DORAEMON-GO!
毎日更新187日目。
昨日、バイトからバイトへと移動している時の事。
僕は西武池袋線の電車に乗り込んだ。
すると車内がいつもと違う。
全体的に青がかっていて、よく見ると「ドラえもん」だらけなのだ。
車内の至る所にドラえもんの絵があり、座席にもドラえもんの顔、吊り革まで青と白で出来ている。
僕は一旦、ホームに戻り電車を外から確認した。
すると車体に「DORAEMON-GO!」と書かれていたのである。
電車でたまに見かける、期間限定で特定のキャラクターをフィーチャーした車両なのだ。
それのドラえもんバージョンなのである。
僕のテンションは爆上がりした。
何を隠そう、私にっしゃん
ドラえもんが大好きなのである。
原作コミック全巻持ってるし、毎週金曜アニメ観てたし、映画も全て観た。
「ドラえもん のび太と妖精の国」というスーパーファミコンのゲームもめっちゃやり込んだ。
あのゲーム、当時としては珍しいアクション+RPGというスタイルだった。
結構面白かった記憶がある。
ちなみにスーパーファミコンのドラえもんは3まであり、もちろん全てやった。
メガドライブのドラえもんのゲームもやりたくて、メガドライブ本体をおじいちゃんに買ってもらったが、結局ドラえもん以外やる事はなく、非常に勿体無い買い物をしてしまった記憶がある。
あの時はおじいちゃんに申し訳ない事をした。
と、この様に僕は小さい頃からドラえもんが好きなのだ。
さすがに最近はちょっと離れていたが、一時期はオタクと言ってもいい時期もあった様に思う。
そんな僕の前に突如現れた「DORAEMON-GO!」
あの時の熱が沸々と蘇ってきた。
僕は思った。
「写真を撮りたい、、、!!」
何せ、車内の至る所にドラえもんがいるのである。
撮りたいポイントがいっぱいあるのだ。
しかし昨日は日曜日。
車内は満員ではないが、ある程度人が乗っている。
そんな中、アラフォーのおじさんがドラえもんをスマホで必死にパシャパシャ撮っていたらどう思われるだろうか。
ちょっと車両変えよっか、、、になる事、間違いなしである。
「タララッラッタラ〜!人生詰みかけの大きなお友達〜!」である。
どんなひみつ道具やねん。
ちなみにタララッラッタラ〜!は旧TV版でひみつ道具を出す時、実際に鳴ってはおらず、たぶん誰かが言い出したただのイメージである。
実際の音はピシャン!ピボボボン!みたいな感じである。
少し話が逸れたが、大きなお友達になるのはまずい。
いや、大きなお友達に思われのはまだいい方である。
下手すると、、、
盗撮犯に間違われる可能性もある。
ドラえもんを撮ると見せかけて違う所を撮る、極めて悪質な盗撮犯と思われてしまうのだ。
実際に僕はプール時代、そんな奴をいっぱい捕まえてきた。
なのに自分が間違われるわけにはいかない。
写真は諦めるか。
いや、だけどせっかくこの車両に巡り会ったのだから、何か写真に残しておきたい。
次、乗れるかも分からないのである。
僕は迷った末、コソッと一枚撮ってみる事にした。
席に座りながら周りに気付かれず、サッと撮る作戦である。
スマホを見ているフリをしながら、こっそりカメラアプリを起動する。
基本目線を外しながら、時折対象を確認する。
顔の向き、身体の向きは別の方を向きながら、スマホのカメラレンズだけは対象を真正面に捉えるようにする。
そんな動作をしながら僕は思った。
完全に盗撮犯のそれやないか!!!
盗撮犯の基本所作その1やないか!
こんな動きしてる奴、今まで何十人捕まえてきたか!
あいつら捕まったらすぐ泣くフリすんねん!
でも心の中では何とか逃げる事しか考えてへんから涙一滴も出てへんねん!
全員、警察に突き出したったけどな!
あ、ちなみに盗撮行為を茶化してるわけでは一切ないですからね!
近年、盗撮を最も憎み、最も捕まえたのは僕ですから!
にっしゃんは女性の味方です!!
結局僕は車内のドラえもんを撮る事は諦めた。
ある程度人がいる車内で撮影しようとしているのが無理があるのである。
代わりに外から見たDORAEMON-GOだけ撮っておこうと思った。
ホームから車体を撮るだけなら誰にも迷惑がかからないからである。
そうして撮った写真がこちら。
ドラえもん感、うっす、、、
車内はあんなにドラえもんで溢れていたのに。
まあ、車体青で字白やからドラえもんっぽさはあるんやけども。
とりあえず今日はこれで満足しておくしかないか。
それから僕はドラえもんに溢れた電車で帰った。
ぜひまた巡り会いたい。
しかも人がほとんど乗ってない時に。
そうなれば今度こそ車内のドラえもんを、、、
では、最後に一つ。
僕が一番好きな劇場版は「ドラえもん のび太のパラレル最遊記」です。
途中のホラーっぽい展開が堪らんのです。
観た事ない方は観てみて下さい。
それでは、また明日。