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春風亭一之輔独演会 feat. 博多華丸・大吉(01/31/25)

春風亭一之輔独演会 feat. 博多華丸・大吉@上野鈴本演芸場

どちらかというとお笑いも上方志向といえど、江戸前で今、脂の乗ったこの方は外せない、と駆け付けてみた(ネット予約瞬殺、取れたのがミラクル)。
その昔の中学時代、期末テストで中電ホールの枝雀を諦め、その後上京した時にはプラチナで取れず、結局行けずじまい、悔やんでも悔やみきれない苦い思い出に。そんな事もあり、自分もだいぶ歳を重ねたので、もう行きたい所には行く、会いたい人には会う。そんな心境の今日この頃、おあとがよろしいようで…(違)

🔷「近日息子」春風亭いっ休(二ツ目)… 「お前と話してると息が詰まるよ」と言われ、文字通り受け取ってしまった息子が、医者や葬儀屋まで連れてきてしまうドタバタ。

🔷「松竹梅」春風亭一之輔… 名前の縁起が良いというだけでご近所の婚礼の余興に呼ばれた、松五郎、梅吉、竹蔵の、トボケたちぐはぐな掛け合いが見もの。

🔷「反対俥(上方:いらち俥)」一之輔… 上野へ急ぐ客を乗せた車屋が、前日まで学校の先生をしていて数十年ぶりに車を動かす、それを沿道で孫娘が応援するという、予想外の令和バージョン。

🔶博多華丸・大吉… 余り東京の寄席には出演しないというお2人が、徐々にほぐれてはっちゃけてゆく様が楽しかった。児玉清の物真似、あいうえお作文、タイムリーで苦笑。

「ウ」海と毒薬などの著書で知られた作家と言えば?
「エ」遠藤周作
「オ」お見事👀!

🔶御三方トーク(華丸・大吉、某K朝師匠のゲストに呼ばれた時のシーンとしたお客様とは対照的に、今日のお客様は温かいという、ぶっちゃけ話に場内爆笑)

🔷「だんご屋政談」一之輔… 初詣の道中、飴屋や団子屋の店先で繰り広げられる親子バトル、「初天神」の続編的作品。🍡の蜜🍯2度漬け3度漬け禁止で、すっとぼけた親子を何故か大岡越前が裁くという、絵本も出版されている一之輔新作。1月と云えば初天神、更にストーリーが飛躍していて面白かった。

お弟子さんの春風亭らいちさん
ついでに開演前に立ち寄った、シアトルズベスト上野マルイ店(シナボン併設店)の、パンダボン、ビフォー&アフター🐼

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