【全文公開】パラリンピック競技は究極の縛りプレー!? まとめ記事紹介

たくさんの障害を持つ当事者の知り合いがいて、たくさんの知らない世界を知ることができています。

スポーツも同じ。普通の人よりパラスポーツに触れる機会も多いと思います。

そこで見たのは…純粋なゲームとしての面白さ。決してオリンピックの劣化版ではなく、オリジナルの面白さ満載なのです!

でも全部は知らない・・・と思ってたら良い記事に出会いました

メガネくんさん。サカナくんさんみたいになりました。

視覚障害競技だけをがっつりまとめてくれております。

しっかりとクラス分けの解説もあり、もちろん、競技の面白さの解説も素晴らしく、ついつい「やってみたくなる」「まずはユーチューブで」となりました。

ぜひ、みなさんにも読んでいただきたい。パラリンピックが10倍楽しめること、間違いありません。

視覚障害だけでこれだけ

他にも、色々な障害に対応して、もっともっとたくさんの競技が予定されています。

ですが、視覚障害だけでも相当な数。これは、おそるべし、パラリンピック。

パラスポーツは劣化版じゃない、進化版だ

一般的にスポーツは、公平性に加え、いい具合の偶然性もミックスされた微妙なバランスでルールが進化してきました。

昔、野球をモチーフに新たなゲームを作った時、先輩に言われたのが、

既にあるスポーツは練り込まれている。下手に触ると基本的には面白くなくなるぞ。

というもの。

9回の表裏の攻防。これが8回なら?野手の人数が一人減ったら?ストライクは2で三振にしたら?などのほんのちょっとの変化でも、今の面白さのバランスを損ねる恐れがあります。

ならばパラスポーツは・・・というところですが、上の先輩の言葉の一部分に着目します。

下手に触ると

つまり、下手に触ったのではなく、障害があってもゲームの面白さを損ねないよう、真剣に触った、ということが良く分かります。

なぜなら、

パラスポーツは見ても楽しい

という作りになっているのです。つまり、できないからやさしくした、のではなく、できない部分がある、だからそれを踏まえてもっと面白くした、という開発が行われたに違いありません。

車椅子マラソンパラスポーツ

ゲームの楽しみ方の一つにある「縛りプレー」

ゲームを遊ぶとき、たぶん1回エンディングを体験した後だと思いますが、自らルールを作って遊ぶ、ということが良く行われています。

その一つが、「武器や得意技のどれかを使わないでクリアしてみる」といった、条件を付けた遊び方。人数を減らす、時間縛り、など楽しみ方は人それぞれですが、それが楽しみ方のスタンダードとして世の中に広がることもあります。

それまでのバランスは崩れますが、新たな攻略法が必要だったり、新たなテクニックが開発されたりします。それが良い方向になることも。

パラスポーツは、障害に応じた「カスタマイズルール」

ブラインドサッカー、略してブラサカ。

サッカーはもちろん世界中で人気のあるスポーツ。

ここに、「視覚情報をカットしてサッカーをしたら?」という条件を入れたものがブラインドサッカー

ここで、サッカーの面白さのポイントはキープしつつ、新たなルール設計をかなりしっかり行った結果、見てもやっても楽しい新たなスポーツが誕生したわけです。

組手から始まるスピーディー柔道

視覚障害対応柔道であれば、組み合ったところから試合開始。これにより、組手あらそい、は無くなりますがいきなり投げの打ち合いというスピーディーな展開が楽しめます。

実際、試合のテンポはすさまじいほど。力と技の出し合いが全ての時間で堪能できる、「柔道の縛りプレーで面白い競技」となっているのです。

全ての人、楽しもうよ!のボッチャ

視覚障害競技ではありませんが、ボッチャも相当良く練られたルールです。

イメージとしては、カーリング。瞬間でプレーが決まるスピーディーな展開ながら、テクニックと運のバランスも秀逸で、障害の有無や年齢や性別に全く関係なく楽しめるものとなっています。

自分でもその体験から、note記事もブログも書いています。

個人的ドはまりはチェアスキー

多くのパラスポーツ。フルスペックのルールと違って、少しやさしいのかな?と思われがちですが。全く正反対。

スーパーアスリートが命がけで戦う、ガチスポーツなのです。ほとんどの競技は、健常者のアスリートでも勝てないんじゃないか、と思われるほど、きっちりと高められたものです。

自分の中で、その感覚の一番驚いたのが、チェアスキー。今回は紹介されていませんが、そのエッセンスは感じていただけるかと。

バカです!もちろんべた褒めです!

冬季パラリンピックで金メダリストの大日方さんとも仕事でご一緒させていただくことがありました。そこで、自分がチェアスキーにハートをわしづかみにされたある出会いをお話したのですが・・・

元々スキー好きです。

ある年、ちょっと滑り出しを躊躇していた急斜面で、自分の腰くらいの高さでぶっ飛んでいく変なスキーだかなんだか分からないマシンに遭遇。人馬一体、みたいな感じのカッコよさ。そして迫力。圧倒的なスピード。見たことがない動き。

慌ててついていったのですが、追いつけない。

なんだこりゃ、と驚いたのがチェアスキーでした。場所は志賀高原の確かジャイアントというゲレンデで・・・という流れから、

それ、私です

えええええ。パラリンピック前にトレーニングをしていた、ということ。

つまり、アスリートが挑むかっこいいスポーツ

パラスポーツ、まさにこの段落名の通り。

全てのパラスポーツを愛する人、支える人、そして、それを純粋に楽しむ人。皆さんにエールを送ります。

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日々の生活で、障害のある方に接してる人は少ないと思います。 幸い様々な方と仕事で知り合い、様々な気付きがありました。その気づきを書いていきます。 一見雑に見えることも書きます。リアルな接触体験は、ヒューマニズムに溢れたものばかりではないのです。 そのため、少しだけ敷居を作らせていただきます。

様々な障害を持つ友人がいて、一緒に活動するだけで、様々な知見が得られます。無力を感じることも。 でも、少しでも自分の気づきを世の中にシェ…

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