姉さんが家を出て行った夜のこと 3(終)
膝から崩れ落ちた姉さんを抱き留めた。イッたばかりの姉さんはハアハアとお酒臭い息を荒げながら、僕にしがみついてきた。目隠しされた姉さんの唇が目の前にあったので、貪るようにキスをした。姉さんにすれば不意打ちのキスだったはずだが、待っていたかのように舌を差し込んできた。裸でくっつきあいながらキスをしたのも久しぶりだったし、目隠しされた姉さんの唇を乱暴に奪うのも、すごく興奮した。近親相姦の時しか許されないキスに夢中になっていると、姉さんがふいに顔を離して、耳元でこうぼそり囁いた。