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【連載第2回前編】ポケモン×FF14【このコラボが見たい!20025】
さて、今週もやっていきます、「このコラボが見たい!20025」。20025年でも見たいと思える、ゲームクリエイターやゲームタイトルのコラボを妄想していく、他愛のないコーナーになっています。
分量が多くなってしまったため、前後編に分けて書いていきます!
関係ないんですけど今日、神谷英樹さんのインタビュー記事を読んでたら、こんなことをおっしゃっていました。
神谷:よくユーザーが「この人とこの人がいっしょにゲームを作ったらすごいものができそう」みたいに言うのを耳にするんです。でもあり得ないんですよ。フュージョン(合体)してパワーアップするみたいにはならないんですよ。フュージョンどころか足を紐で結んで二人三脚で戦うようなものなので、むしろパワーダウンする可能性のほうが大きいです(笑)。
ですよねー。……。
……いいの!!妄想するだけなら誰にも迷惑かけてないんだから!!!
インタビュー記事はすごく面白いものだったので、興味ある方は是非。
で、今回なのですが……連載2回目にして、「あの人とこの人のコラボ」というよりも「この人が作ったこの遊び」ないし「あのゲームっぽいこのゲームが遊びたい」という、なんか、趣旨ズレてね?みたいな話になっています。
……いやいや別に、「こういうゲームやりたいよね!わくわく」みたいな気持ちにさえなれれば良いんですよ。いいじゃないですか、別に。なんか文句あるんですか!?(激高)
というわけで、今回のコラボ(?)はこちら!
増田順一 × 吉田直樹 !
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ビッグネームを並べたいだけなのでこうしたが、
あくまで増田さんはポケモンの中心人物の1人。
……というか、
ゲームフリーク × FF14スタッフ!
……要するに、
ポケットモンスター × FF14 !
連載的には、「クリエイター×クリエイター」とするのが収まりがいいんですが、今回はただただ、「FF14みたいなポケモンが遊びたい」「FF14スタッフが作ったポケモンが見たい」ので、正直にタイトル×タイトルにしました。それに……FF14スタッフ、好きなんですよ(笑)トップの吉田直樹さんを始め、吉田さんが「野犬の群れ」と称するメンバーたち。勝手に「吉田海賊団」だと思ってます。
「ポケモン×FF14」、あまりに安直。しかし安直故、最高に面白いゲームになります。今日はこの「ポケモン×FF14」がどんなゲームになるのか、ポワポワ……と考えていきましょう!
ではまずは、ポケモンがどんなゲームなのか、僕なりに整理していきます。
■ポケモンの特徴
ポケモンとは……なんて、ねぇ。そんな知ったようなこと、なかなか書けないですけど。でもこれだけは言えます。
ポケモン、かわいい!(笑)
単純明快!……いやでもある意味、これが全てと言っても過言ではないと思うのよ。
まだ「モンスターを収集しよう」というゲーム自体がほとんどなかった頃に、ポケモンのデザインを魅力的に151体作りました、と。
で、その151体それぞれにプレイヤーが愛着を持ってしまった故、次回作でも「あの子たちの仲間が出て来た!」というように、新しい子たちも愛せる。あとはその繰り返し。
あとはその繰り返し、なんて簡単に書きましたけど、ポケモン赤緑以降、それからポケモンライクなゲームが多数出て来て、でもその上で「やっぱりポケモンが可愛いよな」というデザインを維持出来ているのは、ポケモンが持つどこにも負けない強みだと思います。
デザインだけじゃないです。特に近年になって増えた、ポケモンのモーションもすごく愛らしい。最新作ではポケモンの生態系、SVでは草むらに群れを成しているポケモンたちが、どれだけ可愛いことか!別種のポケモンが混ざっているとなお、「どうやって共生しているのかなぁ」想像力を膨らませます。
ここまでくると、見た目やデザインというより、生きているキャラクターの作りが凄く上手い、ってことだと思うんです。僕だけじゃないと思うんですけど……ポケモンに出てくるNPC、すごく魅力的じゃないですか?ただただかっこいい・美人なだけじゃなくて、ちゃんとみんなクセというか、フックがあって、一辺倒じゃないんですよね!
総じて、ポケモンの「キャラクター」!僕はポケモンスタッフにキャラクターを作らせたら世界一、だと思います。
そのNPCについて。実は、現実世界の流行りを、臆面もなく持ってきている印象もあります。
例えば、ジムリーダーにして四天王のアオキ、というキャラクターがいますが……明らかに「孤独のグルメ」のゴローですよね!
そういうキャラクターのコンセプトだけではなく、NPCのセリフで「(写真が)盛れる」とか「映える」とかが使われていたりします。この辺は、個人的には膝崩れするようなときもありますが、世相を反映するという意味でも、「今」をゲームに落とし込むのは面白い取り組みだと思ってます。映画でもそういうのあるしね。
逆にイマイチなところも。一言で言ってしまうと……痒いところに手が届かない!(笑)僕としてはこれももはや「ポケモンらしいなぁ(苦笑」という愛しささえ感じてしまうのですが……。
例えばすさまじい種類のアイテム管理!例えばポケモンボックスの縦横数が逆だろ問題!他にも処理落ち!バグ!いつまで経ってもなくならない!
……いや、いいのよ。いい、いい。それもポケモンらしさと受け入れてます。ポケモンは作るの大変だと思います。そういった細かいところではなく「ポケモンの愛らしさ」に、エネルギーを全振りしているんですよね。その潔さ、正直好き。
一旦、こんなところでしょうか。一応、後で語るFF14と対になるようなまとめ方をしました。けど、普段から「ポケモンってこうだよなぁ」と思っているところはこんな感じです。
ストーリーについては……SVを除いて、正直そんなに強みとは思っていないんですよね……。ただSVが最高過ぎたので、次回作で新たな強みと言えるようになるのか、あるいはたまたまだったのかが、結構楽しみにしています!
で、まとめますと、以下。
質・量そろったゲーム界随一のなキャラクターと
世相を反映したセリフや世界観が魅力だが
バグや不便さなど、痒いところに手が届かないゲーム
一旦ね?一旦。
じゃ、次、FF14……というか、FF14スタッフの特徴!
■FF14スタッフがつくるゲームの特徴
先に、僕のゲーム歴を僭越ながら。FF14スタッフの開発したゲームで遊んだのは、FF14を途中までと、FF16のみです。というか、それ以外を存じ上げないんだが、たぶん無いと思います。FF14に至っては「新生エオルゼア」までで、とてもじゃないけど遊び尽くしたとは言えないのですが……ぼんやりですが、語れると思ってます。
え!?そんな浅くて語れるの?と言いたくなるとは思いますが、イヤイヤ理由があるのよ!ゲーム以外の部分で「FF14」「FF14スタッフ」の香りを散々吸い込んできましたから。FF14の外部派生作品「光のお父さん」のブログ、本、映画、ドラマを見てますし、吉田さん自ら登場するアプデ情報ライブ「PLL」も、第20回くらいまで見てます。それ以降はネタバレになりそうなのでこれからのお楽しみ!
で、FF14とFF16、大きな共通点があるんです。それは……徹底的に作り込まれた世界観!こーれは本当にすごくて、例えばFF16ですが、その大陸の立地からなる歴史から考え始めたそうなんです。川がここに流れているということは、ここに国が出来て、そうするとこことここで争いが始まるから……というこだわりっぷり。
FF14でも、NPC一人ひとりがちゃんと生活していて、例えばイベントで出会ったNPCが、後々別の機会で出会って「ホラ、あの時お世話になった僕ですよ!」とか言ってくるの。あ~!あの時の!
他にもNPC同士で罵り合っていたりとかもして笑っちゃうんですけど、とにかくRPGらしい、「僕はこの世界にやってきたんだ」と思わせる作りに感動させられます。
NPCの話つながりで、セリフの話。FF14,16に共通する特徴で、かつFF15には絶対なかった点です。一言で言うと、「芝居がかったセリフ」、これはFF14スタッフの特徴なんじゃないかと思います。
具体的に言うと、例えばボスが、追い込まれて負けそうになり「人ごときがッ!!」って言うんです。要はバトル物でよく聞くセリフ、クリシェ、って言うんですかね。そういうのが多いイメージです。
これは予想なんですけど、吉田さん含めFF14スタッフが、「古き良きFF」、ドット絵時代のFFのセリフ回しを、あえて用いている、なんなら好きで使っているんじゃないかなぁ。
作り手が「これ最高だよな!」と思えるものを作っているのを、ひしひしと感じるんですね!前にそのようなニュアンスのことをインタビューで言ってましたs。
それともうひとつ。FF14スタッフの「ユーザが期待したビジュアルを実現する技術力」は凄まじいものがあると思ってます。FF14については、MMORPGという、大量のユーザを同時に表示するような大量のデータを、あれだけ美しい世界で実現させるのがホントすごい。
じゃあ、ユーザの大量表示がないFF16はどうかと言うと、とにかく美しい映像なのは言わずもがな、バグが皆無!……いやゼロではないのでしょうけど、とにかくユーザに余計なノイズを感じさせるような要素が、ものすごく少ないと思っています。
UIもいいですよね!FF14は物量が多すぎるので、どうしても確認するのが大変にはなっちゃうんですけど、それでも可能な限り、操作しやすくなっていると僕は思っています。
長くなりましたが、まとめると……
徹底的に練り込まれた世界に、
「古き良きセリフ」などの、スタッフの「俺はこれが最高なんだ」を詰め込んだ、
ビジュアルからUIまで多くの人が、文句なく遊べる作りのゲーム
が、僕の見たFF14スタッフが作ったゲームの特徴かなー。
■ポケモン×FF14スタッフを妄想したいが……
続きは後編で!すみません!
なんか前よりずいぶんに長文になったぞ。なんでだ。わからん。
ここから妄想をつらつら書いていくと、ずいぶんなものになってしまうので、この連載は急遽、今回から前後編に分けていくことに決めました。今。
でもこれで次回、量と僕の体力を気にせずに延々と妄想を垂れ流すことが出来ると思うとすごく嬉しいぞ(笑)
一応、ポケモンの特徴とFF14スタッフの特徴を再掲しますね。
◇ポケモンの特徴
質・量そろったゲーム界随一のなキャラクターと
世相を反映したセリフや世界観が魅力だが
バグや不便さなど、痒いところに手が届かないゲーム
◇FF14スタッフが作るゲームの特徴
徹底的に練り込まれた世界に、
「古き良きセリフ」などの、スタッフの「俺はこれが最高なんだ」を詰め込んだ、
ビジュアルからUIまで多くの人が、文句なく遊べる作りのゲーム
……どうですか。先に僕が妄想するポケモン×FF14スタッフが作るゲームのジャンルを言っちゃいます。ズバリ、MMORPGの、ポケモン!!
いやぁ、最高になるイメージしか沸かない!!来週は、書きなぐるぞ!!
みなさんも、ポケモンをFF14スタッフが作ったら、どんなゲームになるか、妄想してみてくださいね。
【追記】後編、アップしました!
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ということで
今日はここまで。
まだ寝ませんが、
また今度!