「初めて会う人」を読んだ
「初めて会う人」 くわがきあゆ 産業編集センター を読んだ。
いやぁ、良かった。
久々に感想を残そうと思うくらいに。
まず、登場人物が常軌を逸している。
憧れの人を模倣する男。
周りを盛り上げる為には、他人を貶めることを何とも思わない女。
いや、こういう人はいるでしょう。
しかし、気持ち悪くなるくらい酷いのだ。
酷いというか、突き抜けている。
本人には悪気がないんだから。
己の欲望に忠実。
でも、これは、話の本筋ではないところが、またすごい。
完黙を続ける容疑者。
一体、何が起きていたのか。
まぁ、それは読んでのお楽しみ。
まぁ、この人にも突き抜けた思いがあるのだ、ってことで。
そして、最後まで気を抜けないことも忠告しておこう。
最後まで読んで、初めて題名の意味がわかるんじゃないかな。
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