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雑記3-5:コンテンツには生死が纏わりつく話/「冥福を祈らせてもらえる」ことをありがたく思う話
先に夭折の報を聞いてから、その人の作品に触れるとき、どうしてもコンテンツをそのまま受け取ることが出来ない。作者が若くして(≒自分と同じ年代で、自分が高い解像度を持って体感している年代で)亡くなっていることが、コンテンツに触れる際に必ず立ち上ってくる。これは病死でも自殺でも他殺でも事故でも、必ず。
自分は何度も死を選ぼうとして、最終的に選ばなかった人間だ。
「生きたくても生きられなかった人がいるの
雑記3-4 夜明け前最終戦線
長い、長い夜がようやく明ける!
長かった。本当に長かった!
ほらもう、すぐ、明ける!明ける。明ける______________
明けない。
どうして?
もう今日には明けているはず
どうして?
この夜は、自力で明けさせない限り、明けない。そう出来ている。
知っていた。分かっていた。だからこそ、そのために戦ってきたんだ。
最後の最後を、時間が押し流してくれると思うなよ。
ここが、夜明け
雑記3-3:今この瞬間心にある瞬きを忘れてしまうような衝撃の話
3か月ぶりの更新だが、近況を語るつもりも余裕もなく、今この瞬間の話だけをする この瞬間のスナップショットを書く
そう 余裕が無い あと20分で家を出なくてはならないし、昼ご飯も食べなくてはならない だけど忘れてしまうのが嫌だからメモっておく 正しく備忘録というべきもの こうやって句点を打つ余裕が無いのも、それは今を正しく書こうとするとこうなるからで、きっと読みにくいけれど、これは自分のための、もっ
雑記3-2:2024/4/25/4:29
扉を開けて外に出る
寒い 隣のアパートの壁が光っている 雨が降ったらしい 出すために用意したゴミ袋を忘れた 扉を開けて中に入り、ゴミを持って出てくる 寒い 雨が降ったらしいのではなく、雨は降っているのか 1秒に1滴くらいの弱い雨 今止むのかもしれない
ゴミを出す 一番乗り なんて人間的な 空が青白い 朝なんだな今 夜でもいい 「どこからが朝で、どこからが友達なの?」 やはり名作だ 朝は一昨年まで
雑記3-1:断片2024-4
雑記シーズン2は記事を2本だけ書いて終わったわけだが、それでもシーズンの番号は1つ加算される。自分で作ったシステムだけど、なんか変な気分だ。
もともとやりたいと思っていたnoteの利用方法の一つとして、一つのトピックについて多く語らず、トピックを多数縦に積み重ねるというものがあったことを思い出した。今は忙しく一つのトピックについて話しきれないこと、そういう話しきれないままになったトピックが多数あ
雑記2-1:涙を流せることに安心する話
一つ前の記事を書いてから、3か月半が経過した。noteくんももう「記事を投稿して〇か月連続投稿にしませんか?」とか言ってくれない。ごめんて。
この3か月半は何もなかったのかというと、たくさんあった。それはもうたくさんあった。人生で一番忙しかったまである。人間社会に戻るのは大変に大変だった。「だった」というか、現在進行形で大変の真っただ中にいる。自分はいまだにまともな人間からは程遠く、他の人に出来
雑記⑧:「誰でも見ることが出来るけれど、誰も見ない場所」の話
もうひとつ書き損ねたことがあったので、驚きの2日連続投稿となった。
SNSを使っていると、「裏アカウント」や「縮小アカウント」という概念に触れるだろう。「より仲の良い人々だけに向けて発信したい」だったり「公開アカウントでは発言できないような過激なことを言いたい」だったり、まぁいくつか作成理由はあるだろうが、どれも直感的に分かるものだと思う。
一般的なそういうアカウントには鍵がかかっていて(非公開
雑記⑦:世界を飛び交う「不特定多数への愛」を感知できることは幸せである、という話
8月は結局一本もnoteを書かなかったため、連続投稿記録は4か月で途絶えた。どこかでは途絶えるだろうと思っていたのであまり悲しくはない。
以前どれかの雑記で話した通り、あと10日も経てば10月になり、この雑記のナンバリングも1に戻る。(正確には、「2-①」になる。第2シーズンだ。)
自分は「一度途切れたものを再開する」力に欠けており、いったん途切れてしまうと必要に迫られないと再開出来ないことが多
雑記⑥:影響を受けやすい人にとって、強いコンテンツに触れることは命がけである、という話
「07月31日までに記事を書くことで連続投稿を4か月に伸ばすことができます。今月もnoteを書いてみませんか?」
noteからまた通知が来た。
書きたいこと自体はいろいろ溜まっていたのだけど、7月は全体的になんとなく忙しく、書かずに末日になってしまった。本当にいろいろあった。ここで書けないようなことがたくさんあった。
今日は書けることのうちの一つ、「強いコンテンツに触れることは命がけである」と
雑記⑤:いつの間にか脳内に誰もいなくなっていた話
数年前、もっと言えば、僕がまだ「まともな人間ルート」に近かったころ、自分の行動を律するために、尊敬する知人を頭の中に何人か住まわせていた。
何かから逃げようとするとき、逃げ出さずに向き合っている脳内の知人を見て、「脳内○○さんは今この時も頑張っているんだから、もうちょっとだけ頑張るか~」みたいな思考を中学生のころからしていたので、もう習慣というか、ほぼ染み付いていた。染み付いていたはずだった。
雑記④:「何かを続けること」に対して憧れている話
「05月31日までに記事を書くことで連続投稿を2か月に伸ばすことができます。今月もnoteを書いてみませんか?」
「今月は書かないんですか?」とnoteから通知が来た。
もともとnoteは継続しようと思っていたようなものではなくて、書きたいことが出来たときに放流する場所があればいい、くらいのつもりで開設したものなので、この通知が無ければ書きたいことを思いつくこともなく、この雑記を書くことは無かっ