【FF14】中間感想~新生エオルゼア編~【喰う寝るゲーム】
昨日の記事にも書きました通り、全クリ、ではないので表現が難しいんですけど、とりあえずストーリーがひと段落。FF14の新生エオルゼア編、スタッフロールまでたどり着きました!
他のゲームと比べて「やりきったぁ!」感がないのはやはり、終わりなき旅路であるMMORPGならでは、といったところでしょうか。登山で登頂!というより、広大な森を歩き続けてたら良い景色の見える小屋にたどり着いた、さ、次はどこに行こうかな、という感じです。
ですが、今までいろんなゲームの感想を書いてきたので、せっかくだし今回もFF14のゲーム感想を書くよ!ただまぁ、シナリオもコンテンツも終わらせたわけではないので「中間感想」、ということでご承知おきを。もちろんネタバレなしです。
■このモブ、どんな人なんだろう
ストーリー、面白かったです!
決まったシナリオをただただ読んでいく、っていうだけじゃなく「このエリアの、このモブが、この発言をする、ということは、このエリアではきっとこんな生活なんだろう/こういうことがあったんだろう」というように、イメージが膨らむような会話がとても多くて、俺は今エオルゼアに冒険に来ているんだ、と実感できる場面が多かったです。明かされていない裏設定、めちゃくちゃあるんじゃないかなぁ。
映像がキレイになった近年のFFでは少なくなった「話しかけたら応えてくれるモブキャラ」もかなり多くて、しかもしょーもないことを言っていたりして(笑) 僕みたいなおじさんからすると「昔のRPGみたい!」という感じがありましたねー。
で、この「昔のRPGみたい!」は、開発側も凄く意識しているように感じました。
実はシナリオ前半で、キャラクターのセリフに違和感を感じることがあったんですよ。最近のゲームで見ない言い回しのセリフが多いな、と。
でも途中、ゲームに映る映像を脳内で2Dドット絵に変換してからそのセリフを読むと、すごくしっくりくるって気づいて、なるほど、と。
そうやってみてみると、FF14の世界や人物は、それこそFC、SFC時代のFFの感じをそのままに、3Dに立ち上げた、というようにも思えました。
P/Dの吉田直樹さん、a.k.a.吉Pは、古くからのFFファンだと公言していますので、自分やファンのみんながかつて熱狂していた雰囲気を信じているんじゃないかな、と思えました。
で、その分……いやそれだけが理由じゃないんだけど、ストーリーの盛り上がり的には、少し薄味な印象。……いや面白かったけどね!?けど、最近の映画みたいな演出満載のゲームと比べたら、そりゃそうなんですよ。
それは前述した通り、2Dというデフォルメ世界のFFを、3Dというリアル寄りの世界にそのまま立ち上げたら、シナリオが薄くなるのはやむなし。極端な例だけど、「ぐりとぐら」みたいな絵本を実写映画化!ってやったら、そりゃストーリーは薄くなりますもんね。
それと何より、MMORPGですから。映画みたいな演出満載のゲームにはできないですから。そこで勝負しているわけじゃないですからね、FF14は。ムービーだってほとんどが実機でした。何とかしてムービーのデータサイズを小さく、という努力が垣間見れました。
そんなわけで、ストーリーは面白かったです。薄味でしたが。
……でも「FF14のメインシナリオは面白い」って聞くんですよね。嫌味じゃなくて、そう言われるくらいですから、ここからの展開、まだまだ期待しているんですよね!感覚的に、SWのエピソード4が終わった感じかな、って思ってますから。……え?SWエピソード8?9?知りませんね……。
■大盛り山盛りてんこ盛り
ここからは、ゲームとしての面白さについての感想!
◇すさまじい情報量!
画面上に、これだけの多くの情報が流れていくゲーム、初めてやりましたよw もう、すんごい!僕がFF14と並行して遊んでいるゲームがSF6という、画面からの情報量が極めて少ないゲームですからなおさら。SF6で遊んでから「FPSって情報量多かったんだなぁ」ってしみじみしたくらいですから、そこからFF14への振れ幅は、それはすごいものです。
味方の位置、HP、付与されているバフ、デバフの効果、それが3人分、さらに敵の分まで、もちろん自分のHP、MP管理、も欠かせませんし、さらには地形やオブジェクトも多彩です。それが秒単位で次々と流れてくるわけですから。……本当は味方・敵キャラクターともに、かっこいいアクションやキレイなエフェクトもじっくり見たいんですけど、それどころじゃない!
とはいえ、おそらく見なくても良い情報は切り捨ててしまっていいと思うんですけど、そこはきっと慣れなんですね。数をこなしていこう!
これでもし、従来のRPGのように、自分が行動する選択肢がたくさんあったらもう、遊べたもんじゃないんですが、上手くできてるのがバトル時に自分が出来る行動の種類自体は、そこまで多くないんですよ。
僕はメインが白魔導士なのですが、とにかくケアル、ケアル、リジェネ、ケアル!自分がやるべきことが絞られているので、とにかく自分のなすべきことをしっかりやればクリアできる仕組みになってます。
……が、それをさせないのが敵の攻撃。いろんな手段で気を散らしてくるので、もう必死よ(笑) それがまた面白い!初見殺しも多くあって、「どうすればいいんだ?」と考えるのもすごく楽しめました。
戦闘中、時々敵が話しかけてくる(テキストが表示される)んですけど、「え?何?ちょっとそれどころじゃないんだけど!」とゼェハァ言いながらケアルしてましたねー。
◇「面白そうな何か」に際限がない
バトルについて書いたんですけど、それはこのゲームのごく一部でしかなくて、採集、クラフト、クエスト、カジノetcetc、遊べることは山のようにあります。
継続的にアップデートが入るMMORPGなら、当然、なのかもしれませんが、FF14(新生)がリリースされた2014年から、僕が他のゲームにウツツを抜かしていた10年の間、ずっとアップデートし続けていたわけですから……そりゃボリュームは凄まじいものになるよね!聞いた話では、アイテム、2万種類以上あるらしいです。イカれてる(誉め言葉)。
この、ゲームを進めるごとに「何だこれ!」がある、「何かあるかも!?」って思えるの、めちゃくちゃ大切ですよね。
MMORPGと比べるのはおかしいんだけど、例えばポケモン。ポケモンの数は今や1000種をゆうに超えてはいますが、それでも限りがありますから、ゲーム終盤ではどうしても「何だこれ!」は減ってきます。
でもFF14はゲーム1本分のシナリオを終えてもまだまだ、広大な海が広がっているかのよう。
アイテムでも、敵でもジョブでも、長い期間、新しい出会いに期待できるボリュームなのは、FF14の最強の強みなのかも。
あんま関係ないけど、FF14の開発スタッフにポケモン作って欲しい。オンラインの。絶対面白い。
■終わりに
といったところで、FF14の中間感想を書いてきました。書いてて思ったんですけど……やっぱり、まだ知らないことが多すぎる!「他に感想の書き忘れないかなぁ」って考えましたが、理解できたと思えるほどコンテンツをやれてないんよなぁ。※それに多分、経験上、書き忘れてること、ある。
音楽がいい、とか、ミニゲーム楽しいとかの細かい視点では、ゆくゆく個別の記事にしていくでしょう。
あと真・蛮神討伐戦が解放されたので楽しみなのと同時に、ちょっと怖いという気持ちもあり……それについてもまた記事にするかも。
何より、ほとんどNPCとしかインスタンスダンジョンに挑んでないから、FF14の一番美味しいところ、まだ味わってないんよな。
僕のエオルゼア探訪は、まだまだここから。
寝ます!
また今夜!