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秋の大掃除がおすすめな3つの理由/汚部屋脱出3ステップ

ずいぶんと秋めいてきましたね。秋は”白秋”と”呼ばれ、人生に例えると熟年期(春は《青春》)にあたるそうです。芸術でも、文化でも、グルメでも、なにかを深めていきたくなる、そんな季節。

「○○の秋」もさまざまありますが、今年はステイホームに在宅勤務、「#おうち時間」と、”家”のあり方に大きくスポットが当たった一年でした。

そこでご提案。この秋は、ひと足早くおうちメンテナンス=大掃除にどっぷりハマってはいかがでしょう(^^)

大掃除はもともとお正月に歳神様を気持ちよくお迎えするため神社仏閣で行われてきた神事です。その風習が家庭に持ち込まれ、現在も残っていると言われています。なので、12月じゃないと縁起が悪いとかそういうことはないんですよ。年中いつやってもOK!

そこで、秋の大掃除をおすすめしたい3つの理由と、
2021年にむけて家中を整えたい、という方へ、私が得意とする汚部屋を卒業する3メソッドをまとめてみました。

理由1.窓全開で掃除ができる!

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秋は、空気がカラッとして窓を全開にしながらお掃除できる。まだそこまで寒くないし、夏のようにジメジメしていないので、カーテンなどの大物の洗濯物もサッと乾いてくれます。

春も気候的にはよいけれど、花粉症の人にはツラいとき。それに年度末は入学式に入社式、異動などなど忙しい時期にあたるので、じっくりと大掃除するなら秋が1番、というわけです。

理由2.クリスマスや忘年会に人を呼べる!

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12月はイベントシーズン。子どもの冬休み、クリスマス、忘年会、人が集まる機会も増えますね。

今年はコロナを危惧して外食であつまることが敬遠されがちです。だからこそ、クリスマスパーティーや忘年会をホームパーティーにしよう!って話もちらほらと。

でも時期的に仕事ではバタバタな日々が予想されますよね…。なので、予めお家を整えておくと、急な集まりごとやお子さん達のイベントごと年末年始の来客があっても、余裕をもって機嫌よくお迎えすることができますよ。

理由3.寒くなると汚れが固まる!

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気温が下がると多くの汚れは固まっていきます。夏場はサラサラの液体だったココナッツオイルが、冬になると白く固まるように、とくに油汚れは要注意。

油汚れって”キッチン”のイメージですが、
お風呂場や建具についている皮脂汚れも実は脂…。

なので、まだ寒くない秋のいまから少しずつ大掃除をはじめれば落とすのも楽ですし、冷たい水仕事の負担もかるくできます。

だから秋からはじめる大掃除はいいこと尽くし。
なんだか掃除したくなってきた、早速キレイにしよう!

おっと、その前に…

”掃除”は、家の中の汚れを除去すること。
”片づけ”は、モノを決まっている場所に戻すこと。

この2つを分けて考えたほうがスムーズに進められます。

私は片づけ方を見直したかったんだ!
・ずっと置かれた物にモヤモヤ
・床置きするクセが直らない

など、汚れを落とす以前に
散らかった物と、根本的な片づけ問題を何とかしたい方へ、とっても大事な3つのステップをお伝えします。

引っ越ししたばかりのときのように、
もういちど家を好きになりたい方におすすめの3メソッドです。

1)本当はどんな暮らしがしたいかを考え、決める

日本では、家を買ったり引っ越ししたりするとき、間取りや駅からのアクセス、水回りの機能性など、ハードの面はよく検討すると思います。

他方で、その家で自分や家族が

なにがしたいか?
どんな風に暮らしたいのか?

って、どのくらい考えるでしょうか。


モデルルームのように物がない部屋でのシンプルライフ?

それとも好きなモノに囲まれていながらも、きちんと片づけられた暮らし?

そして、

・家で何をしたいのか?
・時間をどう使いたいか
・健康面はどうありたい?
・お金の使いかたは?
・子どもの教育は?
・夫婦の時間はどうする?


などなど…
実はここが一番重要で、生活のイメージがぼんやりしていると、どんなに家具・家電をそろえてもそれはカタチだけのことなので、心や毎日の暮らしが満たされないんです。

私ってどんな生活がしたいんだろう…
家族は具体的になにをしたいんだろう…


と思ったらいい機会です。もっと自分が好きなお家に変われる余地があるということです。大掃除をきっかけに、できるだけ具体的に考えて紙に書きだしたり、家族で話しあったりしてみましょう。

うちもこうやって時に家族会議はやってます。​(カメラマンさんに自宅で撮っていただきました^^)

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家族との関係を見直したい、と言う方には特におすすめ。
ちょっと関係がギクシャクしていても「自分から」働きかけるのがポイントなんですよ。

2)現状を把握する

そして次に家族全員が、”何をいつ” ”どこに置くか”を徹底的に書き出して把握していきましょう。

小学生の子どものいる家庭だったら、ランドセル、塾のバッグ、ピアニカ、工作の作品、学校のプリントなどいろいろあります。

雑然としてるな…という場所には、必ず置き場所がふわふわと定まらないモノ達があることに気がつきます。収納の型を作っていくためにも家族と一緒の片づけをスムーズに進めるためにも大切な作業。そうしてはじめて物を置く場所が決められますよ。

家族全員分の持ち物と、生活動線が見えてくるので、何をどこに置くか徹底的に考えましょう。

3)アクションプランを実行する

最後に、片づけのアクションプランを計画し、実行していきます。

カレンダーに「いつ・どこを片づけるか」を、具体的に書き込んでいきます。例えばキッチンなら食器棚・上戸棚・シンク下・コンロ下・ストック棚などと細かく計画を立てて毎日少しずつそして、確実に進めていきましょう。

【ワンポイント】
ビフォー&アフター写真を撮る

ぜひ試していただきたいのが、スマホでお片づけ前後のビフォーアフター写真を撮ること。

私のプロジェクトでは、片づけ前のビフォー、片づけ後のアフターの2枚の写真を、受講生だけのSNSグループに投稿してもらっています。

もちろん、最初はみんな汚部屋の公開になるので、抵抗感はめっちゃくちゃありますよ。

毎回このことをお伝えすると、

「えっーーーっ」て、

悲鳴に近い声があちこちから飛んできます。でも…

これはルールなので渋々でもやっていただくと、
お互いに自分の一番ダメな部分を見せ合っていくのでめちゃくちゃ仲良くなっていかれます。

一つひとつの頑張りに、仲間がコメントで褒めてくれることで、やる気が出て、自信になりどんどん片づけが進んでいくのです。

ぜひ家族とか、自分に対してだけでもビフォー&アフター写真を撮って励みにしてみてくださいね。

仕事や家族とのかかわり方が激変した2020年でしたが、もっともっと家を強化して、2021年をよい年にしましょう!

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