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【表現評論】メモリーズオフ 想い出にかわる君 コアレビューその8 環ルート(終)【全作再プレイシリーズ】
⚫︎前回の記事
⚫︎毎日更新
毎日ゲームプレイしながら3000字くらい書くの、まあまあしんどいですね。つばめの記事は9000字くらいあったけど、一体どうやって書いたのか自分でもわからない。しんどいとか勝手にやってるだけなんですが。
⚫︎環ルート
むぁじでストーリーが被りすぎて、全然書くことがない。一緒に寝る時、響ルートでは向かい合って寝てたのに、環ルートでは背を向けて寝てるくらいの違いしかない。
⚫︎3人で花火大会へ
何かと決めきれない病を持つ環さん。ちはやと気が合いそう。書くことはない。蛍の描写が多いけど、何か深い効果をもたらしているとも思えず。トビーに置き去りにされてるんだけど、なぜかトビーを待ち続ける環さん。トビーは可哀想な女に好かれる才能がありそう。
⚫︎マグロー
たまちゃんが好きらしい。どうぞどうぞ。お似合いですね。やたらと環を巡って突っかかってくるマグロー。男の嫉妬はおそろしぃの〜。
⚫︎響と環
環が路頭に迷ってるので、響の家に泊めてもらおうと呼び出す主人公。それは無理があるやろ。呼び出したはいいものの、響はキレ散らかして環とバトった挙句、主人公に見切りをつけて去っていきます。このルートのショーゴ君は何もいいところがない。
マグローは弄られることに限界が来たらしく、主人公に弄りにブチ切れて殴って逃亡します。環が好きで、男の中の男と主張しているくせに、なぜここで環を置き去りにしていくのか。女々しいにも程があるだろ。
マグローもトビーも、主人公が自分の気持ちを偽って生きていることに、酷く不快感を覚えているようです。これは作品のテーマなんだろうな。他人のために生きない&自分に正直に生きる。ある意味男らしさの対極ですよね。これ。男らしさって他人のために生きる&自分を犠牲にするなので。少なくともこのライターにとっては、他人のために生きるのも、自分を犠牲にするのも、美しくは見えないのか。それとも思想とは全く別に、このようなストーリーを描いているのか。何のために? ギャルゲユーザーはまあほぼ男なわけで、自分に正直に生きるみたいなお話が、一般的な共感が得られるとは思えないわけですが。
⚫︎トビーの悲しき過去
真昼の子供園という施設の前に置き去りにされた赤ん坊。扉の前に置かれていたから名前が扉だそうです。トビーに悲しき過去。
⚫︎なんかよくわからんうちに終わる
響と和解して、主人公も自分の気持ちに素直になって、終わりました。シナリオが響と被りまくってるし、独自ルートに入ってからも短すぎる。おまけに内容も人探しばっかり。マグローともう少しバトってくれよ。
⚫︎環ルートまとめ
え〜、今のところメモオフ史上、最も語るところのないシナリオです。文字数も一番少ない。毎日3000字書くのつれえわ、と前振りしておきながら、その半分しかありません。ギャルゲー的に美味しい場面もないし、沙子みたいに哲学的なテーマもないし、CG最強ヒロインなわけでもないし、ビジュアル最強ヒロインでもなさそうだし、何を語ればいいのかわかりませんでした。あえて言えば、声優が最も出世したキャラですけど、内容とは関係がない。
シナリオを通して言いたいことは、他人のために生きるな、自分のために生きろ、自分の気持ちに正直になれ。それだけです。響ルートは俺が俺が→ショーゴに幸せになってほしい、でしたが、こっちは逆。お互いいつ好きになったのかもよくわからんし、エピローグでは向こうは好き好きモードになってるし、全てが謎でした。流石に手抜きすぎでは? 後々の作品はヒロイン5人がスタンダードになっています。7人で全てのシナリオをまとめるのは無理だったらしい。