「ガソリン生活」を読んだ
「ガソリン生活」 伊坂幸太郎 朝日文庫 を読んだ。
聡明な弟・亨とのんきな兄・良男のでこぼこ兄弟がドライブ中に乗せたある女優が、翌日急死! 一家はさらなる謎に巻き込まれ…!? 車同士が楽しくおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる仲良し家族の冒険譚! 愛すべきオフビート長編ミステリー。
(Google Books)
とりあえず、分厚い。515頁。
やれやれ、一段落、いや、二段落したかと思ったら、まだ、アレがコレにつながるんかーい、という感じ。
車同士のおしゃべりで、謎解きが進むのだが、車のおしゃべりは、人間には聞こえない。
逆に、車から離れたところで話されたことは、車にはわからない。
このヤキモキ感(笑)
胸糞悪い連中が出てくるが、伊坂幸太郎を信じて、読み進める。
必ずや、スカッとするであろう、と。
途中、ファミレスの駐車場で
「中年の男が四人いただろ。あれはさ、全員、父親なんだよ。あの由紀夫という若者の父親だ」
って、あるんだけど、「オー!・ファーザー」だよね?
実は他にもリンクがあるんだろうか…
そんなにヘビー伊坂幸太郎読者じゃないから、わからないが。
とにかく、車同士の会話が面白い。
車好きの人ならもっと面白いかもね。
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