品出しの重要性とは?ただ並べるだけでは無いのです…。意識する事で何かが変わる!
二年前ぐらいになりますがコンビニで店長をしていた時に担当していたのが2便と3便(それぞれ緑常温、青チルド)の検品と品出しです。最初に気になったのは並べ方が適当で汚い事でした。どちらも全ての発注を担当していたので、この商品は売れる商品とあまり売れない商品など違いがある事を理解していました。極論を言えば売れるものだけ入れてあまり売れないものはカットなのですが、それでは選択肢が狭まってしまう事と売れるものだけで売り場を埋めるとなれば単品毎の量が増えすぎてしまう事なので売り場の品揃えを見せる為のアイテムとして考えました。
日本人スタッフは数人で殆どが留学生で且つ日本語を話せない、意味を理解出来ないレベル。何度も採用を反対し面接や採用権限も自分が保有していたにも関わらず言葉が話せないとか意味を理解出来なくても他の留学生スタッフが教えるから放置でいいでしょ。と何でも採用し放置でした。もちろんクレーム処理や自前で購入した翻訳機で自分が教えたり面倒をみたが覚えようと言う気持ちもなく、育成の手間暇や作業効率の悪さから出勤してレジだけみたいな流れになってしまい他の業務の殆どを自分が執り行う事に。トップの二人はやる気が失せてしまい出勤して来ない事が当たり前となる。
1便は夜勤さんの時間なので、私が介在する事はできないので毎日並び方が違ってぐちゃぐちゃであり、先出先入れも出来ていないなんて事は当たり前…数回夜勤さんにお願いしたのですがめんどくさいとの事で無理でした。結局、出勤時に並べ直したり鮮度チェックの際に先出先入れができているか確認し手直しを繰り返していました。友達も夜勤さんは常温一括で忙しいので1便に関しては先出先入れなども一切触れないようにしていました。
売りたい商品を目線の位置に配置する事やPOPをつける事など工夫し、置き場所も商品毎に一定の場所を決めて毎日の販売数にバラつきがでないように心掛け総数をデータ管理し廃棄コントロールを徹底し且つ早期完売などで機会損失を発生させないようにコツコツ調整していたのです。ただ、どこでもいいから並べる、めんどくさいから先出先入れもやらないなんて事はあり得ない事です。土日のスタッフと夜勤さんはやらない事が当たり前で、オーナーに何度か話したが少しの廃棄ぐらい良いと終わってしまいました。
検品の際にラベル向きを合わせる、ジャンル別に少し仕分けする、低くなった時に出しにくいので出し終わった番重を少し積み重ねたものを黒台車に乗せて台の代わりにする、ちょっとした工夫で負担が減ったり作業が早く終わるようになったり、廃棄が減ったり、売りたいものを意識的に販売できたり、楽しいと感じるポイントは必ずあるものなのです。
いつも同じ事を何となく同じようにしていれば自分自身、何も進歩しない、毎日少しずつ何かを意識しながら変えて自分なりの完成形を目指す事で仕事の習熟度や満足度は劇的に変わります。単純作業であればあるほど気付きが齎す効果は大きなものとなります。例えば、ツナマヨおにぎりも最上段に配置するのか目線の位置に配置するのかで販売数は全然違うのです。もっと売りたい、廃棄を減らしたい、その為にはどうしたら良いのか。意識しながら働けるように人材を育成しお店を良くする事でお店を好きになり仕事を好きになり良い循環が生まれ、お客さんも雰囲気の良いお店に来店するようになるのかもしれません。
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