夏!漢!秋田!
漢字の漢と書いて「おとこ」と読むタイプ、かずやです。
夏すぎるあまり漢になりすぎてしまったので、秋田に行くことになりました。至極当然の流れですよね。
今回は漢4人、秋田の乳頭温泉でさらに漢になるべく大雨が降る中旅をすることにしました。
果たしてどんな旅になったのでしょうかね!
8/12(金)
漢、田沢湖へ行く
魁‼︎間違えた、おはよう。
前日にフットサル大会に出た疲れからか、黒塗りの高級車にぶつかってしまったわけではなく筋肉痛が痛すぎる漢。この痛みが俺を強くしてくれる。
新大久保にエアビーしたため、出発は新大久保。髪色が派手なへそだしのおなごには目もくれず、東京駅を目指す。いや、目はくれた。
漢すぎるため、朝7時半の新幹線で秋田へ向かう。漢の朝は早い。最近7時前に起きちゃうんですけど年取ったってことですか?
新幹線はまさかの満席。こんな時間に新幹線に乗るんじゃない。
新幹線内は特に何事もなく過ごす、秋田遠すぎるだろ。
到着。思ったより雨は降っていないようだ。
今回はここからレンタカーしていく。もちろんオリックスレンタカー。なんと新車をレンタルさせてもらった。こいつぁ綺麗に使わなきゃなぁ!?
スムーズに後部座席へ乗り込み、いざ出発!目指すは昼飯。いい感じのご飯屋へ出陣!
ついた。
食堂いなほさんである。美味すぎるだろ!
御狩場焼御膳。かの昔、狩りに出かけた先にある食材で作られたというこの料理、美味すぎるがすぎる。
追加で稲庭うどんを投入。これがまたうめぇんだ、、、
店員は地元の元気な可愛らしいおば様たち。東北訛りが素敵である。
大満足の漢達。食堂いなほさん
お腹も膨れた漢達は街の散策、もとい酒屋散策へ。今晩の日本酒を手に入れるぞ!
二箇所ほど回り、4本の地酒を購入。もちろん一人4号瓶を一本飲むのが漢である。
ちなみにちょうど仙北市お土産クーポンなるものが売っていたため活用。3500円で6000円分の商品券が買えた。2セット買ったため12000円分の日本酒とつまみを購入。秋田、最高すぎるだろ!
そしてちょうど我々がいたのは角館という地域。ここには小規模ながら武家屋敷が立ち並ぶ通りがある。少し寄ってみることに。
いい感じの武家屋敷。昔の資料や装備品などが残っており、角館の歴史を学ぶことができる。奇跡的になんの災害もなく現存する武家屋敷群らしく、今なお子孫が住んでるそう。
春は桜が有名とのこと。
歴史を堪能したところで、田沢湖へ向かうことに。めちゃくちゃ雨降ってるけど。
田沢湖のメインスポットといえばやはりこれ!
たつこ像。
雨やばすぎて3秒だけ見て通過したたつこ像。
たつこって誰だよってみなさんお思いだろうから説明すると
昔々たつこというとても美しいおなごがいたそうな。たつこはその美しさを永遠に保つために、御告げで聞いた田沢湖の水をしこたま飲んだそう。そしたらあら不思議、龍になってしまった。悲しみに暮れたたつこは田沢湖へと沈んでいったとさ。
は?
東北は相変わらず奇天烈な伝承があって楽しいな。。。
さて、気を取り直して神社に天気が良くなるようお祈りしに行こう。
湖に向かって佇む鳥居が目印の御座石神社。いい感じだ。ちなみに湖を覗き込むとこんな感じ。
いや深すぎるだろ!
一歩先が湖の底だった。怖すぎる。雨降ってるのにやたらと青すぎると思ったら日本で一番深い湖らしい。
水深400m以上あるらしい。
湖の恐ろしさに気づいた我々を待ち受けるのはそう、サンセットカヤックである。大雨の中サンセット見えるわけないのに。
なんと予約してキャンセルするのを躊躇っていたら当日になっていた。漢にキャンセルなど必要ないのだ。
まあまだ時間もあるため腹ごしらえをしようとしたところなんと野生のババヘラを発見。
ババ(婆)がヘラで盛り付けるからババヘラアイスである。
婆「友達は大事」
ありがたいお言葉をいただいてカヤックを目指す。亀の甲より年の功である。田舎の婆は偉大だ。
カヤックの受付に到着。念の為今日やるのか確認すると
「やれるけどやらないならキャンセル料はかからないよ」
漢のミーティングに入る。
「タダなら怖いからやらない」
漢に大切なのはリスクヘッジだと言うことを学んだ一行。ただ帰るのも寂しいので湖水浴場へ赴く。
雨の降る湖へ。めちゃくちゃ冷たい。しかしとても綺麗である。流石は東北、人に荒らされていない。
湖に満足した漢達は宿へと向かう。途中で前が見えないほどの豪雨見舞われるも、無事宿へ到着。
今回泊まる宿はここ!
蟹場温泉さんである。
乳頭温泉郷には7つほど宿があるが、5月末の段階でここの一部屋以外空いてなかった。流石は日本一有名な秘湯。矛盾している。
なんと8000円ポッキリで朝晩食事付き、これには漢もニンマリだ。
着いて早々に温泉へ向かう。4種類ほど風呂があるため、まずは一番小さそうな岩風呂へ。
湯の花浮きすぎだろ!
源泉掛け流しすぎて本当にそのままの温泉が出てきている。全身に湯の花がこびりつく最高の湯。漢4人でぎゅうぎゅうなサイズだったが、堪能することができた。排水溝詰まってたけど。
そして気分良く晩飯へ。今晩の漢飯はこいつだ!
山菜食べ過ぎて3歳になっちゃうね笑
?
健康的な食事。しかし味は本物。少なそうに見えるがなかなかにボリューミー。野菜嫌いな漢でさえ舌鼓を打つ。これでは痩せてしまうと思いおひつは2つほどカラにした。
秋田の米が美味すぎる。
さて、食事も終えたところで別の温泉へ向かう。露天風呂はあまりにも入りたくないため、木風呂へ向かう。
既に石風呂にも入っているためささっと入ろう。
!!!!
アツすぎるだろ!!!
50度はある。死ぬほど熱すぎる。少し浸かっただけで真っ赤になるレベルだ。図にするとこんな感じ
しかし我々も漢。果敢に挑む。めっちゃ水入れてギリ入れた。
石風呂に続き貸し切り風呂状態だったため許してほしい。
せっかくなので露天風呂も入っておくことに。
実は夜の1時間だけ女湯の露天風呂が男性用になるのである。暖簾を変えてくれてもよいのではないだろうか。
露天風呂は案の定土砂降り。温泉があまりにもぬる過ぎてすぐに上がった。中Dはめちゃくちゃでかい蛾を素足で踏み潰していた。漢だ。
さて、部屋に帰ってエアコンで涼むとしよう。
エアコン無かった。東北すぎる。うちの実家かよ。
扇風機で涼みつつ、今夜の酒盛りへと移行する。1人1瓶の制約のもと、日本酒を大堪能、つまみはもちろんいぶりがっこだ。
流石は秋田。米がうまければ日本酒ももちろん美味い。米感が強すぎて実質どんぶり飯を食べてるようなものだった。それは嘘だ。
大酔いしながら全員倒れるように眠っていった。どう考えても俺と村岡の飲んだ量が4合以上あったのは内緒である。
8/13(土)
漢、秋田へ行く
朝ごぱん!ぱんぱぱん!
朝ご飯の時間はもちろん8時である。眠すぎる。
朝から健康。ご飯はもちろんおかわりした。
灼熱の朝風呂にも入り準備万端。部屋で二度寝をして10時に宿を出発。ギリギリまで宿を堪能するのも漢の嗜みである。
そして昨日の御座石神社の祈りが効いたのか、なぜか晴れた。
せっかくなので田沢湖で写真撮影。やはり旅行は晴れに限る。
田沢湖から秋田までは約1時間半、漢のジャンケンで勝ったナカDの運転で向かう。
眠すぎる目を擦りながら秋田へ到着。道中は睡魔との戦いだった。ハルクは寝た。
そして時間はお昼すぎ、名物の比内地鶏の親子丼を食べに行こう。
到着!
ハンバーガーである。親子丼と間違えてハンバーガーを食べてしまうお茶目な漢。
本当は店が閉まってた。
普通に美味しかったのでよしとしよう。漢には寛容さが大切である。動かざること山の如しとはこのことである。
気を取り直して次のスポットへ、と言いたいところだが本当にやることがない。流石は秋田県、名前の通りいけどもいけども田んぼしかない。
仕方ないので日本海を眺めるとしよう。
わざわざ海水浴場まで来たが10分で退却。男鹿半島へ行く予定だったがどう考えても天気が悪そうだったため、さっさと秋田駅へ帰ることに。
途中で秋田のねぶり流し館によったよ。
やはりイオンマイスターとして秋田のイオンにも寄ってみた。秋田っぽいイオンで安心した。
なんやかんや新幹線の時間までもう少しになったため、レンタカー返却へ。
返却のタイミングで偉そうな係の人が
「これ、新車だよね、、、?」
と他の若い係の人に声をかけていたが我々は気にせず帰還。汚れてこその新車である。マジごめん。いや、本気御免。
新幹線待ちがてら駅横のビルで秋田最後の食事へ。今度こそ間違えずに比内地鶏を食す。
やはり親子丼は美味い。なんやかんやいいお値段だが食べる価値はあった。
こうして秋田を満喫した我々は新幹線で東京へと帰還。
秋田から東京まで新幹線なのに3時間半くらいかかるのは流石に遠すぎる。
そんなこんなで漢旅完結です。2日目は本気でご飯食べただけですが大満足です。
秋田でますます漢に磨きがかかった気がしますね。
山菜を食べすぎたのか腸の働きが活発になりすぎて一日5回くらい💩してました。
便秘の人は秋田に行けば間違いなく治るでしょう。
乳頭温泉は若いうちに行くよりも老後の楽しみとして取っておくのがオススメかもしれません。なにせ温泉しかないので。
日本酒好きにはたまらない県であることは間違いないので、ぜひへべれけ旅しに秋田に行ってみたらいいんじゃないか?
また会いましょう。
かずやでした。
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