![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129606015/rectangle_large_type_2_34ea9bb1f3f940b1d94f011cfed8dd33.png?width=1200)
【表現評論】メモリーズオフ初代(1st) コアレビューその4 かおるルート【全作再プレイシリーズ】
シリーズ全般のネタバレが含まれます。
●前回の感想
●追試確定
授業中寝てる上に、試験前も大して勉強してない主人公。そらそうよ。
●フラグ管理
昔の作品の方が攻略がよくわからんパターンが多いですね。星天なんか、さあ選べ! 英かちはやか選べ! みたいなアレですからね。昔から攻略が難しいのは不評だった気がするので、最適化されてるとも言えますが。
●家に来たがる人
前回は断られたけど、今回は(追試の勉強を見るために)向こうから家に来たいという。これで気がないとかだったらこの世が終わるぞ。心が崩壊して一生人間不信になれるレベル。何気に部屋に来たのってかおるだけじゃないですかね。唯笑でも(作中で)来たことあったっけ。記憶が怪しい。
●隣の家
彩花の家の話が出てくる。この家、多分空き家だよね。彩花が亡くなってからどういう経緯があったのか。元々親が仲良かったという話だったけど、こうなってしまうと、親同士もあまりにも気まずい。その辺は当然描写されないわけですが。
●唯笑からの電話
かおるが来てるところに唯笑から電話が入る。今から遊びに来るということで、主人公はかおると全力で逃走。私は前回こんなことを言ってました。
●テスト後に遊びにいく
信と主人公とかおるで遊びにいく話に。かおるは主人公が行くなら行くということで、もはや好意を隠す気もないです。女一人だとアレだからと(信の提案で)唯笑も誘ってるけど、なんかよくわからん理由で断られます。これ唯笑さん、かおると主人公の仲を察してるよね。信も女の子探してくるとか言って(クラスに女子がいるのに無視して)教室からいなくなるけど、こいつも察してる説。でも察してるなら最初に唯笑を誘えと言ったのはだいぶおかしいな。うーん。唯笑は察してそうだけど信はよくわからない。あるとしたら唯笑が断ることも想定してるパターンだけど、いや、脚本もそこまで考えてないでしょ〜。全てが考えすぎな気がしてきた。でも信の奇行を説明するにはそれ以外ないという。
こんな電話くるんなら、この話は全て怪しい気がしてきた。休日会ってるかもしれないくらい想像しろと。まあでも、かおるがいるって言えば普通に来なかったでしょ。そう考えるとやっぱり正しい気がしてきた。どっちだ。
●飲食店に入った回数
今まで主人公と飲食店に入った回数を聞いてくるかおるさん。唐突に重そうなムーブが入ってきますね。しかも主人公と違って正確に覚えてるし(4回)。唯笑と付き合ってるのか探りを入れてきたりと、もはや匂わせというレベルではない。主人公も自分が意識してることに気付き始める。
●追試はパス
普段寝ていて、テスト前もろくに勉強せず、追試はきっちり勉強してパスする。合理的かもしれない。追試の方が簡単だろうし。
●呼び方変更の提案
確定演出ですね。間違いない。20年経っても呼び方を変えるやり取りでニヤニヤしてる自分に驚いたんだよね。友達とか控えめに言ってるけど、まあ既に友達の距離ではない。
●林女
初代から林鐘女子の名前って出てきてたんですね。これは覚えてなかった。ノエルと寿奈桜が通うお嬢様高校。僕は美咲が好きなんだな。澄空、浜咲、林女は覚えてるけど、他はなんだったっけ。ゆびきりとかイノサンフィーユの高校は思い出せない。浜咲の出身者が一番多そう。
●駅で待ち伏せ
主人公は唯笑が絡むと途端に思考がおかしくなるという赤特を持っている。
●まあまあ面倒臭い女
かおるは面倒臭い女要素がありそう。◯◯記念日とか忘れたらしばらく根に持ちそうな感じのやーつ。しかし普段の気さくさを考えると、このくらいは余裕で許される。
●デートに割り込んでくる唯笑
うーん。やっぱり関係を察してるというのは考えすぎですね。少なくともこの時点ではそういう感じではない。考えすぎによって超解釈が生まれていくんだなと知る。
●謎のバッドエンド
バッドエンドになると現れる彩花さん。唯笑と一緒に帰ってはいけなかったらしい。でもおかしいぞ。ヒント選択肢に従って行動したはずなんですが。唯笑が来た時の三択のヒント間違ってないか?
グッドエンドは次回に。