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コロナ禍の年末 《家事離婚》を回避!ママが家事を手ばなすあの手この手

いま、コロナ第3波と子どもが風邪をひきやすい乾燥のシーズンを迎えて、ピリピリされているママもいらっしゃるかと思います。ステイホーム、おうち時間、在宅勤務など、家のあり方が見直された今年。生活が激変し、ママたちは家事に仕事に子育てにパンパンでしたよね。

自粛生活がはじまったころ、「ちょっと目を離したら、子ども部屋がカオス」という声が寄せられたので、急きょ、子ども向けお片づけ講座のライブ配信を開催。私なりにできることにチャレンジしてみました。

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知らないおばちゃんの話をちっちゃな子が聞いてくれるのか不安だったけど、予想外に目をキラキラさせて聞いてくれて、使ったモノを元の場所に戻せるようになりました。知らないおばちゃん効果は多少あったみたい。

はたまたコロナ離婚の二文字が頭をよぎるママたちのざわざわ感を受け取って、お悩み解決ライブ配信を開催するなど、今年は、特に片づけを軸にした家族のコミュニケーションのお話を、自分なりに伝えていきました。

コロナ離婚セミナー

いま、世の中全体が動きだしたように思いますが、ママたちの負担感は減ったのでしょうか?

45日お片付け習慣化プロジェクトに来る女性のリアルな声を聞くと、6割以上は働くママですし、家事分担が進まず、女性への家事バイアスの問題もあってコロナに絡んだ《離婚》の言葉が聞かれることも、まだあるんです。

「子どもが高校を卒業するまでガマン」「そろそろ限界」
と思い追い詰めていませんか? 私も経験済みなので、離婚は肯定も否定もしません。

私の関わった女性には自分から接し方を変えて、夫婦ラブラブになられた方もおられる一方、モラハラの被害に遭っているなど深刻な場合には、ママ自身がその状況に気づけたことで、覚悟を持って離婚に踏み切れたこともあります。

離婚を考えつつも多くは、なんとか関係性を再構築したいと思っているはず。私は離婚後、数年かけてパートナーシップを学び、ママたちの相談を通して実践して、ちょっとした自分のかかわり方に、未来を変えるチャンスがあるって確信して、今は自信を持ってそれを伝えています。

第3波で巣ごもりムードのクリスマスやお正月の年末年始。主婦が一番忙しいときに、家族がこもるとなれば、また家事負担からのイライラが募りそう。

家事を手ばなすにはいろんなコツがあるんです。今年の大掃除の機会にでも、ご紹介するあの手この手、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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夫や子どもを片づけに巻き込むステップ

1.まずは黙って自分からやる

「私ばかり頑張ってるのに、また私?」ってなりそうですが、戦略があります。人って、上司でも先輩でもやってない人から言われると、動きたくないんですよね。むしろ「じゃあ自分は?」って思われるのがオチ。まずは、自分からやる覚悟を。家族はあなたの頑張りをしっかりと見ていますよ。
自分から頑張ったママを見てお子さんも変わった!

2.片付けのアポを取る/日程は選択式で聞く

どんなに必要でも、急に『片づけるよ!』って言われたら家族も困ってしまいます。家族にも、それぞれの都合や予定があるので「この日の午後? それともこの日の午前中はどう?」と日時を選択式にして「どっちがいい?」って選んでもらうのがコツです。

そうすると、相手は自分で自分で選んだ納得感もあるし、都合が合わなくても、また、次の日程を話し合うチャンスにつながります。片付けを”やる” or ”やらない” の選択じゃないので、何より断られる可能性が減りますよ。

3.強制しない

いざ片付けをはじめようにも動かない家族。早く片づけてよ!!って言いたくなるし、何で私が言わなくちゃいけないの・・って思いますよね。でも、人は、誰しも上から目線で言葉をかけられると動きたくなくなるんです。

ここはひとつグッと抑えて「一緒にやろうよ」とか「こうやってくれたら助かるんだけどね」など、やりたくなるような言葉がけに徹しましょう。これも戦略のうちです。

でも、お子さんは素直なんだけど、旦那さんが動かす苦労が・・という声をいっぱい聞いてきました。旦那さん、パートナーに特化した言葉がけは、次回のnoteでお伝えしますね。

4.いつもの100倍のありがとうを!

「ありがとう」って言われるのは、誰でも嬉しいものです。
思春期のお子さんや照れ屋の旦那さん達は、あ・・ぁ・・って、感じで、思ったほどの反応や表情は返ってこないかもしれないですが、ありがとう~💛って心から言われとき、実は喜んでいるんです。

やってくれたら、オーバー気味かな?っていうくらいの100倍のエネルギーでありがとう!!って、感謝の気持ちを伝えましょう。

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子どもが自分で片づけられるようにするステップ

次は、お子さんが自分で片付けられるように導く方法です。将来への投資だと思って小さいうちから取りくみ、ママの負担を軽減したいですね。

1.子どもの年齢に合わせた量を見きわめる

まず、おもちゃや本を自分で片づけが出来る量に絞り、お子さんの年齢にあった収納環境をつくりましょう。小さなお子さんに大きなかごを持たせても、そもそも持ちあがらなかったらお子さんも困っちゃいます。できない・・やりたくない・・とならないように。できた!またやりたい!と思える片づけしやすい収納づくりがコツです。

2.身長に合わせて子どもが片づけやすい場所に収納させる

片づける場所は、その子の身長に合わせるのがポイントです。小さなお子さんの場合、ペタって床に座って作業することも多いですよね。なので、座って作業しやすい場所に収納場所をつくりましょう。

また背伸びできるようになったら、上の棚も使っていくなど
発達段階に合わせた環境を作るのがコツですよ。そうして片づけが習慣になると物を大切にする力も備わっていきます。

3.いるorいらないを親の価値観で決めない

遊ばないからもういらないかな~っとママの判断で捨てたおもちゃ。だいぶたってから「ママあれは~?」って聞かれて(まだ覚えてたのね・・)って焦ったこと、ありませんか?

しばらく使わないのは子どもなりの理由があって、親がいらないものでも、子どもにとっては宝物だったってことがあるんですね・・。子どもが自分で、いるかいらないか、決める機会をつくってあげましょう。

我が家の場合は、“思い出ボックス”という子どもが自分で大切な物を保管できる収納ケースをつくっていました。こどもが小学3年生くらいから「必要な物はこの箱にいれておいてね。ただ、それ以外の物はママ捨てるからね」と伝えて、自分で物を管理させていました。

それを3年おきくらいに確認して中身を見直していくと、自分で責任をもって物を整理する習慣がついていきます。決断力をつける練習になりますよ。

家事や片付けはみんなでやるもの

「ママだけが頑張らない」を掲げて45日間でお片付けを習慣化するプロジェクトは、家族が自分で自分のことができる仕組みづくりに重点を置いています。

今年3月自粛まえに講座を終えられたママからは、

・家族みんなが自粛期間を落ち着いて過ごせた
・キッチンが整い、夫や子どもが自分でご飯を作った(驚)
・預け先の無い友人の子を預かれた

っていう感想をもらいました。中には2カ月前は真剣に離婚を考えていたんです・・ってママも。モノがどこにあるか、どこに戻せばよいか分かれば、小さな子でも自分で自分のことをするようになるんですね。ママたちが年末を穏やかに過ごせますように。引き続き夫婦コミュニケーションのコツもご紹介していきますね。
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