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ニシイケバレイ通信 Vol.3


ありがとう!モータープール

去る7月29日、ニシイケバレイ3周年企画の縁日が盛況に終わりました! ちょうどChanoma前にある駐車場が解体を前にして空っぽというこの大チャンス。ここを全部使って縁日をやろう!と数か月前、いや半年以上前から構想。
ニシイケバレイで活動している各店舗やシェアキッチンのメンバーに声をかけ、なるべく昔からなじみあるベタな感じでやろうと声をかけたら、皆さんいい感じにノッてくれて、ヨーヨー、型抜き、スーパーボールくじ、射的、花火、綿菓子、ラムネ、かき氷、焼き鳥などなど、ザ祭りな陣容に! 酷暑の中、皆で当日準備し、内心では人来てくれるかなぁ?と不安もありましたが、開始の16時になった途端に、どこからともなくドーッと人が押し寄せ、数歩歩けば知っている人に会い、挨拶をし、ということの連続で結局写真を一枚も撮ることも忘れ、まさに怒涛のように時間が過ぎていき・・・ 終了し、片付けが終わり、皆が抜け殻のように。そして私も吸い込まれるように「わく別誂」に行くと、いつもの馴染みの顔ぶればかり、ニシイケバレイの創設メンバーも全員揃い、なんとも言えない多幸感の中、長い1日が終わったのでした。
今回のメイン会場だった駐車場「深野モータープール」はこの8月21日から解体を行い、今秋から建築工事が始まり、来秋に3階建てのマンションが完成予定。スクラップ&ビルドではあるけど、縁日がここであったなぁ、楽しかったなぁという思い出がそれぞれの心のどっかにしまわれ、土地に対する、感謝とまではいかなくともそれぞれの良き印象が積層していった方が、その土地、空間が良き想念をまとうことができ、あらたな風景も愛されるのではないか、そんなノスタルジックなことを考えています。
解体前日の8月20日午後には知人であるアイヌのウタエさんに来てもらい、最後にこの解体される駐車場の土地に対して感謝を述べる儀式的なものをアイヌ式に行う予定ですので、お時間ある方ぜひ誰でも参加してください! 
ご案内はあらためて。

(深野※ニシイケバレイオーナー)

『レイコ』

関西ではアイスコーヒーを『レイコ』と言います。アイスコーヒーから 冷たいコーヒーそして冷コーになったのとか。
人にコーヒーを淹れる仕事を始めて10年以上経ちますが、 美味しいアイスコーヒーを追求するとある壁に毎回ぶつかる。 溶けるアイスコーヒーの氷の問題です。最初の一口で美味しいと感じるものか 氷の溶けた最後まで美味しいもののどちらが人は美味しいと感じるのでしょうか。 最初から最後まで美味しいというのが理想ではありますが、残念ながらそんなうまくいきません。 2つのアイスコーヒーには飲むシーンの違いが大きく関わっていると私は思います。 一口目に美味しいと感じるものはアイスコーヒーが主役たりうる存在で 『強い味』フレーバーだったり甘さが際立つものがそれに当たると考えていて 最後まで美味しいアイスコーヒーは『優しい味』バランスの取れた飽きがこないものに仕上げていて、 デザートのお供や食後のコーヒーなどに丁度良い味になっている。
Chanomaでは最後まで美味しい『優しい味』を追求して味の調整を行っています。 もし品評会での点数が高い貴重なコーヒーが手に入る機会があれば、 最初の一口から美味しいアイスコーヒーを追求してみたいですね。

(加藤※Chanoma

おいしいおやつを召し上がれ!オヤツハイツ

ニシイケバレイってどこ?と聞かれて困ったことは数知れず。特にアチックに至っては最初はぐるぐるしたものです。どこかに入り口や境界線があるわけでもなくそれは突然現れる。そんな隠れ家のような領域、ニシイケバレイ。そこは進化というかみんなで成長しているような空間で気付けば小さな池や畑が作られ、週に1度新鮮な野菜が届いたり、アチックでも曜日替わりで色々なお店がオープンする。いろんな方の思いがいろんな体験に出会わせてくれる。そう、ニシイケバレイとは「体験」そのものだ。そんなニシイケバレイを体験しオヤツハイツも少しは成長出来たかな?これからのニシイケバレイが楽しみです!
さて、そんなニシイケバレイを7月で卒業したオヤツハイツ。新たな体験の場が8月18日江古田ゆうゆうロード商店街(練馬区栄町20-8)にテイクアウト専門店としてオープンします。また会いましょう!おいしいおやつを召し上がれ、オヤツハイツでした。
(波多野※オヤツハイツ


インタビュー

Cnanoma店長 加藤 寛さん

Chanoma店長の加藤さんってどんな人ですか?と、ニシイケバレイの人たちに聞いてみた。
「少年」「会うと元気になる人」「かわいい人」「話し出すと止まらない」「1人人生ゲームする人」そんな加藤寛さん。彼にインタビューしてみた。
小学生の頃から、飲食業に携わりたいと思っていた加藤さん。ニシイケバレイオーナー深野さんに出会い、Chanomaの構想を聞いて、自分の能力や知識を出し惜しみせず、全て出しきろうと思ったという。
彼にラテをお願いすると、素晴らしいラテアートでふわふわミルクのラテを淹れてくれる。仕事に対しては手を抜かない彼が、コーヒー屋さん時代、徹夜で練習を繰り返し、手に入れたもの。その経験が自信となり、Chanomaで新しい挑戦が出来ているのかもしれない。     
「Chanomaの店長とは?」と聞くと、彼は「ニシイケバレイの玄関口で、池袋で知名度のあるカフェの店長。それを意識して仕事をしている」と言っていた。目指す場所があるなら、ちゃんと手を伸ばして登ろうとする人だ。「いろいろな所へ行ってみんなと話す機会がうれしい」「お客さんとの楽しいひと時を共有できたり、お客さんが何度も足を運んでくれたり、話しかけてくれたり。これ以上に楽しい仕事はないかな」と。「5年後は何をしていると思いますか?」と聞くと、彼は「ニシイケバレイと言ったら、まず深野さんだけど、僕もすぐに顔を思い浮かべてもらえるような人になっていたい」と答えた。今度は1人人生ゲームではなく、ままならない人生ゲームの会、開きましょう。

mai※インタビュアー)

ひひひ

母と私はスイカが好きである。
カットスイカではなく、できればまるまる1玉をザクッと切ってガブっといただきたい。
だがスイカは気軽に買える値段ではないし、買い物の帰りに気軽に買っていける重さでもない。
そんなことから私にとってスイカはかなり特別感のある食べ物だった。だから去年はスイカ購入を躊躇してしまい、結局2玉くらいで夏は終わっていってしまった。夏の食べ物に後悔すると、当たり前だが次の夏まで後悔を引きずることになる。今年の夏は私にとって「スイカの夏」といっても過言ではないだろう。去年の反省を活かし、私と母でルールを決めた。「いい価格でいい大きさのものを見つけたら買って帰る」である。そんな熱い二人の思いから、今年はもうすでに5玉以上いただいている。まだまだ夏はこれからであり、私たちのスイカ記録は更新されていくだろう。次のスイカはいつになるかなと「ひひひ」な気持ちになるのであった。(スイカといえば、最近「すいか」という2003年のドラマがをみました。ぜひのんびりとした今年夏休みの一本に!)

編集担当 寺本

まるいもんの日常



ニシイケバレイ通信 Vol.3 まとめ

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