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特急「大雪」で北見旅その2

 昨日、お酒を飲んでいい気分になって、気がついたらもう朝です。今日も天気はまあまあ良さそう。朝風呂に入り、すっきりしてから朝食です。小さなホテルなのでお客さんもバラバラとご飯を食べに来て、私が行ったときはほかにご夫婦2人でした。ここのホテル、宿泊費はとてもリーズナブルで、お部屋の設備はまあ、お値段相当。(もちろんお部屋が綺麗に整っているのは言うに及ばずですが)
 朝ご飯はボリウムがあって、とてもしっかりしていて、美味しくいただきました。昼ご飯食べなくても大丈夫くらいです。1晩のんびり過ごさせてもらいました。ありがとうございます。

 せっかく北見に来たので少しまちなか観光したいと思います。帰りの大雪は13時半出発ですので、それまでぶらぶらします。
 最初にいったのはピアソン記念館。小高い場所にある洋館です。

オシャレな洋館です

 昔々の時代、ご夫婦で40年にわたり北海道にいたそうで、北見での活動がこれまで語り継がれているそうです。1914年築だそうなのでもう110年を超えています。私の家ももうすぐ築20年ですが、とても100年超えて建っていることは想像できないですね・・
 100年以上前に、はるか異国の地から日本に来て、40年も活動していたなんて、しかも辺境の地、北海道にいたなんて、ただただすごいの一言しか出てきません。そんなことを考えながら館内を回ってタイムスリップしてました。
 次はピアソン記念館から歩いて15分くらい、ハッカ記念館です。その昔、北見がハッカの産地として世界を席巻していたそうです。

昔の工場事務所棟だそうです

 北見といえばハッカ、これは子供のころから知っています。でも、まじまじと見たのは今回が初めて。館内にはハッカ蒸留機械などが並んでいて、当時を彷彿させるものでした。きっと当時はものすごく羽振りが良かったんでしょうね。
 ここには他の観光客もチラホラいて、中国系の方もいらっしゃいました。でも、ここを訪れるのは、かなり通な方だと思います。
 この後は駅前に戻り、昨日見られなかった、冬まつりを見学します。

スポーツ雪合戦

 会場ではスポーツ雪合戦の最中でした。子供も大人もこれは盛り上がります。雪玉というか、氷玉みたいに固く締めた雪玉なので当たったら結構痛くて、互いにエキサイトしてしまうのは想像に難くありません。
 子供が野球少年団の時、私も父さん、母さんたちが雪合戦に出場して相手チームとエキサイトしていたのを見ていたので(私はその時補欠でした)この競技、結構盛り上がるの知っています。
 その横では小さい子たちがソリ遊びをしています。

 雪合戦したり、ソリ遊びしたり、キッチンカーでご飯買ったり、冬の1日を皆さん楽しんでいます。2日前には冬の屋外大焼肉大会を開催して大いに盛りあがっていたそうです。
 この週末は道内のそこら中で冬まつり、雪まつりを開催しています。でも最近は温暖化が進んでいるようで、例年より気温も高く、流氷も接岸せず、なんだか変な感じです。もちろん雪かきの頻度が減るのはとても楽なのですが・・でも帯広は史上最悪の積雪がニュースになっていたりと、積雪状況は地域によって全然変わってきますね・・
 そんなこんなでもうすぐ昼。駅前のデパート「パラボ」でお土産選びです。

お土産は地階

 一人でぶらぶら遊んでいるので、流氷グミ、ハッカ飴、ハッカようかん、北見プリンなど、家族にせめてお土産くらい買って帰らないと、次回の一人旅が危ぶまれます。

旭川ー北見ー釧路の都市間バス

 パラボの隣はバスターミナルになっていて、その隣はJR北見駅です。ちょうど旭川発釧路行きの都市間バスが停車中でした。こういう競争があるのでJRも安いお得なきっぷを発行して勝負しているんでしょう。今の時代、高速道路、高規格道路もかなり整備されてきているので、利便性と料金で比較されますね。
 そうこうしているうちに帰りの大雪の出発時刻が近づいてきました。ホームでは約40人くらいが乗車を待っているでしょうか。
 列車が到着して乗り込みます。明らかに昨日よりは客が多いです。多分8割くらいの乗車率。中国系の観光客も多い感じです。冬のハイシーズンであることを実感できました。

石狩川の際を走ります

 平地を抜け、山あいを走ります。途中、石狩川沿いも進みます。雪景色の中、列車は旭川を目指します。途中、撮り鉄の方を車窓から何人も見かけました。皆さん、撮影場所を選んで頑張ってます。大雪がなくなるから撮っておこうという皆さんだと思います。
 

旭川駅到着

 予定より数分遅れで旭川に到着です。駅の外に出ると、こちらも冬まつりの最中です。駅前ではウェルカム雪だるまとスケートリンクです。

ようこそ旭川!!


ゆっきリンクASAHIKAWA

 どこのまちもこの時期、冬イベントを頑張っています。北海道ならではの楽しみを多くの人に伝えられますように。

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