【映画感想】いまや国民的アニメ!初の映画化に期待大!!
■映画名
SPY×FAMILY CODE-WHITE
■鑑賞日
令和5年12月24日
■個人的点数
90点 もはや何でもあり。でも、これで良い!
■概要
「SPY×FAMILY」に出会ったのは、数年前になります。某テレビ番組で紹介された漫画でした。その時は、単純に面白い漫画!という認識で単行本を買い始めましたが、ここまでの成長を遂げるとは・・・正直びっくりしています。「SPY×FAMILY」の概要についてはここで触れません。触れていたら、それだけで相当な分量になってしまいますしね。笑
今回は初の映画化です。漫画→テレビアニメ→映画と、絵にかいたような王道出世ルートで、世間の期待も否応なく高くなっている中での公開になりました。テレビアニメ版のクオリティーを考えると頷けます。さて、どんな作品に仕上がっているのでしょうか!期待しちゃいます!
■徒然なるままに
◎安定した面白さこそが売り
全体として、安定したストーリー展開とお約束の数々を散りばめられた「SPY×FAMILY」らしい作品に仕上がっていおり、好印象を持ちました。
もの凄い面白い!というわけではなく、観ていて安心できる内容と言えます。おそらく、それこそが今作品の最大の特徴なのではないかと思います。各キャラクターはそれぞれの役割をしっかりとこなし、作品全体を紡いでいく感じは王道でありつつも、なかなか出来ることではないです。
◎とても無理のある話
正直言って、無理な展開のオンパレードとなっています。まぁ、劇場版のお祭り騒ぎですから!と割り切ってしまえばいいのですけども、「あれれ?平気かな?」「流石にバレるでしょ!」というシーンは数多くあり、流石にこれは・・・という部分もあります。しかしながら、最終的には「まぁ、SPY×FAMILYらしいよね♪」と笑って評価することが出来る辺りに、この作品の凄さを感じます。
◎オールキャスト出演!
最初の映画化ということもあり、作品中に登場する主要キャラクターは全て登場します。ほんの少ししか登場しないキャラクターも多いし、出さなくても良かったのでは?というキャラクターもいるものの、無理のない登場のさせ方になっています。
映画版というのはお祭り騒ぎ的な要素を多分に含むものです。そういう観点では、十分にまとめられている内容だったと思います。
◎どことなく、あの作品に似ている
多くの日本国民が知っている「名探偵〇〇〇」に雰囲気が似ていると感じたのは、自分だけではないはずです。凄い似ているというわけではないのですけど、作品全体に漂う空気感が似ているんですよね。これは、両作品を観ていただくと通じるのかな?と思っています。このことは、別にネガティブな意味合いではありません。長く続く、本当の意味での国民的アニメになるポテンシャルを秘めているということです。
◎観て後悔しない良作
色々と書きましたけど、間違いなく良作です。期待値をあんなにも上げた状態での評価としては、十分な結果だと思います。事実として、来年も新作が上映されるとしたら間違いなく観に行くでしょう。今後のシリーズ化に期待大です!