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【旅行記】香川県三豊市の粟島に行ってきました(漂流郵便局のところ)

先日、香川県三豊市の離島、粟島(あわしま)に行ってきました。
恥ずかしながら「粟島」という場所を今まで知りませんでした。
夫が子供の時によく遊びに行っていた…らしく、今の様子が知りたいということで行ってみることに。
香川県は丸亀でうどんを食べたっきりです。

※本記事に載っている写真は縦横バラバラです。


粟島へのアクセス

私たちは大阪から向かいましたが、他の地域からも香川県に入ってからのアクセス方法は一緒だと思います。

イラストはいらすとやさんから

今回はお互い仕事が終わってから、岡山のホテルに前泊することに。
岡山までなら指定席を取らなくても座れるかな?ということで、あえて指定席を取らずに自由席を購入しました。結果、がら空きでした。良かった。

岡山からは、特急電車(今回は南風)に乗って、途中の多度津駅にて乗り換えというパターンで行きました。
アンパンマン号が有名なのかな?
自由席、めちゃくちゃ混んでいて、座れなかったです。新幹線とかで席が取れなかった人の気持ちがわかりました。
四国の特急電車って、常に混んでいるんですかね?

多度津駅で降りた後、港(須田港)の最寄駅の詫間(たくま)駅まではワンマン電車で向かいました。ワンマン電車って乗り方がイマイチわからないんですよね。なんとなくで乗っています。乗務員さんに聞けばいいかな精神。

詫間駅からはバスで須田港まで向かう…予定でしたが、特急電車が遅れていた影響で、到着が数分遅くなってしまいました。
ということで、バスに乗り遅れてしまいました。がーーーーーん
ただ、詫間駅にはタクシーが何台か待機していたので、なんとか港までたどり着くことができました。ちなみに、1,790円くらいでした。
タクシーの運転手のマダムからいろいろ話を聞けたのは良かったです。

無事に須田港へ到着した後は、券売機でフェリーの乗車券を買います。

須田港。良いお天気。

フェリーに揺られて15分。粟島に到着しました。

粟島でのできごと

まさかの雪

下車してすぐのできごと。まさかの雪が降っていました。
え、さっきまであんなに快晴だったのに????

わかりづらいですが降雪中。

とにかく、寒すぎたのでどこかの室内に入りたい…ということで、ル・ポール粟島へ向かうことに。
ここは島内唯一の宿泊施設…なのかな?でも、今は予約できないんですよね。
中に食堂があったので、お昼ごはんをいただきました。写真は撮っていませんが、チキン南蛮を頼みました。

夫の思い出の場所巡り

冒頭でも書きましたが、粟島は夫の思い出の場所。
子供の時に、お爺さんが家を借りていたらしく、よく遊びに行っていたそう。
レンタサイクルで自転車を借りて、ひたすら自転車を漕ぎました。坂道きつすぎた。
どうでもいいですが、骨折してから初めて自転車に乗りました。ちゃんと乗れた。良かった良かった。

レンタサイクルやさん。無人です。
道路独占状態
見た目緩やかな坂でもまあまあキツイ
夫が子供の時に遊びに行っていたらしい(今は無人)
見てみて~懐かしいってテンションが高かった

人もあまりいなくて、行動しやすかったです。夏ならぼちぼち人は多いみたいですが、冬は閑散期なようです。

当時を知る人を探す

景色は当時と変わっていなくても、当時を知っている人がいたら嬉しい…ということで、当時を知る人を探すことに。
探すと言っても、そんな大層なことはしないで、偶然いたらいいな~くらいでした。

まずは武内商店

最初に向かったのは、島内唯一の買い物できる場所「武内商店」。
ここの店主さん?のおばあさんがすごく印象に残っているということで、さっそく向かってみました。

…結果は当時の方はいらっしゃいませんでした。
まあ、そりゃそうですね。なんせ最後に行ったのは15年以上前のことらしいので…
ただ、店内は当時のままだったみたいです。

ふらっと立ち寄った郵便局

自転車で走っていたら見つけた郵便局。

漂流郵便局

最近ここ、有名ですよね。ドラマのロケ地になったりで。
故人や未来の自分など、宛先不明のお手紙が届く郵便局です。元々の郵便局があった場所に誕生しました。

漂流郵便局とは
漂流郵便局(旧粟島郵便局) は、
瀬戸内にあるスクリュー型の小さな島、
粟島の丁度おへその部分に在ります。
ここにはかつてたくさんの物、事、人が流れ着きました。

こちらは、届け先の分からない手紙を受け付ける郵便局であり、
「漂流郵便局留め」という形で、いつか宛先不明の存在に届くまで
漂流私書箱に手紙を漂わせてお預かり致します。

過去/ 現在/ 未来
もの/ こと/ ひと
何宛でも受け付けます。

いつかのどこかのだれか宛の手紙が
いつかここにやってくるあなたに流れ着く。

漂流郵便局員

出典:漂流郵便局

当時を知る方、見つけました

漂流郵便局の局長をされている中田さん、粟島郵便局にずっと勤められていた方らしく、夫が話を聞いてみると…
夫が当時よくしていただいた方のこと、ご存じでした!!!
その方はすごく良い方で、粟島をもっと盛り上げたい!とおっしゃっていた方らしく、すごく良いひとだった~とずっと仰っていました。
既に亡くなられている方だそうですが、「良い人ほど早く亡くなる…」とおっしゃっていました。
私からすると、中田さんもすごい良い人だと思いますよ…朗らかで優しいおじいさんでした。
ご年齢は90歳とのことですが、お元気な方でした。本当、いつまでもお元気でいて欲しいですね。

SNSを見ていると、中田局長に会いに来られている方もたくさんいました。
会いたくなる気持ち、わかるな~。

連れて行きました。

島の郵便局長を勤められていた方なら、島の住人のことを知っていても不思議ではないとは思っていましたが、知っている方がいて良かったです。
当時の話を嬉しそうにしている夫を見ると、私まで嬉しくなりました。

撮影した写真たち

いろいろ写真を撮りました。

馬城八幡神社の鳥居
うちのピクルスくんたちとブランコ
ブランコのそばにあった迷路
廃校になった小学校
一生バスが来ないバス停 by夫

滞在時間は半日もありませんでしたが、良い時間を過ごせました。
今度はもうちょっと暖かい時期に行きたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました◎

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ニシサキ
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