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健康診断で胃の再検査になった時の心境を書いてみる。
胃。
胃って何をしてるのかな?
って考えたら
食べ物の消化かな?
ってくらいしか
浮かばない知識のない僕ですが。
健康診断で胃が引っかかってしまいました。
今回の健康診断は、めちゃめちゃ自信があって
体重も4キロくらい落としたし
毎朝、走ったり筋トレしてて
運動してたし
絶対、前回の健康診断より
血液検査の結果はいいぜ(*'▽')
なんて思ってたんですよ。
むしろ、早く健康診断しないかなあとか
健康診断が終わった後も
結果が早く分からないかなあとか
待ち望んでたんです。
ついに結果が届いて、封を破り
血液検査の結果を見ると
やはり過去のオレを超えている✨
毎朝の努力が報われたー!!!
って嬉しくなっちゃって
結果を封筒になおそうとしたら
なんか2枚くらい紙を発見。
(。´・ω・)ん?
なんだろうって、見てみたら
病院の先生に渡す用のお手紙と
胃の再検査をしてくださいという内容のお手紙。
あれ? これ誰かのが僕のに間違って入ってる?
何度も何度も確認するも
僕の名前だった。
さっきまでのテンションがいっきに
がくーーん って下がっていく。
え?なんかこわくて
誰にも言えないし
え?まずどこを受診したらいいの?
え?え?
仕事中だったから
何にもなかったような顔で仕事を再開するも
心の中はめっちゃパニック。
隙があれば、胃の検査をしてくれそうな場所を検索して
時期が年末だったから
早く再検査に行かないと
病院が閉まっちゃうんじゃないかと
大急ぎで探し回る。
やっと、なんとなく名前を聞いた事があるクリニックで
胃の検査ができそうなことが分かり
すぐに電話してみた。
「あの、健康診断の結果で、胃の再検査をして下さいって書いてあったんですけど、、そちらで、できますか?」
「はい、できますよ。来られる際は健康診断の結果も一緒にお持ちください。」
優しい事務のお姉さんの言葉と声色が
僕の心を少し癒してくれた気がした。
次の日に急遽、半日休みを頂き
朝一で急いでクリニックに向かう。
胃の検査だから、朝は何にも食べずに
健康診断の結果を握りしめて
準備万端で行ってきました。
しかし、そこで分かったのは
今日は検査できないという事でした。
胃の検査は予約制で
年をまたいだ1月6日にしかできないと言う。
今回は血圧測定と身長・体重の測定
血液検査と尿の検査だけで終わった。
そうか、、
すっきりした気持ちで
新年を迎えたかったけど
来年にならないと、結果は分からないんだな。
なんだか、もやもやと寂しい気持ちで
そのまま仕事に向かった。
でも、先生がこの時
僕の不安をきづかってくれて
健康診断の再検査で
癌が分かるのは
0.3%くらいで
ピロリ菌が分かる確率が
だいたい20パーセントくらいだから
ピロリ菌だったら、治療すればいいしね。
本当は、今年中に検査してやりたいけど
ごめんね。
めっちゃめちゃ優しい、先生。
もう、なにもかも先生にゆだねようと思った。
この日から、胃カメラの検査まで
1週間以上ある。
奥さんには詳細を伝えるとしても
自分の親に言うべきか
めっちゃ悩んだ。
心配するだろうしなあ、、。
でも、隠すのも嫌だし
何も知らない両親の笑顔を見るのも
なんか嫌だった。
とりあえず、検査ができる日が
来るのを静かに待つ。
人は目に見えないものを心配する生き物なんだなって
痛感した。
早く結果を知りたい気持ちと
出来れば知りたくない気持ち。
でもどっちかというと、僕は早く知りたかった。
結局、
両親にはやっぱりちゃんと伝える事にした。
「健康診断で引っかかって胃の再検査することになった。」
ボソッと伝えた。
年末に少し心配をかけてしまったなあ。
でも、両親に話すことで
僕の心配が少し軽くなるような気がしたから。
きっと僕よりも僕を心配してたかもしれない。
ごめんなさい。
あとは、何を考えてたかなって思い出すと
家族のことをずっと考えてた。
息子と隣で一緒に寝る夜が
ずっと続けばいいなあとか
ふと真夜中に思ったり
家族と寒空の下を歩いていて
なんか今日は、妙に星がきれいだなあとか
地元の星空のきれいさに嬉しくなったりした。
ずっと、ここにいて
今見てる物を
いつまでも見ていたいなあ。
子どもの顔を良く見るようになった。
昔撮った写真と見比べて
成長の様子が嬉しくて寂しかった。
自分の胃になにか症状はないかなとか
胃がんで検索したり
胃がんは初期はあまり症状が出ないって書いてて
そっか、、って思ったり
年始に美味しいものを食べ過ぎて
朝起きた時の、軽い胃もたれが、何かめっちゃ怖かった。
それでも、今、足を止めたらダメだなって思った。
腐っちゃいけないなって。
僕には僕の音楽活動を応援してくれる方がいて
そんな心強い人たちがいるから
見えない不安に負けちゃいけない。
どんな結果でも、夢を追いかけて
前を向いていようって
自分に言い聞かせてたな。
そんな、日によって
ゆがんだり固まっていく
僕のメンタルは
ふわふわと年始を過ごしていった。
そして胃カメラ当日。
結論から言うと
胃カメラの結果は何もなかった。
良かった。
本当に良かった。
大丈夫だったって言える幸せが
凄く嬉しかった。
心配かけたみんなに報告した。
これから、どんな病気になるとか
いつまで生きるとか
今はまだ見えないから
不安になったりするんだけど
今を腐らず、前を向いて歩いて行けたらいいな。
それだけでいいっていうか
それが大事だなって学びました。
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