働くこと、暮らすこと、選ぶこと
会社説明の類の話を聞くと大概、「働く時間」と「プライベートな時間」は区切られたものとして語られる。フレックスタイムとか時短出勤とか、そんなシステム的な話じゃなくても「週末にアウトドアを思いっきり楽しむために平日働く」とか「帰宅後の一杯目のビールのために集中する」とか。
遊ぶために働き、働き続けるために適度にリフレッシュをする。それが「生活」なのだと、2年前までの私は、どこか胸に引っかかるものを感じながらもそう思っていた。いや、社会人として生きるにはそう思い込むしかないと思っ