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あなたは8割の人に嫌われても自分を通せますか?

【今回のテーマ】

日高 晤郎さんの紹介を通して『自分らしさ』を考える

日本の芸人、ラジオパーソナリティ、歌手、俳優など好きな事は好き!嫌いな事はとことん嫌い、筋を通す姿がカッコ良く、尊敬している人です。

自身の意思転換や善し悪しの判断を曖昧にせず、明確にし、貫徹するために「激しい気性」とも誤解される。しばしば鋭い舌鋒で、相手が何(誰)であれ「良い物は絶賛し、駄目なものは駄目」と良くも悪くも躊躇なく批評し、「筋を通す」ことを徹底していた。
北海道のラジオ番組、日高晤郎がメインを努める、ウイークエンドバライティー日高晤郎ショーは35年も続きそして2018年4月3日に亡くなる。

下の動画は、晤郎ショー『北の出会い』のワンシーン晤郎さんの語りはとても、言葉豊かで引き込まれます。動画の9分30秒頃「子供が親を尊敬出来るのはとても幸せな事なんだ」はとても印象的な場面でした。


8割の人に嫌われても2割の人を大事にする男

自分は、8割の人に嫌われたら人生辛くなるじゃないかなとビビってます。晤郎さんは政治家や俳優、女優など批判するときは徹底的に批判、口が悪く攻撃的で自分も徹底的に批判する事は好きではありません。やはり晤郎さんを毛嫌いする人、嫌悪感を抱く人周りでもいたし、ネットで調べても結構いる印象です。ただ亡くなるまで、8割の人に嫌われても

『自分を通す』姿勢はカッコ良く憧れもありました!



「カール・ロジャースの2:7:1の法則」

人間関係の法則といわれています。その考え方は、「10人いれば、2人は気の合う人、7人はどちらでもない人、1人は気が合わない人」あなたのことを無条件で好きになってくれる人が、10人のうち2人ぐらいいて。また、あまり関心を持っていない人たちが7人、そして1人は、あなたを無条件に嫌う人がいるというわけで
この法則には晤郎さんには合わないと言えます。人間は結構、曖昧でランダムそうなのでこの法則に合わない人も結構いるのかもしれません。

2割の人に好かれる魅力とは

書籍、日高晤郎言葉のビタミンを紹介

自分も好きな一冊でもある、沢山の名言の詰まった本日高晤郎ショーの1コーナー「言葉のビタミン」で、平成14年10月から平成16年3月に放送された内からの抜粋のようです。晤郎さんの言葉だけではなくいろんな人達の名言があるのか特徴です。


2004年に発行、19年前になる

【自分の好きな一部分を紹介】


いいことは一つも無かったかい?そんなことないよ。あなた生きてるんだもの!


さあ、月曜日からは仕事だ。土曜日になったら大笑いできるじゃんか。頑張るぞ。ここですよ。よく笑えた日はいい一日っていう毎日を。あとは自分で作っていきゃあいいんだ。土曜日はアイツが笑わせてくれるから、とこういうふうになって下さい。こういうのを上手く使う他力本願なら、大いに結構じゃないですか。なぜなら私はそれを願われてやるっていう仕事の人間ですから。そのために常に元気でいる。だから、できるだけ物事、生きていることは楽しいというプラス思考で楽しい方向に物を見ていく。

だけど、その辺のアマチュアがテレビ出て「私プラス思考ですが〜」って言って、バカヤロウ!おまえなんか「能天気じゃないか!」。そういうんじゃなくて、創っていって自分で見たものを、さて、これをどう話してやろうか。そこのとこからプロの仕事が始まる。

それが普通の自分の子供だったらなに言ったって「あ〜、おじいちゃんおもしろい!」

「そうかよぅ、なんか買ってやろう」って、孫だって喜ぶ。アイツと触れ合うのはいいもんだなぁ、と、そういうふうに思っていただくためにですね、何か楽しいものを見つけて行く。

見つけて行くっていうこともまた大切

例えば美深で"てんとう虫"を経験しました。美味しいお弁当もいただきました。なんでもいいんですよ。現実はひどいんですよ。それを、皆さんにどんなふうに伝えていくか?喫茶店見つけました。「西部警察」。なんで?こんなとこに「西部警察」があるのか?ウチにはありがたいことに、局次長で一ノ渡というものがいます。通称ワタリさん。「あッあの喫茶行こうか」と言ったのが渡さん。「西部警察」だけに渡さんが入ったっていう⋯⋯。

まあ、いろいろあるんですよね。とにかく、ちょっとでもいいからそうやって、笑いに転化していけると、その町自体の持っているものがなんか、ユーモアたっぷりに見えてきたり、楽しく見えてきたり、温もりが感じられたりするものです。それをみんな味かにしてる。

「なんでそんなに笑う必要があるの?」

って言うけど、あなたの、そのしかめっ面のために、ものをどんどん悪く考えてるのがそんなに辛いかい?辛いよ、確かに。じゃあいいことは一つも無かったかい?そんなことないよ。あなた生きてるんだもの。生きてるってことはね、なんかいいことがあるのよ。あるいは無かったら期待してるの。それが生きる力なんだから。それもこれもみんな嫌だったら一日過ごせやしないって。なんかちょっと辛いことがあったって、次いいことと思ってるんだって、その程度には野放図にドンと構えなさい。そうしないと辛すぎてしょうがないよ。だもんだから私、例えばせっせと部屋を楽しくして、オーディォなんか大きくしてるでしょ。実はテレビもできるだけ大きい物で、良い物で見たいなぁと思うのは贅沢じゃありません。

なぜなら、自分の仕事、大半は本を読むこととか、ビデオを見ること、音楽を聴くことですよ。これ仕事と思ったら、あなた、辛いですよ。いくら好きでも。まま見なきゃなんないの。これだけ聴かなきゃなんないの。それを、チョットいじくって楽しむことによって音を柔らかくしたいなとか、この時にはちょいと食べ物はこれだな、とか勝手に決めて遣り繰りをして、楽しい時間にして、その仕事を楽しいことですから、と持ち込むのが自分の仕事だと思ってやっているから、飽きることは無い。

まだまだもっと楽しいこと見つけたいな、とこう思ってるんです。

日高晤郎の言葉より

『楽しい事を見つけて行く』とても印象的な言葉でした、大変で辛い時代だからこそ少しでも楽しい事を見つける、それを意識するだけで笑顔が増えそして幸せも感じるんじゃないでしょうか。

もう晤郎さんはいませんが、筋が通らない事は、徹底的に批判してましが、とても愛情深く、感謝の気持ちを忘れない素敵な方でした。



最後まで読んてもらいありがとう御座います。


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