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町中華の名店「藍天」でランチ
中華な気分で昼の街に出ました。足が向いたのはこちら、服部天神駅東へ徒歩2分の「藍天」さん。40年を超す老舗でマスコミにも数々取り上げられる町中華の名店です。町中華と言っても、油ギトギト、濃い味付けというイメージとは対極にある優しい味と丁寧な仕事で固定ファンも多くいらっしゃいます。この日は日替わりランチ「酢豚」をいただきました。
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リーズナブルに工夫
やってきた酢豚は量もあり、味付けは町中華の王道といったしっかり目の甘酢あんです。レタスを入れることで、味と食感の変化を付けるとともに、甘酢あんを味わってほしいという作り手の想いが出ているように思います。棒棒鶏は酢醤油ベース、春巻きはケチャップと町中華らしいソースを使い効率的でリーズナブルな価格となるよう工夫されていると見受けました。それでも清湯ベースのスープも含めて全体に味付けは上品にされており、筆者としては美味しくいただけます。これで890円(税込)はお値打ちと言ってよいでしょう。
名物は次に残して
こちらのお店の名物は、店の表にも大きく書かれている「海鮮あんかけふわっと炒飯」だとか。本場では卵の白身を使ったあんかけ料理を「芙蓉○○」ということが多いようですが、こちらの炒飯も「海鮮芙蓉炒飯」と呼べるものかと拝察しました。次はぜひこちらをいただきたいと思い、お店を後にしました。