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お金を働かせる為の考え方③お金を増やす意識が人生を変える

お金持ちになる方法は資産を築くことだ。これは散々言われてきたことだが、そこにたどり着くには、当然資産を買うお金が必要になってくる。

 雪だるま式にお金が増える状況になるまでには、それなりのお金が必要になる。多くの人が投資に向かわないのには理由がある。そのお金を他のことに使ってしまうからだ。

まずお金を増やすには投資をするということの本質を知る必要がある。

 投資する対象は商品だということだ。Amazonで買い物をするのも車を買うのも家を買うのも同じようにお金を払う。生活のために最低限必要な食費や住居、衣類、つまり衣食住以外のものは欲しいから買うものになる。

 お金を持っている人が言いたいことは、どうせ買うならお金を生み出すものを買いなさいということだ。

 投資商品を買ってもゲームのように遊べるわけでもないし、高級車のように他人に自慢できるものでもない。ただ一つ投資商品はお金を生み出す商品であるということだ。

 この本質的なことをわかっていない人が多い。何度も言うが投資商品はお金を生み出してくれる。

 良く例えられるのは金の卵を生むアヒルだ。毎日お金が勝手に増えていく貯金箱でもいい。そんな商品があったら爆発的に売れるのではないだろうか。

 ただ投資商品になると人は、こぞって買おうとはしない。そこには下がる可能性があるというリスクがあるからだ。価値が流動的であり、大暴落のように安全とされていた資産が一夜で無価値になるということを人類は経験している。

 それでも投資商品がお金を勝手に増やしてくれる貯金箱であるということには変わりはない。ただそこには安全な投資をするための知識が必要になってくる。貯金箱をしっかりと管理してあげる必要がある。

 お金を勝手に増やしてもらうにはしっかりとした知識を持って安全に運用する必要があるが、積立NISAのようにプロに預けて税金もとられないという良い制度もある。投資の敷居は昔に比べて随分と下がっているように思う。

 まずはお金が勝手に増える貯金箱に興味を持つことだ。その商品は証券口座さえ作れれば誰でも買うことができる。沢山の種類があるし、少額でも始められる。

 競馬やパチンコにつぎ込むくらいなら資産を買ったほうがよほどいい。まず少額でいいから始めることだ。何もしていないのに持っている資産の価値が上がっていく。つまりお金が増えていくという感覚を少額でいいからまず体験してほしい。

 お金に働かせるというのは、お金を稼いでくれる商品を買うということだ。あなたが何もしなくてもお金を稼いであなたに与えてくれる。そんな商品が世の中には山ほどある。

 それなのにその事を知ろうとしない。お金の勉強が足りていないというのは、そういうことだ。お金を増やすにはまず知ることだ。お金を稼いでくれる商品にも様々な種類がある。それを知ること、知識として持つこと。

 英語やプログラミングの勉強をしてスキルアップするのと同じだ。お金のことを勉強する。お金を増やしてくれる商品のことを勉強する。

 ビットコインや仮想通貨が流行ったころに主婦まで投資商品だと言って買っていたが、ああいったボラティリティが高い、つまり価格変動性の高い商品は投資商品のなかでもかなりリスクの高い商品だ。

 仮想通貨のブームで痛い目を見て、もう投資はやらないと言っている人を多く見てきたが、それこそお金の知識、投資に対する知識の欠如によって多くのお金を失っているのだ。

 流行の投資商品、「来年には数倍になります」と言った甘い言葉を信用してはいけない。そういった商品は投資商品の中にはゴロゴロしているが、それが安全かどうか、安全でなかったとしても、そこに賭けることができる余裕のある資産で投資をする。

今月の食費を握りしめて馬券を買ってはいけない。それは投資もギャンブルも同じだ。

 ハイリスクハイリターンの商品を買っているのは、十分に資産があり、その投資を回収できなかったとしても生活に困窮するようなことがない人々だ。

 投資の知識や経験がある人々は情報にも早いし、その正確性を確かめることにも労力を惜しまない。結果的にハイリターンの商品をいち早く発見し買うことができる。

 投資の知識がない人や、経験がない人、儲かると流行にのって始めた人々は、彼らが買わないようなリスクの高い商品や、残り物を買って損をする。

 今更はじめても、そういった人たちの養分になるのではないかと危惧する人もいると思うが、知識をつけるのにリスクは要らない。小額から投資することもできるし、株や投資について勉強するのにお金はそれほど必要ない。それは今更英会話に行っても喋れないと言っているのと同じだ。

 やる気さえあれば上達するし、しっかりとした知識を持って運用すれば必ずお金は増える。

 多くの人がお金を払うことばかり考えている。ローン会社にお金を払い、政府に税金を払い、毎日会社の社長や役員の懐を温めるために必死に働いている。

 お金を増やすにはまずその意識を変えなければいけない。お金の知識がない人の元にお金は中々やってこない。

 お金を払う。お金を使うことばかり考えている人のところにお金は貯まらないし、ましてや勝手に増えることはない。

 働いたお金で何を買うのも自由だ。ただ自分の時間と労力を使って手に入れたお金を、お金を増やすために使う。そういった商品が売っている。お金が勝手に増える貯金箱が世の中には沢山の種類売っていて、少額からでも買える。その事実をまず知ってほしい。

 意識を変えるだけでいい。知るだけでいい。それだけで今月のちょっと浮いたお金を何に使おうか「あ、お金が増える貯金箱を2万円買おうかな」こういった考え方ができるようになる。

その意識があるということは、お金を増やす方法、お金を増やす考え方をあなたは手に入れたということになる。

 多くの人はこの『お金を増やす考え方』を持っていない。持っていないのにお金が増えない。貯金が貯まらないと言っている。私からすればそれは当たり前のことだ。

 酷く滑稽に聞こえると思うが、実際にほとんどの人が、その意識を持っていない。

 給料が入ったら「何を買おう」ローンが終わったら「次はまたローンを組んで高いものを買おう」と算段していないだろうか。

 このお金を持った時の意識が、お金持ちと、そうでない人たちの圧倒的な違いだ。

 お金持ちはお金を手に入れたときにお金を増やすことを考えている。
 中流階級や貧乏な人たちは、お金を貰った時にお金を使うこと、お金を払うことばかり考えている。

 お金を増やすことを考えるという意識を持つこと。これがお金持ちへの第一歩だ。

 主婦でもサラリーマンでも、この意識の違いだけで将来の資産の額は大幅に変わってくる。

 車のCMを見て「200万円か、ローンも終わったし次の車はこれだな」とまだ3年ほどしか乗っていない車を買い替えることをすぐに検討している人と
「車か、新車で200万円か、200万円あったらあの配当の良い株が200万円分買えるし、配当はたしか年利4%だったから、何もしなくても毎年8万円入ってくるな。車はまだ問題なく乗れるし、ローンで払っていた分を毎月積み立てるか」と考える人の差だ。

 前者は払うことしか考えていない人で、後者は増やすことを考えている人だ。後者の人が金持ちであるというわけではない。
 ただ後者は今後金持ちになれる可能性を多く秘めているのに対して、前者は増えることはないと思う。

 私の記事で一貫して言っていることだが、まずは意識を変えることだ。お金持ちになりたいのであれば、今の意識や価値観のままではいけない。

 価値観や意識が変わらない限り、毎日は変わらない。自分の状況を変えたいのであればまずは意識して価値観を変える必要がある。

 人生を変えるには価値観を変えるしかない。

 考え方を変える。考え方が変われば新しい人生がやってくる。こっぴどく読書を進めているのも、考え方を変えるきっかけになるのに本が最適だからだ。

 知識を増やして考え方を変え、意識を変える。

 お金を増やす考え方を持つこと。これがお金持ちになるためには必要不可欠な要素だ。

 少額でもいい、積立NISAでもいい。まずはお金を増やすということに意識を向けてみよう。行動してみよう。


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