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エロコラム

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エロについて考察したコラムのたぐいはこちら。
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2024西田三郎セルフアワード

 本年も残すところあとわずか。  今年もグレートギャンブラー・水原一平、芸能界・次から次へと消しゴムマジック、高収入目指すなら闇バイトル、75万ポッキリであなたの選挙を総プロデュース、103万以上に越えられない玉木雄一郎女性の趣味の壁、渡辺恒雄氏奇跡の入滅といろいろと話題に事欠かない一年でしたが、その一年も残すところあとわずか。  まあ皆さん、今日はアメ横や黒門市場や錦市場に出かけたり大掃除をしたり紅白歌合戦にケチをつけるために待機したりいろいろお忙しいところかと思われま

寝取られのポジショニングマップ

    ■「寝取られもの」の現状  「寝取られもの」はポルノコンテンツの王道ジャンルだ。  欧州のある国の名前がついた某有名官能小説レーベルの主流はいま「誘惑」と「凌辱」の2本柱であり、「寝取られもの」は下火となっている。  しかし日本の官能小説家の若大将である草●優センセイなどは、寝取られ小説をたくさん書いている(最近は誘惑ものが多いようだが)。  ドラマを得意とするAVメーカーのいくつかは「寝取られもの」を専門としている。  あとまあなぜかエロ漫画の世界では「N

AIは「スケベ顔」を理解するか

■あなたにとってのスケベ顔は?  「スケベ顔」と聞いて皆さんが想像するのは誰の顔だろうか。    石原さとみか?  小嶋陽菜か?  篠原涼子か?  長澤まさみか?  ベタだけど、田中みな実か?  個人的には、あべみほの顔はエロ味が強いと思う。  あと、最近はあんまり見かけないが佐藤江梨子とか。 ■AIとわたしたちのくらし  で、まあ生成AIの話だ。  最近の生成AI画像はすごい。すごすぎる。  液タブでシコシコと絵を描いているのがアホらしくなるくらいだ。

息子さんを弱者中年男性にしないための10箇条

#未来のためにできること ↓弱者中年男性をモチーフにした自作小説  当noteの読者ならおわかりいただけると思いますが、今、日本が抱えている最大の問題は、少子化でも皇位継承者の不足でもありません。  弱者中年男性の増加です。  今回のnoteは(とくに熟れたエロい人妻の読者が多いという当noteの特性を鑑みて)世間のお母さん方に向けて、息子さんを弱者中年男性にしないための対策について述べていきたいと思います。 ■弱者中年男性が生まれる条件とその対策1.サえないのをほ

いま話題の「警察小説」について

 ※アイキャッチイラストと内容はまったく関係ありません。  少し前、なにかと創作界隈で話題を集めていた「警察小説」ですが、  実はわたくし西田三郎も書きました「警察小説」。  エロはないホラーですが。  いずれこちらでも発表させていただく予定です。  しかし警察小説とエロ、なかなか結び付けるのは難しいですね。  警察でエロをやる、となりますと、 ・女刑事がヤクザや悪の組織に掴まってエロいことをされまくる。 ・スケベ女刑事が色気とセックステクを使って事件を解決。 ・絶倫

時代劇キャラのエロ属性について【中編】

 鬼畜インチキ時代官能小説『手籠め侍』箸休め企画第2段。  時代劇に登場しがちな女性キャラクターたちは、なぜ時代を超えて今日に暮らす我々の浅はかな下半身に訴えかける普遍的なエロ性を持つのかを考えるこの企画。  ↓いまいち不評のようだが【前編】はこちら。  さて前回は「町娘」と「武家の妻」について考えてみたのだが、やはり時代劇といえばこれを抜きには語れない。 ■花魁  花魁はつまり、いわゆる性を売る職業の女性たちだ。   まあ名取裕子主演・五社英雄監督の「吉原炎上」

いわゆる「廃墟ビキニ」に関する考察

 いよいよ夏到来。  ということは本格的なグラビアシーズン到来、ということだ。  いや、どうだろう。  グラビアでは確かに被写体である女性たちは水着なわけだから、かつ水辺にいるわけだから、季節は夏が相応しいのかもしれない。  しかし、実のところグラビアはオールシーズンだ。  季節を問わない。  その証拠に前回は、こんな ↓ 考察をしてみた。  この考察においては、  こんな  こんな  こーんな  ビキニグラビアが世間に溢れていることを取り上げ、『なぜ雪原でビ

会社のエッチな場所に関する考察

 どうもはじめまして。  わたし、社 畜三と申します。  一介のサラリーマンです。  オフィスワークをされている皆さんにお伺いしたいのですが、クソ長くてダルくて内容のないダラダラ会議のとき、皆さんはいったいどんなエロいことを考えているでしょうか?  まさかと思いますが、ルーチンな社内会議のたびに「この会議中に何らかのツメアトを残さないと……」と、建設的なように聞こえてたいして中身のない発言の機会を伺っている人ばかりではありますまい。  わたしなどは会議中、ほぼエロいこ

なぜ私どもはミニスカに魅せられる?

 暑くなってきた。  いや、暑くなってくる前からさいきん、街ではやたらミニ丈のスカートを履いた女子が目立つ。  なぜだ?  いつの間に?  なんでこんなにスカートはまた短くなった?  思えば90年代、女の子たちのスカートはこーんなに短かった。  で、また少し長くなって、2000年代にはまた短くなった。  女子高生のスカートもこんなんだった。  で、いまの女の子たちに流行ってるのはこういうのだ。  こーいうのをY2Kファッションというらしい。  てか数年前から流

いわゆる「雪原ビキニ」に関する考察

 寒い。それにしても寒い。  こう寒いと心もきんたまも縮み上がる。  ひもじい、寒い、もう死にたい……不幸はこの順にやってくるという。  まあ寒いからと言って縮こまってばかりもいられないので、本日は皆さん大好きなビキニグラビアについて考察したいと思う。  ビキニグラビアに関しては以前、こういう↓考察をした。  この投稿が意外と好評だったので、その柳の下の二匹目のドジョウを狙おうというわけだ。  さて、今回考えていきたいのは「雪原ビキニ」だ。  前回は、なぜグラビア

実証実験:AIはテンプレ系エロ小説の夢を見るか

#画像生成AIチャレンジ  たとえば是枝裕和監督の「万引き家族」という映画を観たあと、同じ映画を観た人と話していてまったく話がかみ合わない、ということがあった。 「あれは日本の貧困や格差を描いているといわれていますが、違いますよね! あれは……『他人の人生を万引きした男』の物語なんですよ!」  とその人。 「…………?????(え、なにその文学的な感想?)」  とわたし。  というかわたしは是枝監督の映画を観るたびにあの監督の色濃いショタ愛が感じられて、どーもあまり

三連休特別企画:AIでつくろうエロい人妻

 世間は3連休だ。  とはいえわたしは明日の今頃、(現在11月3日午後6時)働いてるだろう。  かといってここでありきたりな労働奴隷自慢をするつもりはない。  手元の仕事も目途が立ったので、今日「文化の日」らしく文化的なチャレンジをしてみたいと思う。  さて、何かと話題のAI、すっかりリア貧・ネット充のみなさんの楽しい玩具になっている感があるが、はっきり言ってわたしはAIが怖い。  というか、なぜ皆さんはAIが怖くないのだろうか?  最近はAIお絵かきやAI創作という

官能小説ヒロインのオリジナルを踏まえた描写についてのあれこれ

■  官能小説のなかでも、できるだけ字数を少なくしなければならない(スポーツ新聞や雑誌連載のような)形態のものでは、あまり人物描写に字数を割けない。  ぽってりした唇の瓜実顔、肌は抜けるように白く……とか、  たわわな乳房がブラウスを大きく持ち上げ、歩くたびに重そうに揺れた、とか、  くびれから尻へのなだらかな丘陵は実に煽情的で、母性すら感じさせる丸く大きな尻がタイトスカートになんとか収まっている、とか、  そういうことをいちいち描写していると、意外と行数を割くもの

ポルノコンテンツにおける女性の属性について

■  人によりポルノに関する嗜好の違い、というものがある。  人それぞれ好みが違うからこそ、それぞれの好みに応じたポルノコンテンツが作られ、消費され、それが多様性を生む。  たとえばわが国がハンバーグやカレーが好きな人間ばかりだと(すでにそうなりつつあるのかも知れないが)国全体がお子様ランチのようになってしまう。  コノワタやサザエの肝が好きな人間がいて、食の多様性が生まれるというものだ。  しかし、ポルノコンテンツというのはその他の映像作品……映画やドラマ、アニメ