年明けうどんをいただきました
年明けーー気分も改まり、もういっちょやるかと気合が入る言葉ですね。きょうのランチは服部天神駅の東徒歩2分のうどん屋「山善」さんで。その名も「年明けうどん」をいただきました。
海老天・焼きもち、ニシンまで
待つこと10分、やってきたのは海老天がはみ出しキツネや焼きもち、おぼろ昆布、わかめが囃(はや)す何ともにぎやかなうどんです。まずお汁をいただきます。かつおだしが利いたこれぞ大阪のうどん、という王道の風味。海老天は衣がふやけないようわかめや梅肉が支えています。うどんは自慢のコシが利いており、おいしく食べ進めると、何とわかめの下から身欠きにしんのたいたんが出てきました。同じく表面では目立たない戻しシイタケと相まって、冬場にありがたい二重奏という趣向です。
オールスターキャストで祝祭気分
考えてみれば、海老天は「天ぷらうどん」、焼きもちは「力うどん」、キツネは「きつねうどん」、おぼろ昆布は「おぼろうどん」、梅とわかめは「梅若うどん」。そして身欠きにしんのたいたんと戻しシイタケは京の「ニシンそば」ではないですか。すべて主役クラスの具材を集めたオールスターキャストですな。年明けの祝祭気分満載のうどん、なかなかの逸品です。新たな年に向け元気をいただきました。ごちそうさま。