人と人を仲良くさせるには、どうしたらいいか ~1年生歓迎会から思うこと~
「では、初めて会う人ばかりだと思うので、自己紹介をしましょう!」
定番の自己紹介。
どこでもある。
で、長々話す人。
超大人数でもやる人。
10人越えたら、もう名前すらも覚えられない。
しかも、それで
「これで、お互いのことよく知れましたか?」
って!
「知れるか!」
って心の中で、突っ込むんだけど…
自己紹介ってそもそも?
って考えると、難しい。
必要か不必要かと言われたら、必要だし。
でも、あんまり意味もない時もある。
やっぱり何事も目的に合わせて行うべき
先日、勤めている学校で異年齢集団の出会いの式と歓迎会があった。
やっぱり、初めは自己紹介。
なんかぎごちない。
緊張してる。
こんなんで大丈夫かと思ったんだけど、結果、すべての会が終わる頃には、すごく打ち解けてた。
①みんなで並んで遠足に行く。
②お弁当をソーシャルディスタンスで食べる。
③全校生で、放送でクイズをする。
④それぞれの班で遊ぶ。
だったんだけど、結局一番、仲が深まったのは、子ども同士で遊んでいる時④だった。
形式だった自己紹介なんて、いらなかった。
遊ぶことが、一番仲を深められた。
教師が、仕組んで仕組んでなんてことよりも、子ども同士は遊ぶことが一番。
それじゃあ、大人ならどうだろう?って思ったけど、
大人もまずは、何らかの作業をともにしたり、時には遊んだりで仲が深まる気がする。
かしこまった研修会では、そんなの無理だから名前だけ、さっさと紹介して後は、どうでもいい。
仲良くなるためのものでないなら。
今回、歓迎会の企画をしたけど、遊びは、今度から一番にしよう。
雨が降りそうだったからというのは、言い訳にして。
何もせず、仲をよくしようなんて無理。何かの作業をともにすることを通してしか、人と人の関係を深めることなんて不可能だ。子どもは遊びだ!
てか、当たり前か……