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【連載第2回後編】ポケモン×FF14【このコラボが見たい!20025】

 さて、今週もやっていきます、「このコラボが見たい!20025」。1万8千年後の20025年でも遊びたいと思えるような、ゲームクリエイターやゲームタイトルのコラボを妄想していく、自由極まりないコーナーになっています。

 今回は、連載第2回後編「FF14スタッフがポケモンを作ったら」を、本格的に妄想していきます!「FF14スタッフが~」ではなく、「吉田直樹(通称吉P、スタッフの長。みんな大好き)が~」と置き換えたい気持ちもありますが、FF14スタッフ全員あってのFF14だと思い、このように書かせてもらっています(……まぁどのゲームでもそうなんですけど)。

 連載の第2回である今回は、あまりに事前整理が長くなってしまったため、前後半に分かれました。今後も分かれるかもしれません。
 前半はこちら。

 前半では、ポケモンとFF14スタッフのゲームの特徴を(個人的イメージで)まとめました。どんな感じでまとめたかと言うと、

◇ポケモンの特徴

  1. 質・量そろったゲーム界随一のなキャラクター(ポケモン・人間ともに)と

  2. 現実世界の世相を反映したセリフや世界観が魅力だが

  3. バグや不便さなど、痒いところに手が届かないゲーム

◇FF14スタッフが作るゲームの特徴

  1. 徹底的に練り込まれた世界の成り立ち・設定に、

  2. 「古き良きセリフ」などの、スタッフの「俺はこれが最高なんだ」を詰め込んだ、

  3. ビジュアルからUIまで多くの人が、文句なく遊べる作りのゲーム

 という感じです。詳しく見たい方はこちらです。

 で……ここからがやりたいこと!
 FF14スタッフがポケモンを作ったら、どんなゲームになるのでしょうか!
 よーし、いくぞ……!2週間溜め込んだ分、吐き出すぜ!!!

■FF14スタッフがポケモンを作ったらどうなるか、妄想する!

 ポケモン、FF14をともに楽しんでいる僕が妄想する「ポケモン×FF14」のゲーム。まずは、ジャンルですが……当然RPG。そして、当然、MMORPG!世界中のユーザーがゲーム内の世界で生活する姿を、リアルタイムで見られる、MMORPGです。ポッ拳×DISSIDIA FINAL FANTASYとかもね、あるかもだけどね、まずは王道、RPGでしょう!
 そしてMMORPGであるなら、ターゲットとなる客層はどうしても大人になると思います。いいじゃないか。大人向けポケモン。俺はずっとやりたいと思っていた、大人向けポケモン!

 さて、「ポケモンのMMORPG」!このワードだけで、ある意味妄想は終わります。だって、世界中でプレイするユーザ(ポケモントレーナー)が、そこかしこを歩いているんですよ!適当に列挙しますよ?

  • 街中ではジムに挑んだり、ポケモンセンターで回復するトレーナーが!

  • 草むらでは野生のポケモンと戦うトレーナーが!

  • 道路ではオンライン対戦しているトレーナーが!

  • 海では波乗り、空では空を飛ぶポケモンに乗るトレーナーが!

 ……楽しすぎるだろう……。この景色を見るだけで、きっと感動でため息が出ます。
 しかし、解像度を上げていくと、わくわく出来る要素がまだまだあります。

■はじまりの街はもちろん

 オリジナルの街。……いや、それも良いです。FF14スタッフが考えた「俺はこんな街が一番だと思う」も見たい気持ちもあります。……けど、やっぱり今まで出て来たはじまりの街から、物語はスタートしたい!
 どの地方か、元祖のカントー?人気のシンオウ?最新のパルデア?古代のヒスイ?……いや当然、全部でしょう!どの地方からゲームを開始するか、プレイヤーで選択できるわけです。
 選択した地方のマップは3Dで完全再現!幼いころに旅した「あの街」を、大人になった自分が再び降り立つ。どんなノスタルジーを感じるんだろう……!

 しかし、これまでに登場した、全ての地方の全ての街を完全再現するのは……開発するのも大変です。何年かかるかわかりません。
 吉Pは現実的な人です。なんてったってFF14を運営する10年の間、発売を延期したのは1度しかないんですから。
 カントーからパルデアまですべての地方を遊べるようにするなら、吉Pならどうするか。

 ところで、FF14スタッフは、FF16発売前やFF14の新バージョン配信前にYouTubeなどで生放送を行い、吉P自ら新情報や細かい変更点などを、数時間にわたり発表・説明してくれる「FF14PLLプロデューサーレターライブ」を行っています。
 で、ポケモン新作のPLLはおそらく、こんな感じになるんじゃないかなぁ。

吉P「物語の始まりは、カントーからパルデアまで、ユーザーの皆さんが始めたい地方から、自由に始めることができます。えー、ただし、初めのうちに各地方で進められるのは、最初のジム戦まで、となります。それ以降の街やエリアは、今後のアップデートで順次、追加していきます。」

吉P「で、ここだけ聞くとですね……”初期のボリューム少なすぎね?”、と思われるんじゃないかと、思うのですが、大丈夫です。最初の街で、ひでんマシン『そらをとぶ』が解放されます」
モルボル室内(生配信で吉Pと出てる人)「おお……!」
吉P「『そらをとぶ』とはなんぞや、という方もいると思いますが、これが解放されることで、他の地方のはじまりの街に移動できるようになります。そこで新たなポケモンを捕まえるもよし、バッチを集めるもよし、自由に遊んでいただけます。もちろん、街ごとのイベントも用意していますので、それぞれの街のNPCたちとも交流を楽しんでもらえたら、と思います。特にジムリーダーとは、倒している倒していないに関わらず個別にイベントがございますので、ぜひね、いろいろな街に足を運んでいただきたいなと」

出典:俺の妄想より

※吉Pの再現度が低くて申し訳ない……吉Pの話し方の特徴が掴めず。

 これは生放送コメント欄が沸きますよー!一気に全部を解放ではなく、ちょっとずつでいいんですよ。だってその街を歩くだけで、新たな発見があるんですから。全地方にいかれるという時点で、これまでのポケモンファンとしてはたまらない!
 ただ、はじまりの街でレベル100にしてしまうとゲームバランスが崩れてしまうので、最大レベル上限は、最初は30、パッチが当たって40、というように徐々に上がっていきます。それゆえ、初期バージョンでは進化できないポケモンも出てきます。それは……それはそれで、楽しみになるんじゃないかな!

■考え尽された生態系!

 もちろん、街だけじゃなく「○○番道路」「○○の森」のような、ポケモンが飛び出してくるエリアもあります。そこでは、ポケモンSVのようなシンボルエンカウント。FF14における、フィールドにいる敵モンスターって感じですね。
 河ではギャラドスが滝を昇り、
 海ではミロカロスが群れを成し、
 空では多くのココガラ、を引き連れるアーマーガァ。

 今までのポケモンにはないような、ポケモンたちのリアルな生態系!これが見たいんです。

 で、FF14スタッフに求めるのは……練りに練られた生態系!
 例えば、あるタイミングで森にポッポが大量発生している、と。大量発生。ありますよね、従来のポケモンでも。
 で、その結果、ポッポを天敵としているキャタピーの出現率が減り、それによりポッポも徐々に減る、すると今度は、草ポケモンが隆盛する、といった感じで、「大量発生やポケモンの出現率に、生き物らしい根拠がある」というのをやって欲しい!
 これによって「ポケモンの生態系に詳しいプレイヤーほど、珍しいポケモンを捕まえやすい」というような仕組みができ、ゲーム内のポケモンマスターの称号と、プレイヤーの実力が一致するんじゃないかなぁ……!

 これは絶対面白い!僕はプログラムとしてのポケモンではなく、生き物としてのポケモンが好きなので、限りなく、本物の生き物のような生態系、言うならば「生き死に」「生命の循環」を組み込んで欲しい……!
 ちょっとシビアな世界かもしれないけど、それくらいでいいです。大人向けMMORPGですから!

■戦闘システムはどうなる!?

 そんな生態系の森で、野生ポケモンと出会いました、さあどうしよう、ということなのですが……。
 まず大前提として……戦闘は、フィールドからシームレスに移行してほしい!それによりゲームへの没入感も上がると思うんだけど、それより大事なのは、他のトレーナーが野生ポケモンと戦っている姿が見られる!そして時には参戦・サポート!……こういう光景、FF14ではたまに見られるんだけど、それをポケモンの世界でもやりたいんだよなぁ。

 で、バトルがはじまるわけですが……僕の希望としては、これまでのポケモンバトルのターン制ではなく、リアルタイムバトルにしてほしい!
 FF14×ポケモンは僕のイメージだと、かなりリアルな世界観になるので、ターン制のようなデフォルメされた戦いは合わないと思うんだよなぁ(龍が如く7のような例外はあるが)。他のユーザーがリアルタイムでそこにいるMMORPGでは特に。
 ポケモンに技の指示を出したら、あとはクールタイムを設けて指示された技をループ。素早さが高いと、攻撃頻度が高くなる、みたいな(イッカネズミとかものすごく早いサイクルで攻撃してきそうw)。
 で、トレーナーがやることは、野生ポケモンの様子を見、ここぞというところまでじっと待ち、アイテム「モンスターボール」を投げる!これって、緊張感もあるし、より現実的に近い動きになるんじゃないかな……!

 しかし、バトルシステムが変わると残念に思う人もいます。そうです。対戦ガチ勢です。
 ターン制バトルにおける駆け引き、種族値・個体値・努力値を用いた調整、あっと言わせるような戦略!これもポケモンの大きな魅力です。
 が、吉Pはそういう方を無下に扱うような方ではないです。吉Pは、「FF14はFFシリーズのテーマパーク」と称すくらい、各FFナンバリングのどのファンでも楽しめるようなゲームを作れる人です。
 吉Pなら生放送でこう言います。

吉P「ポケモンの世界では『目と目があったら対戦』という……まぁ、お約束、みたいなのがありますけど、このゲームでは設定で、オンラインにおける対戦ルールを自分で決められます。で、他のトレーナーとすれ違う時、自分が設定したルールと一致して、目と目があって、お互いに了承を得られた場合のみ、ポケモンバトルができます。」
モルボル室内「ほお!」
吉P「対戦ルールは、今作のルール以外にも、ポケモン正史のルール、ターン制のバトルですね、これも選べますので、ま、自分がやりたいものを選んでもらえればと。……※コメントきてますね、”メガシンカはできますか?”。はい、今後のパッチで実装予定で、ゆくゆくは、メガシンカしたポケモンとダイマックスしたポケモンの対戦、というのも、やっていきたいなぁ、と」
モルボル室内「でもさすがにダイマックスが強いんじゃないですか?」
吉P「いやダイマックスしても種族値はHPしか変わらないから。……あとワザね」
モルボル室内「あー……まぁね、いやでも見た目がね……」
吉P「見た目はそりゃ大きい方が強そうだけど、ポケモンはほら、そういうもんじゃないからさ。」

出典:俺の妄想

※吉Pは生放送中、リスナーのコメントに反応してくれるんです。

 吉Pとモルボル室内さんとのやりとり好きなんですよ。いつも言い負かされるモルボルさんw
 ……話を戻して、ポケモンバトル。吉Pに言わせちゃいましたが……メガシンカVSダイマックス、もちろんZワザやテラスタルまでちゃんと包括できる仕組みを作って欲しいなぁ。

 あとは伝説・幻のポケモン戦!個人的になんですけど、やっぱり伝説・幻ポケモンは、めちゃめちゃ強いとかすごく捕まえにくいとか、ちゃんとレアリティが高くなるような難易度にしてほしいよね!
 このあたりは個人の好みによると思うんだけど……僕は伝説・幻戦は、レイドバトルでいいと思うなぁ。SVでもテラパゴスはスグリとの2v1だったし。FF14の蛮神戦のイメージ。
 ただ僕……今のポケモンで違和感を感じるところがあって。テラレイドバトル、4v1での対戦でポケモンに挑むんですけど、倒したのは1体だけなのに、なんで4人ともゲットできるんだ?1体のポケモンが4体に分裂したんか?なんか、ゲーム側の都合だよなぁ、って思うんだよね。
 FF14×ポケモンがあったら……ゲットできるのはランダムで一人、でいいと思うんですよ。それこそ、FF14における蛮神戦で、ドロップアイテムは1人しか貰えない、みたいに。
 ……いや、これはさすがに賛否あるよなぁ、わかります。でもFF14で、周回してアイテムゲットする、というのは一般的だし、ランダムじゃなくても例えば、ラストアタックを決めた人にゲットする権利がある、とか。倒してもゲットできないことがある、っていうのも、長く遊べるのがMMORPGなわけだし、アリでいいんじゃないかなぁ、と思うんですけど、どうでしょう。

■その他、言いそびれたこと

・僕が妄想したターン制でないレイドバトル。実はこれって、テラレイドバトルなんよね。テラレイドバトルって、おそらく開発はそういう遊びを想定して作った(けどうまくいかなかった)と思うんですよ。……FF14スタッフなら、完璧に作ってくれるはず!

連れ歩き!もちろん実装してほしいし、さらにはFF14で言うところのマウント!ポケモンに乗って移動できるようにして欲しい!
 街をギャロップで疾走、空をピジョットで飛翔、海をナミイルカで遊泳!広大なマップを移動したいなぁ。

色違い!今までのようなランダム要素のみではなく、行動によって出現率が変わるようにして欲しいなぁ。先ほど書いたことと重複するけど「ポケモンの生態に詳しければ、捕まえやすくなる」という仕組み。やっぱりゲームの仕組みとプレイヤーの知識・技術は、リンクしていて欲しんだよなー。
 あ、あと色違いポケモンにも、わずかな色の差異があったらいいよね。「パステル」とか「パール」とか。……ちょっと人為的すぎ?でも同じ色でも多少の差分があったら嬉しいよね。

音楽!FF14スタッフにはなんてったって、あの「祖堅正慶」さんがいます!この方の音楽はね……本当に素晴らしいですよ。FFシリーズの壮大でドラマチックな世界観を、ガツガツに押し上げてくれてます。この方が、ポケモンの音楽をアレンジしたら……!うわー!
 あ、参考資料置いておきますね。再生したら僕のお気に入りの戦闘曲が流れだします(ちゃんと今までのFFのリズムを踏襲していてここまでかっこよく……!感動!)。……毎度、公式じゃなくて恐縮です。

・道具の管理。なんとかしてくれ吉P。ポケモンナンバリングは探しにくくて……。

■終わりに

 と、いうことで、「FF14スタッフが作ったポケモン」について妄想してきました。
 書いていて思ったのが、やっぱりMMORPGとポケモン、絶対相性がいいなぁ、ってこと。ポケモンは、仲間と協力したり戦ったり自慢したり、他のプレイヤーとできることが多いゲームで、子どもの時には対面して出来ていたことを、大人になってオンラインでも経験出来たら、きっと楽しいと思うんだよなぁ。
 FF14も、本当に色々な遊び方が出来るので、ゲームとしてすごく器が大きいのがいいんですけど、その器を、ポケモンに貸してあげて欲しいんですよ。ポケモンも、色々な遊び方、こだわり方ができるゲームですからね!
 MMORPGのポケモン。そんなので遊べる日が来たらいいなぁ……。

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 いやぁ、とんでもないボリュームになってしまった。ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございます。前後編合わせて余裕の1万字超え!僕の記事の中ではこんなのなかったんじゃないかなぁ。
 次回以降、どうしようかな。3分割するか。それって記事として面白いか?また作戦立てます。

 さて、その次回ですが……
龍が如くスタジオ × 志倉千代丸
を、妄想していこうと思います! 
龍が如くスタジオは、言わずと知れた「龍が如くシリーズ」「ジャッジシリーズ」を手掛け、「newバーチャファイター」も手掛けている、国内最大手ゲーム開発チームの1つ。
 一方、志倉千代丸さんは、あの名作「Steins;Gate」を手掛けたゲームクリエイター。音楽プロデューサーとしても有名ですが、ここはやっぱり「シュタゲ」を筆頭とした、科学アドベンチャーシリーズに着目したい!

 どんなゲームになるか、すでに妄想は完了しているので……次回もどうぞよしなに!

といったところで
今日はここまで!
まだ寝ませんが
また今度!

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