね。
本日のテーマは『新規事業』のさわりの部分に関してになります。
みなさんは新規事業と聞くと、何だか面白そう!と思っている人もいると思います。確かに面白いんです!新規事業は。
しかしそれ以上に大変なことも多く存在しています。
新規事業の中でも重要とも言える、『市場調査』
市場調査ってネットで調べれば済む話だよね。と考えている人もいるかもしれません。それは確かに間違いではありません。
ネットで調べるのも一種の市場調査ですよね。
でもネットだけで完結されるのは精度的には低いものになってしまうのです。
それでは、
私なりの市場調査(某事業会社でやっていたもの)を書いていきます。
そもそも論。
こちらに関しては「何をするか」「エリアをどこにするか」によっても考えなければいけないことが変わってきます。
「何にするか」に関してですが、
新規参入する市場があるのか。
市場の将来性があるのか。
市場の中でライバルになる(目標)と置く企業をどこにするのか。
等をまずは調査していきます。
新規参入が難しい、
将来性がない市場に飛び込んだとしても事業としては成立しにくいですしね。
この場合は基本的にコンサル会社より資料を買います。。。。
が、、、、、、一般的な企業では購入までは至らないと思います。
なぜなら、、、高いから!!!!
高いと言っても内容の満足度はかなり高いのですが、、、、。
それではもし購入することが難しい場合はどうするのか。
①同じ市場に参入している事業担当者にヒアリングに行く。
②新聞やニュース等でどれだけその市場が取り上げられているかを把握する。
③身の回りに類似するサービス・商品が多くなってきているのか。それとも見かけなくなってきたのかを自身なりに分析する。
上記3点が誰でも出来るものになります。
私の場合は①は積極的に実施していました。
何故なら、、、、、
・課題を抽出しやすい。
・組織組成をしていく上でつまずくポイントが分かる。→成功体験から学べる。
・自分自身の市場に対する感度を高めることが出来る。
などがあるからです。
どれだけ自分自身・チームで市場感を考えることが出来るかが鍵となります。
チームの場合、誰か一人でも無理なんじゃないかと思ったら新規事業は本当に上手くいかないのです。
上記のような調査を行う上で、だんだんとチーム内でブレスト出来る内容も多くなってきます。
例えば最初は“この事業をやろう!”などという詳細の話までは進まない場合もあると思います。特に新規事業やったことがない新設のチームとかそうなりますよね。
ヒアリングしてきた内容を全員で持ち寄って、
このような懸念点が考えられるであったり、
市場で生き残っていくために、自社ではこのような特性を持たせよう!
などという詳細部分まで突っ込んだ話が出来るようになります。
その質が毎回MTGを通して向上していくことによって、
さらに事業として見えてくるようになるのです。
行き当たりばったりで、やってみて成功する事業もあるかもしれません。
しかし、
新規事業の場合は、どれだけ成功確率を高められるかが企業としてもリスクを最小限に抑え、最大限の結果をもたらすかどうかの境目なのです。
そのような位置付けでも市場調査は重要です。
仮に他社の担当者の方にヒアリングを行う場合は、
想いの面ばかりに注目しないようにしましょう。
マインド寄りになってしまうと定量面でハマった場合に、
抜け出す手法が見えない場合があります。
しかし定量面にきちんと注目をし、客観的に事業計画等をびっしり引くことによってある程度の逆境にも立ち向かっていくことが出来ます。
今は事業会社では新規事業を立ち上げようという動きは活発になっています。もしかすると明日は我が身かもしれませんね。
もし質問等ございましたら、twitterDMまでどうぞ!